平成26年度 保育改善専門講座実施要項 福島市教育実践センター 1 講座のねらい マンツーマンなどの個別の研修体制を取り入れ,受講生の指導力の向上と保育の質的 な改善・充実により,幼児の健全な自立を促すことのできる「結果の出せるプロの教師」 を育てる。 また,一連の研修活動を通して指導助言に当たる先輩教員から指導を受ける後輩教員 に対して,「教師力」の基礎である“教師文化”の伝承を図り,優れた教員人材の育成 を進める。 2 受講者 (1) 市内各園長の推薦を受けた,研修意欲の高い20歳代後半~30歳代前半の教員から, 本センターが「研修員」として2~3名を選考する。受講生には,研修修了時に「修了 証」を交付する。 (2) 選考のための資料は,園長の推薦書と,本人作成のレポートの2つとする。 3 指導助言者 (1) 幼稚園教育の指導に造詣の深い市内公立幼稚園長,学校教育課指導係(幼稚園担当指 導教諭),実践センター所員及びスクールアシスタント等から委嘱する。 4 研修内容 幼稚園教育要領の趣旨を踏まえつつ,自己の研修課題を明確にしてその解決を図り, 保育の質的改善・充実を目指す。 なお応募にあたっては,本センターで配付した『保育を深呼吸する』を参考とし, 自己の研修課題を明確にしておくことが望ましい。 5 研修方法 (1) 研修会と保育研究 指導助言者と受講生のマンツーマン指導を原則としながら,全体会やグループ協議等 を適宜取り入れつつ,研修会と保育研究を行う。 (2) 研修成果のまとめと報告 各保育研究後の事後研究会で明らかになった成果や課題,指導助言の内容等をまとめ て,各回毎に指導助言者及び講座担当指導主事(指導員)まで送付する。 研修成果としての保育改善の足跡や自己の保育観や幼児観についての変容,教師とし ての成長を一人一人がまとめ,研修報告会において報告するとともに,報告書を作成し, 市内各園・校に配付する。また,合わせて当実践センターホームページに掲載する。 (3) 園長及び園の理解を得て、受講生同士で時間の許す限り互いの保育研究を参観し、互 いに高め合う。 6 研修期間 1年間
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