墨田区住宅マスタープラン改定基礎調査業務委託仕様書;pdf

墨田区住宅マスタープラン改定基礎調査業務委託仕様書
1
総則
⑴
本委託は、この仕様書に定めるところによる。
⑵
この仕様書に明示のないもの又は解釈上疑義が生じたものについては、委託者及
び受託者双方で協議し、決定する。
2
委託目的
墨田区住宅マスタープラン改定基礎調査に関わる業務を行うに当たり、受託者は、
これに必要な調査及び検討を行うとともに、ノウハウツール、各種アドバイス、資料
等を提供するものとする。
3
業務内容
本業務は、新たな墨田区基本計画の策定を見据え、これとの整合を図りつつ、住宅
マスタープランの改定を検討するに当たり、現行の住宅施策を評価及び検証するほか、
各種統計データに基づく現状及び動向分析、区民の住まいに関する意識調査等を実施
することを主たる内容とする。
⑴
調査内容及び方法
ア
統計データの分析
平成25年住宅・土地統計調査をはじめ、最新の統計調査の結果から、区内の人
口及び世帯、住宅事情、住環境の現況等を明らかにするとともに、今後の動向を
考察すること。
イ
住宅施策の評価及び検証
現行の住宅施策について評価及び検証を行い、目標の達成度を把握するほか、
課題や原因を調査すること。
ウ
住まいに関する意識調査
区民(無作為抽出による2,000人程度を想定)を対象に、住まいに関するアン
ケート調査を実施すること。
調査項目の例
1 現在の住まいの状況
7 防犯対策の状況
2 住宅・住環境の問題点
8 高齢化対策の状況
3 地域コミュニティ
9 環境対策の状況
4 住み替え
10 住環境のおける子育て支援
5 住まいの維持保全
11 行政の取組みに関する意見
6 防災対策の状況
12 その他
1
エ
区所有住宅ストックの活用の検討
区民住宅(区建設型)をセーフティネット用の住宅に転用することの可能性を
評価し、具体的活用の方向性、手法等を検討すること。
オ
関係機関等へのヒアリング
先進的な取り組みをする他の自治体、関係機関、地域団体等に対し、住まいと
暮らしに関するヒアリング調査を実施すること。
カ
プラン改定の方向性等の整理
本調査を通じて、住宅施策の課題と住宅マスタープラン改定に向けたポイント
を整理すること。
⑵
調査結果の集約
「住宅セーフティネットの強化」、
「高齢者の新たな住まいづくり」
、
「民間住宅の
適切な供給誘導等」の3つの視点に留意しつつ、前記⑴による調査結果を取りまと
めた報告書を作成すること。
⑶
その他
住宅マスタープランの改定を検討する墨田区住宅施策推進委員会及び関係部会
に出席し、適宜この調査に関する報告等を行うこと。また、当該委員会等の運営に
当たり、資料や議事録の作成等の支援を行うこと。
4
成果品
⑴
墨田区住宅マスタープラン改定基礎調査報告書
100 部
A4判、1色刷り、150 ページ程度
⑵
墨田区住宅マスタープラン改定基礎調査報告書(概要版)
100 部
A4判、1色刷り、30 ページ程度
⑶
前記⑴及び⑵の電子データ一式(CD−R)
3部。PDF 及び文書作成ソフト(Word 推奨)形式による。
⑷
5
回収した調査票の原本
その他
⑴
成果品の提出先は、墨田区都市計画部住宅課とする。
⑵
本業務による成果品、業務に当たって作成した資料等の著作権は、全て墨田区に
帰属する。
⑶
本業務による成果品については、著作権法など法令に基づき保護される第三者の
権利を侵害するものでないこと。
⑷
受託者は、本業務による成果品、業務に当たって収集又は作成した資料等につい
て、原則として本業務以外に使用してはならない。ただし、区長が必要と認めた場
合は、この限りでない。
2
⑸
受託者は、本業務に当たり、区から貸与を受けた資料及びその他の資料につい
て、情報が他に漏洩しないよう十分注意すること。特に、個人情報については、
墨田区個人情報保護条例に基づき慎重に取り扱うこと。なお、貸与した資料は全
て返却すること。
⑹
6
契約金の支払方法は、契約履行後、受託者からの請求により支払うこととする。
連絡先
墨田区都市計画部住宅課計画担当 檜垣、伊藤
〒130-8640
東京都墨田区吾妻橋一丁目 23 番 20 号
電話番号 03-5608-6215(直通)
電子メール
[email protected]
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