西東京市公共施設等総合管理計画策定支援業務委託仕様書(案) (企画提案競技用) 1 件 名 西東京市公共施設等総合管理計画策定支援業務委託 2 目 的 西東京市の公共施設の適正配置は、平成 19 年 10 月の「施設白書」 、平成 21 年 3 月「公共施 設保全計画」 、平成 23 年 3 月「公共施設の適正配置に関する基本方針」、同 11 月「公共施設の 適正配置等に関する基本計画」等に基づき、取組を進めてきた。 西東京市では、これらの計画を踏まえつつ、平成 26 年 4 月 22 日付総財務第 75 号総務省自治 財政局財務調査課長通知「公共施設等総合管理計画の策定にあたっての指針の策定について」 (以下「総務省通知」という。 )に対応し、公共施設等総合管理計画を策定することとした。 公共施設等総合管理計画では、西東京市の公共施設等全体の現況等を把握・整理して分析を 行い、西東京市として今後どのように管理していくかを方針として示す必要がある。また、総 合管理計画では学校や道路といった施設類型の特性を踏まえて、施設類型ごとの管理について も基本的な方針を示すことが求められている。 公共施設等総合管理計画の策定にあたり、公共施設等の現況・将来見通し・課題を把握・整 理して分析を行い「公共施設の適正配置に関する基本方針」を改定し、施設全体及び施設類型 ごとの管理の基本方針を含む「公共施設の適正配置等に関する基本計画」を改定する。これら の作業を進める中で全体の整合性を確認しつつ、総務省通知等により求められた要件を満たす 公共施設等総合管理計画を策定する。 3 業務内容 受託者は、専門的見地から委託者に対し助言・支援を行うとともに、委託者が別に定め る監督職員と連絡を密にし、本業務を実施するものとする。 (1)公共施設の適正配置に関する基本方針の改定 「公共施設の適正配置に関する基本方針」(平成 23 年 3 月)について、総務省通知及 び西東京市行財政改革推進委員会「公共施設等総合管理計画策定に向けた基本的な考え 方に関する提言書」 (平成 27 年 1 月) (以下「提言書」という。 )、「公共施設等跡地活用 方針」(平成 27 年 1 月)を踏まえた内容に改定する。 (2) 公共施設の適正配置等に関する基本計画の改定 「公共施設の適正配置等に関する基本計画」 (平成 23 年 11 月)について、インフラ施設を 除く公共施設等の個別計画として、総務省通知及び「提言書」を踏まえた内容に改定する。 (3)各インフラ施設計画の改定準備支援 「道路整備計画」 (平成 19 年 3 月)、「橋りょう長寿命化修繕計画」 (平成 26 年 3 月) 、 「下水道プラン」 (平成 23 年 3 月)について、総務省通知及び「提言書」を踏まえた個 別計画となるよう改定するため、付加すべき方針及び整備すべきデータ等について整理 - 1 - する。 〇各計画の関係イメージ図 (西東京市公共施設等総合管理計画) (個別施設計画) 関 す る 基 本 方 針 公 共 施 設 の 適 正 配 置 に 公共施設の適正配置等に関する基本計画 凡例 改定する方針・計画 道路整備計画 付加すべき方針・整 橋りょう長寿命化修繕計画 備すべきデータ等 を整理する計画 下水道プラン 公共施設保全計画 整理・分析する計画 施設白書 (4)その他公共施設等総合管理計画の推進支援 ア 基本的考え方の掌握 本委託業務の目的や位置づけを理解するとともに、調査範囲や前提条件を整理・確認 するなど基本的考え方について掌握する。 イ 現状把握と資料収集等の調査 ① 既存資料等の整理及び分析 施設白書(改定版)及び今年度本市が作成する公共施設保全計画(改定版)、別途 提供する人口推計ほか、本市で提供する既存資料を整理するとともに分析を行う。 ② 資料収集及び現況調査 既に公共施設等総合管理計画を策定している他の自治体のさまざまな事例に関す る情報や資料を収集・整理を行う。 ③ 関係法令や市の各種計画等の整理 公共施設等総合管理計画を進めるにあたり、必要となる関係法令や本市の総合計 画、都市計画マスタープラン等における課題を抽出し、整合を図る。 ウ 施設性質別の適正配置案の検討、整理 公共施設の適正配置等に関する基本計画の策定に向けた基本的な方針をまとめるため の基礎資料として、複数のシナリオを想定の上検討し、シナリオごとにそれぞれのメリッ ト・デメリットの検討を行う。 ① 周辺地域の交通、環境等への影響度合いを検証する。 ② 公共施設の総量抑制に向けた課題等を整理し、その解決案を検証する。 ③ ②の課題整理や検証にあたっては、既存建物の有効活用や周辺施設を含めた課題 の整理、解決案の検証も行う。 - 2 - エ 打合せ及び報告の実施 ① 業務実施や進捗管理のため必要に応じ打ち合わせを行い、その内容についての記 録を作成する。 ② 庁内会議及び市民参加手続き(市民説明会等)関連資料の準備 ・作成 、会議記 録作成等を行う(各4回程度)。 ③ 議会への情報提供関連資料の準備 ・作成を行う(4回程度) 。 〇スケジュールのイメージ 「公共施設の適正配置に関する基本方針」の改定(案)を作成 平成 27 年 8~9 月 市民参加手続き (約 1 か月) 「公共施設の適正配置等に関する基本計画」の改定(案)を作成 の 改 定 準 備 支 援 「公共施設の適正配置に関する基本方針」の改定 平成 27 年 9 月 30 日完了 平成 27 年 11 月~12 月 市民参加手続き (約 1 か月) 各 イ ン フ ラ 施 設 計 画 議 会 へ の 情 報 提 供 平成 27 年 10 月 中間報告 「公共施設の適正配置等に関する基本計画」の改定 平成 28 年 2 月 10 日完了 平成 28 年 3 月 18 日完了 4 成果物 委託成果物の納品については、以下のとおりとする。 (1) 公共施設の適正配置に関する基本方針(納期:平成 27 年9月 30 日) A4判、2 色刷印刷対応原稿、60 ページ程度(電子データ) (2) 公共施設の適正配置に関する基本方針(概要版)(納期:平成 27 年9月 30 日) A4判、フルカラー印刷対応原稿、10 ページ程度(電子データ) なお、内容については中学生程度でも理解できるよう、分かり易い内容とすること。 (3) 公共施設の適正配置等に関する基本計画(納期:平成 28 年2月 10 日) A4判、2 色刷印刷対応原稿、60 ページ程度(電子データ) なお、報告書の内容を踏まえた必要な図面(簡易なもの)を作成することとし、詳 細は別途協議する。 (4) 公共施設等総合管理計画 インフラ施設個別計画作成に向けた課題整理報告書 A4判、モノクロ印刷対応原稿、20 ページ程度(電子データ) (5) 報告書に係る電子データ一式 WORD版、PDF版 CD-R 各3枚 ※1 WORDはマイクロソフトWORD2010 で読み込めるバージョンを使用するこ - 3 - と。PDFは ADOBE READER Ⅹで読み込めるバージョンを使用すること。 ※2 納品前にファイルのコンピュータウィルスチェックを最新の対策ソフトで実施 すること。 ※3 受託者は、図面を CAD にて作成する場合、Jw_cad(Copyright (C)1997-2014 Jiro Shimizu & Yoshifumi Tanaka)で利用できるデータ形式を使用すること。 ※4 委託者は、受託者から電子データで提出された成果品を、今後の公共施設の適 正配置に係る業務において無償で継続利用することができる。 (6) 調査の分析結果の基礎資料 5 契約期間 契約確定日の翌日から平成 28 年3月 18 日(金) 6 支払条件 業務履行後一括支払 7 契約保証金 免除 8 費用負担 委託業務の遂行に要する消耗品、その他諸雑費等については、全て受託業者の負担とす る。 9 受託者の責務 受託者は、業務を遂行するにあたり、本委託業務を履行するに十分な知識・経験を有す る者を配備し、委託契約約款及び本仕様書に基づき、市と連絡を密にし、忠実・誠実・正 確かつ迅速な支援に努めること。 10 守秘義務及び個人情報保護 (1) 業務上知り得た情報等について、本業務以外に使用してはならない。また、第三者に 対し漏洩してはならない。この守秘義務については、契約終了後も継続するものとする。 なお、秘密保持の義務及びその義務違反に対し西東京市個人情報保護条例第 35 条第1項、 第2項及び第5項の規定により処罰される。 (2) 受託者は、本業務の受託にあたり、個人情報の取扱につき下記事項を遵守しなければ ならない。 ア 再委託の禁止又は制限 イ 委託等の目的以外の利用の禁止 ウ 第三者への提供の禁止 エ 複写又は複製の禁止 オ 個人情報の返還義務 カ 事故発生時における報告義務 (3) 受託者の責により秘密が漏洩し、西東京市が損害を受けた場合、直ちに本契約を解除 - 4 - し、受託者はその損害に対し賠償の責を負うものとする。 11 その他 本業務の履行に際し、疑義等が生じた場合は双方の協議によりこれを解決するものとす る。 - 5 -
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