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松島町データヘルス計画策定業務委託
仕様書
1,業務名
町27委第032号
松島町データヘルス計画策定業務委託
2,委託期間
契約締結日から平成 28 年 3 月 31 日までとする。ただし、計画素案については、10 月末までとする。
3,業務の目的
松島町における保健事業を実施するにあたり、生活習慣病など早期発見・早期治療などの取り組み
が医療費抑制に効果的であり、国の「日本再興戦略」に基づきデータヘルス計画を策定するもの。
4,委託の内容
本計画策定に関する業務内容は、次のとおりとし、これらに関して発生する一切の費用は、委託料
に含まれるものとする。
(1)松島町の現状や課題・地域特性の把握
(2)データヘルス計画書の作成
①データ化の範囲
医科及び調剤レセプト(別紙、インターフェイス仕様書に即した内容とする)
②レセプトデータの期間
平成24年4月診療分から平成26年12月診療分とし、特定健診データについては、平成20
~26年度受診分とする。
③医療費分析項目
ⅰ疾病別医療費統計
ⅱ高額なレセプトの疾病傾向分析
ⅲ人工透析患者及び糖尿病患者に関する分析
ⅳ特定健診データ及びレセプトによる受診勧奨対象者に関する把握と分析
ⅴ特定健診の受診者と未受診者の治療状況(医療費を含む)
ⅵ特定保健指導対象者と非対象者の医療費の比較
ⅶ多受診患者に関する分析
ⅷ後発医薬品普及率
④計画素案の作成
⑤計画書の作成
(3)納品物
医療費分析結果をマイクロソフトワード並びにエクセルを用いて報告書として納品する。
①報告書はA4版、単色刷で製本したものを5部提出する。ページ数は30ページ程度を限度とす
る。
②報告書及び調査の過程で得られた統計資料等を表やグラフなど加工が可能なマイクロソフトワー
ド並びエクセル形式で、電子媒体(CD-R)で2部提出する。
(4)データベースの構築
①レセプトに記載されたすべての傷病名と診療行為(薬剤、検査、手術、処置、指導料など)を正
しく結びつけ、傷病名毎の医療費を算出したデータベースとすること。実際には治療されていな
い傷病名に医療費集計されることのないようにすること。
②レセプトに記載されている未コード化傷病名を可能な限りコード化し傷病名数全体に対する未コ
ード化傷病名の割合を3%未満とする。
③傷病名や薬剤(禁忌情報を含めた薬剤データベース)、診療行為等はもれなく最新情報を使用し、
コード化に必要なマスタを最低月 1 回整備する環境があること。
5,再委託の禁止
業務の全部または一部を第三者に委託しまたは請け負わせることはできない。ただし、一部でか
つ、主要な部分を除き、あらかじめ委託者の書面による承諾を得た場合はこの限りではない。
6,成果品の利用及び著作権
(1)受託者は、松島町に対し、本業務の成果品に関する全ての著作権【
(著作権法 昭和45年法律第
48号)第27条(翻訳権、翻案権等)及び第28条(二次的著作権物の利用に関する原著作者の権
利)に定める権利を含む】を譲渡するものとする。
(2)松島町は、本業務の成果品の改変を行うことができるものとし、受託者は、本業務の成果品に関
する著作者人格権を行使しないものとする。
(3)受託者は、成果品が第三者の著作権を侵害しないことを保証し、第三者から成果品に関して著作
権侵害を主張された場合の一切の責任は、受託者が負うものとする。
7,個人情報の取扱
受託者は、本業務(再委託した場合を含む)を通じて知り得た情報を機密情報として扱い、契約目
的以外に利用し、または、第三者に提供してはならない。また、本業務に関して知り得た情報の漏洩、
滅失、棄損の防止、その他適正な管理のために必要な措置を講じなければならない。
また、プライバシーマークまたは、ISO27001/ISMS を取得していること。
8,その他
(1)契約締結後、本仕様書に定めのないことについて疑義が生じた場合は、必要に応じて契約者双方
が協議して決めるものとする。
(2)契約締結後、本仕様書の内容を変更する必要が生じた場合は、契約者双方が協議して決めるもの
とする。