岡山県食品産業魅力向上トータルサポート事業委託仕様書 1 業務の目的 県内の食料品製造業者が県内の食材を生かし、高付加価値の新製品開発の促進、生産性の向上や販路 開拓の実施などにより、県内中小食品産業の企業収益改善を図り、従業員の処遇改善を目指すこととす る。そこで、県内中小食品産業の新商品開発支援、生産性の向上や販路開拓等に係る人材育成支援、首 都圏での見本市出展やバイヤーを集めての商談会開催等を実施するとともに、市場評価の必要性、従業 員教育、計数管理、商談会出展の注意事項等に関する、中小食品関連企業にとって必要な人材育成研修 会を開催し、食品産業経営にとって必要な能力の向上を推進することより、企業の成長と従業員の処遇 改善を図る。 2 委託業務名 岡山県食品産業魅力向上トータルサポート事業 3 事業の内容 県内の食料品製造業者が県内の食材を生かし、高付加価値の新製品開発の促進、生産性の向上や販路 開拓の実施などにより、県内中小食品産業の企業収益改善を図り、従業員の処遇改善に対するサポート を行うため、下記業務を実施する。 記 (1) 支援企業の選定 県内食品製造中小企業等の人材育成、商品開発から販路開拓までの総合的な支援を実施するため、 支援企業の公募及び選定を実施する。 ① 食品産業魅力向上トータルサポート企業選定審査会の開催 審査会に関する要項及び審査内容に関する要項は、契約締結後、協議の上、別途定める。ただし、 審査員の選定、審査項目等については、このたび企画提案すること。 (2) 処遇改善計画の策定 (1)により選定した企業に対し、従業員の賃金上昇等に係る事業目標値を含んだ「処遇改善計画」 を作成させる。なお、計画の策定に当たっては、本事業による支援が利益の増加に繋がった場合、従 業員の処遇を一定程度向上させる旨を明示させること。 (3) 食品産業魅力向上トータルサポート企業(仮称)人材育成 食品産業魅力向上トータルサポート企業(仮称)の成長を図るため、同企業の経営者や従業員の人 材を育成するための研修会を実施する。 ① 研修会 例 生産性向上対策 販路開拓・販売方法改善 消費者ニーズの把握 企業経営、労務管理 等 (4)新製品等開発支援 県内の素材を活用した新製品の開発や既存製品の改良等の支援を行い、市場で受け入れられる商 品の開発を支援する。 ①専門家による新製品の開発支援 ②専門家による既存製品のブラッシュアップ支援 (5)相談・商談会等開催 開発した製品等を市場ルートに展開する等の販路開拓を行うため、県内外のバイヤーとの相談・ 商談会等を開催する。 (6)首都圏見本市への出展 商品力を強化した地域特産品を首都圏で開催される全国規模の展示会、商談会等(以下、 「首都 圏見本市」という。 )へ出展し、展示・商談の場を提供する。 (7)販促用資料制作支援 支援企業の販促用資料制作を支援する。 (8)達成状況調査 (1)により選定した企業に対し、アンケート等により(2)で策定した「処遇改善計画」の達成状況 を調査する。 4 業務に係る留意事項 (1) 受託者は、業務の運営上取り扱う個人情報を、契約書の定め及び関係法令その他の社会的規範を遵 守し、適切に管理しなければならないこと。 (2) 委託業務実施にあたっては県の指示に従うこと。 5 実績報告書等の提出 平成26年度事業終了後及び委託業務終了後は、速やかに別途示す実績報告書及び収支決算書を県へ提 出すること。 6 契約期間 契約締結日から平成28年3月31日までとする。 7 委託限度額 平成26年度 52,920円(消費税及び地方消費税を含む。 ) 平成27年度 20,043,000円(消費税及び地方消費税を含む。 ) 8 その他 (1) 委託業務の成果物に係る著作権等は、岡山県に帰属する。 (2) 本事業実施に際して知り得た企業及び個人の事実・情報等については、契約期間中のみならず、契 約終了後も守秘義務を遵守することとする。 (3) 受託者は、 当該業務の遂行方法等について不明な点が生じたときは、 その都度岡山県と協議を行い、 業務の円滑かつ適切な実施に努めるものとする。 (4) 岡山県は、受託者に対し、必要に応じ業務の状況について報告を求めることができるものとする。
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