職体験版 - 藤里町

藤里おためし暮らしツアー(職体験版)
実施業務委託仕様書
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業務の目的
世界が認めたブナ林が残る秋田県藤里町。東京から一番近い世界自然遺産を内包する
藤 里 町 は 、 町 民 が 自 然 と 共 に 生 き る 町 で も あ り ま す 。 豪 雪 は 、 絶 え 間 な い 水 の 流 れ を生
み 出 し ま す 。 大 地 は 瑞 々 し く 、 春 の 山 菜 、 夏 の 野 菜 、 秋 の キ ノ コ に お 米 、 そ し て ブ ナ清
水の白神山水と、美味しいものが沢山自給できる町です。
本事業は、東京圏、大阪圏等を中心とした移住検討者を対象として、藤里町を訪れ、仕
事も含めた魅力の一端を体験していただくとともに、藤里町への移住定住をより具体的に
イメージできる機会を提供し移住を推進する事業です。
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委託業務名
藤里おためし暮らしツアー(職体験版)実施業務委託
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委託業期間
契約締結日から平成29年3月15日まで
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業務の内容
本業務を受託した者(以下「受託者」という。)は、この事業の目的及び以下の事項を
ふまえ、参加者(移住検討者)に、本町を移住候補地としてアピールするために効果的な
ツアーを企画し、実施すること。
特に、若い働き世代を対象とした本町での職の可能性を体験できる企画内容とすること。
(1)開催時期等
・10月から3月までの間で3回以上開催すること。
・各回2泊3日を基本とするが、移住検討者が参加しやすい日程で設定すること。
(2)ツアーの実施等
・参加者は、秋田県外に居住している者で、都市部(東京圏、大阪圏等)を中心に
募集すること。
・参加定員は、1回あたり6名までとし、最小催行人数は2名とする。
・開催時期及び内容は、受託者からの提案に基づき、受託者と町が協議し決定する。
・体験プログラムを組み込むこと。また、体験プログラムには、藤里町での子育て
環境を体験できるプログラムを実施すること。
・地域における生活や魅力を実感できるよう、空き家や民宿等を活用した宿泊を実
施すること。
・地域理解のためのメニューを組み込むこと。(例:空き家見学、地域住民や先輩
移住者との交流など)
・参加者の集合場所及び解散場所については、ツアー実施地の最寄りの空港及び駅
とし、受託者が決定する。
・ツアー中の移動は、バス等を想定するが、移動手段については、受託者で確保・
負担すること。
・参加者に旅行保険(イベント保険)をかけること。
・ツアーの参加料は無料とする。
(3)参加者の募集
受託者は、移住を検討している方の参加を促すことができるよう、以下の広報媒
体により事業の周知・広報を実施すること。
・ウェブサイト、ソーシャルメディア等
・募集チラシ
・藤里町ホームページ、秋田移住定住総合支援センター、ふるさと回帰支援センタ
ー、全国移住ナビ等の関係機関サイト
・その他、各種媒体を活用した広報
(4)ツアー実施にあたっての留意点
・参加者がその地域での生活実態や魅力を十分理解できるようなプログラムを企画
し、実施すること。
・ツアー実施中は、町の施設等を積極的に活用することとし、利用する施設につい
ては、受託者において確保すること。
・参加者等からのクレームについては、誠意をもって対応し、その対応の経過を速
やかに待ちに報告すること。
・本業務を実施するにあたって、関係する地域住民等への対応も誠意をもって行う
こと。
・ツアー実施中は、参加者の安全に留意し、事故等が生じた場合は、誠意をもって
対応し、迅速に町に報告すること。
・この仕様のない事項については、提案の範囲とする。
(5)アンケートの実施
・ツアー開催の都度、参加者及び協力企業・単体等にアンケートを実施し、結果を
取りまとめること。
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実施体制等
業務を円滑かつ効果的に遂行するために下記の体制を確保すること。
・本業務の実施責任者を配置すること。
・ツアー実施にあたり、スタッフの配置、連絡体制を明確にしておくこと。
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業務完了後の提出書類等
本業務完了後、遅滞なく町に対し次の書類を提出するものとする。
(1)実績報告書
・参加人数
・アンケート結果
・実施状況の分かる写真等
※なお、当該報告書は、PR資料として外部向けに発信できる内容のものとし、参
加者の了解を得た写真を掲載すること。
(2)収支精算報告書
(3)委託業務完了届
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支払条件等
・町は、本業務完了後に本業務にかかる経費を支払うものとする。
・本業務遂行上、必要がある場合には、受託者は概算払いを請求することができる。
・精算の結果、精算額が契約額を超えるときは、契約金額を限度として支払金額を確
定するものとし、精算額が下回るときは、精算額により支払金額を確定するものと
する。
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業務の適正な実施に関する事項
(1)受託者は、本業務を行うにあたり、旅行業法、旅客運送法等の関連法令等を遵守
すること。
(2)受託者は業務を第三者に再委託してはならない。ただし、業務を効率的に行う上
で必要と思われる業務については、町と協議の上、業務の一部を委託することがで
きる。
(3)受託者は、個人情報保護の重要性を認識し、業務の実施にあたっては、藤里町個
人情報保護条例その他個人情報の保護に関する法令等に基づき、その取扱いに十分
留意し、漏えい、滅失、き損、紛失、改ざんの防止その他個人情報保護に必要な措
置を講じなければならない。
(4)業務上知り得た事項及びその内容を他に漏らしてはならない。契約期間の終了及
び解除後も同様とする。
(5)受託者は業務の遂行にあたり、町と定期的な打ち合わせを行うものとし、打
ち合わせ等により、修正・改善箇所が生じた場合は、適宜修正に応じるものとする。
(6)業務上受託者の不注意や不備により生じた諸事故に関して一切の責任を負い、本
町に発生原因・経過・被害状況等を速やかに報告し、町の指示に従うものとする。
(7)本業務の実施に関し、発生した損害(第三者に及ぼした損害を含む。)のために
生じた経費は、受託者が負担しなければならない。
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その他
・本業務に関する具体的な内容については、契約後、受託者の内容に基づき、打ち合わ
せを行い、町及び受託者双方合意の上、決定する。
・契約締結後、受託者は速やかに事業実施計画(実施内容、スケジュール等)を作成し
町の承認を得ること。また、業務の実施にあたっては、町と十分協議したうえで行う
こと。
・本仕様書に定めない事項または記載内容について疑義が生じた場合は、両者協議の上、
業務を進めるものとする。
・町は、事業の執行の適正を期するために必要があるときは、受託者に対して報告を求
めまたは事務所等に立ち入り、関係帳簿書類その他の物件を検査もしくは関係者に質
問を行う場合がある。