理解できないことには首を突っ込まない Ⅱ;pdf

SPIC Group
会長 芝田 乃丞
理解できないことには首を突っ込まない Ⅱ
《米・英・イスラエルとIS国のインチキ戦争》
先日、日本人人質がIS国に2人殺害され、安倍首相はテロ退治に200億円出すと表明しました。
しかしこのイスラエルが実のところ、裏でIS国を支援していたことが判明した。
日本の支援金が、IS国への支援金になってしまう可能性は濃厚です。
米国やNATO、イラク軍が全力で攻撃を繰り返しているはずのIS国(イスラム・テロ組織)に、
米国や英国の飛行機やヘリコプターがIS国に武器や食料を空輸し投下している現場を多数目撃され、
イラクの政府軍や民兵がこうした米英の飛行機やヘリを撃墜する事件が相次いでいるというのです。
イランの通信社の報道によると、2月26日イラクでIS国に渡すための武器を運んでいた米陸軍のヘリを
撃墜し、飛行中と撃墜後のヘリの写真をインターネットで公表しました。
撃墜されたヘリは、イラク軍との戦闘で負けそうになっているIS国に、武器を補給し加勢する行為でした。
イラクは同盟国である米国に見事に裏切られてしまった。
イラク議会の国家安全委員長・ザメーリ氏は、IS国と戦うためにイラクに来ているはずの米軍が
IS国のために武器と食料を投下しているのが目撃されていると、写真を示しながら発表している。
イスラエルがIS国に支援していることを最初に報じたのはシリアのテレビ局だった。
そのことで、イスラエルがIS国を支援していたことが明確になってしまった訳です。
元米国陸軍大将のウェスリー・クラーク氏は、最近米国テレビに出演し、
「IS国は当初から米国・イスラエル・米国同盟国から資金を貰ってやってきた」と語った。
イスラエルは自分が支援しているIS国が、日本人、ヨルダン人、英米人を次々に殺害し、
世界をIS国との戦争に巻き込もうとしている。
9・11以来下火になっている「テロ戦争」の構図を再燃させたいと考えている。
その意味でIS国は便利な存在である。
《田中 宇の国際ニュース解説より抜粋》
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会長メッセージ
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Message
会長メッセージ
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会長 芝田 乃丞
私達日本人の考えでは到底理解できない欧米諸国の政府は、敵国を支援し資金と食料を提供し
戦争を起こし、長引かせ大戦争に導き、沢山の人間を殺害し己を正当化する。
過去の戦争も同じようなことが沢山あります。
敵と味方双方に資金を貸し、武器を輸出し、戦争を長期化させ、戦いが終わったら
膨大な貸付金を取り立て、その国の利権をも奪い取る。
日本も70年前に全てを米国に奪われ理不尽な態度に苦しみ続けてきた。
ロシアのプーチン大統領だけはそのカラクリを見抜き激しい抵抗を続けている。
そして再び、新たなテロ戦争に見事に巻き込まれてしまった日本。
日本人2人の殺害事件を機にテロ対策協調を強めようとしています。
個別的自衛権で充分対応出来る日本の防衛を集団的自衛権や憲法の改正に向かっている。
一連の事件はそのための茶番劇だったかもしれない。
他国に戦争を仕掛け、加担する法案や改正は国益を損なう結果となる。
無知な日本が酷いことにならないよう祈るしかありません。
まず、日本がどの様な国で、今後何を目指しているのか、私達の正義とは何か、
私達国民一人一人が認識しておかなければならないと思う。
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海外から見る日本
(SPIC二世塾 第19講 2001/5/26)
日本がまだ、近代国家を目指そうとする前に、白人国家である欧米列強国は、世界の国を植民地化して国益を
図ろうとしていました。その頃日本は、鎖国政策をとり、のんびりとした暮らしをしていた訳です。
しかし、欧米の植民地政策は世界に手を拡げていきました。
平和主義や戦争を好まない国は、劣等国であり、未開国としての烙印を押し、植民地とし
思うままに自国の利益の為に他国を侵略していき、
非人道的行為と不平等な扱いを繰り返していきました。
世界各地で悲惨な歴史が生まれ、その波が日本にも押し寄せてきたのです。
植民地では、何千万人の人が奴隷になり売られました。何千万の家族が破壊され、土地を占領され、
全ての資源、権利、文化が奪われ、そして大量殺戮が行われたのです。欧米の植民地政策は実に卑劣極まる
行為でしたが彼らは、国益のため、法的にも問題ないとしました。
1840年から2年間、清国(中国)と英国の間で戦われた戦争がアヘン戦争です。
当時清国も鎖国をしていたので、日本の長崎と同じように広東一港だけ開いて英国と貿易をしていました。
清国は英国に生糸やお茶を輸出したのです。英国はなんとアヘンを一緒に輸出したのです。
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会長メッセージ
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会長 芝田 乃丞
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会長 芝田 乃丞
清国はアヘン麻薬の害に悩まされ、アヘン輸入を禁止しました。
英国はそのことに従わず、ついに戦争になってしまったのです。清国は敗れることになります。
イギリスは香港を奪い、最近1997年返還されるまで英国の植民地だったのです。
英国は麻薬を輸出し国民を麻薬漬けにして、それを正当化し戦争をする、こんな汚い手を使い
戦争をするのです。私達は紳士の国、英国と教えられましたが実はとんでもない国だったのです。
清国はその戦争に簡単に破れてしまいました。当時の清国はアジアのトップに位置する大国でした。
日本も古くから中国に強い影響を受け、多くのことを学んできました。
その大国が英国にいとも簡単に負けてしまったのです。
他のアジア諸国を見てもほとんどの国が欧米列強の帝国主義に平伏し、植民地にされてしまいました。
このままではやがて日本もどこかの植民になり、全てを奪われることは目に見え、
その危機感が膨れていたのです。
1853年、このような状況の中で米国のペリー提督が4隻の黒船を率いて、
SPIC Salon浦賀店の沖合に姿を見せたのです。
この黒船到来によって、日本は新しい日本に作りかえる為、
(現在NHK大河ドラマで放映中)
大きな波がうねる様になっていきました。
徳川幕府265年間のもとで平穏無事だった体制を捨て、維新という革命を起こさねばならなくなりました。
これは世界の帝国主義の脅威に対する一つの道だったと考えます。
そうでなければ日本も欧米列強の餌食になり植民地化される危険性があったと考えられます。
この欧米の危機から逃れる為に、日本は近代化を急ぎました。
そこで明治政府は「富国強兵」の国策を掲げました。国を富ませ、軍事力を強化させる。
資源の乏しい日本である国を富ませるには近代化工業を発展させなければならないと考えたのです。
軍事力は当時国際状況の中でとても重要な要素でした。
平和主義や軍事力が乏しい国は、全て欧米の植民地になり、奴隷化していったからです。
(続く)
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会長 芝田 乃丞
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