音楽教育コースの修士論文研究に関する指導指針 [PDF:147KB]

★修士論文研究に関する指導指針
教育科学専攻
音楽教育コース
1.修士論文研究に係わる指導計画
a)現代的課題の動向および抽出(1年次4月~6月)
b)研究テーマの設定(1年次7月~9月)
c)先行研究の検討(1年次7月~9月)
d)修士論文の研究目的と方法の検討(1年次10月~3月)
e)研究のための調査・分析および内容の検討(1年次1月~2年次9月)
f)当該研究内容の教育領域での応用可能性についての検討(1年次1月~2年次9月)
g)論文作成・演奏解釈および表現法の指導(2年次4月~2年次1月)
h)修士論文中間発表会(2年次5月)
i)論文,演奏,作品の完成に向けての指導(2年次4月~2月)
j)論文,演奏,作品の公開試験(2年次2月)
2.学位論文の審査基準
a)論文・演奏は,学外のホールで口述発表または演奏を行い,客観的な研究発表の場を設け
ている
b)音楽科教育・音楽学の研究成果の基準は次の通り
(i)研究のオリジナリティー (ii)先行研究の質と量 (iii)研究の視点と手順、当該修士
論文の論文構成の妥当性(「教育領域での応用可能性」の章立てを含む) (iv)研究成果の
質とその客観性
c)演奏学の研究成果の基準は次の通り
(i)研究・演奏のオリジナリティー (ii)研究・演奏曲目、当該修士論文の論文構成(「教育
領域での応用可能性」の章立てを含む)の妥当性 (iii)作品分析力 (iv)演奏解釈の正当性
と高次の演奏能力
3.学修の成果にかかる基準
◆音楽科教育・音楽学
(i)レポート (ii)発言・発表 (iii)研究態度 (iv)課題の成果を客観的に説明できる
◆演奏学
(i)平常の演奏内容 (ii)研究態度 (iii)演奏試験 (iv)課題の成果を客観的に説明できる
◆作曲
(i)作曲の課題制作 (ii)作曲の制作過程と作品の質 (iii)研究態度 (iv)研究の成果を客
観的に説明できる
4.修了認定にかかる基準
1)独自の発想をもとに研究課題を展開,遂行する能力があるか
2)各研究領域における基礎的な知識が身に付いているか
3)各研究領域における主要な研究方法が身に付いているか
4)得られた知識,技術の応用能力が十分身に付いているか
5)その他 2.3.に準じる
などで評価される。