平成26年度学校評価アンケート結果

学校評価アンケート結果について
<保護者アンケート結果における考察>
今回の結果から、特に以下の項目について課題として捉えます。
「9子供たちは、悩みを先生やスクールカウンセラーに相談できる」の項目については、
「そう思う」「だいたいそう思う」の合計が22項目中最も低く59%という結果でし
た。「わからない」と回答された方も10%ありました。昨年度この項目の結果は「そ
う思う」
「だいたいそう思う」の合計が43%で「わからない」が19%でしたので、
前者が16ポイント上昇して、後者が9ポイント減少していますが、それでもまだまだ
十分に御理解いただけていない項目だと考えます。
何かあればまずは担任に御相談いただきたいと思います。また、毎週火曜日にスクー
ルカウンセラー(SC)が勤務しており、児童や保護者の相談に対して対応できる体制
が整っています。SCは、その他にも授業参観で子供たちの様子を見たり、教員へのア
ドバイスをしたりしています。今年度は、5年生を対象に全員面接を実施しました。今
後、皆様に積極的な活用をいただけるよう、さらに体制を整えてまいります。
<児童アンケート結果における考察>
(1・2年生)
1 年生は「6 給食は残さず食べていますか」の項目は65%でした。これは、好き嫌いがあることや少食
であること、食べるのに時間がかかり食べきれないということが考えられます。
「8 地域の行事に参加する
のは楽しいですか」の項目も65%でした。これは、1 年生は地域の行事に参加する機会がまだ少ないこ
とが原因ではないかと考えられます。
(3・4年生)
「8 休み時間には、外で元気よく遊んでいる」と「12 給食は、残さずしっかりと食べている」の項
目が課題と考えます。3・4 年生の 20%の子供があまり外で遊んでいないことになります。また、給食を
残してしまう児童が 20%いることから、この2つの相関関係も気になるところです。
(5・6年生)
「8 休み時間には、外で元気よく遊んでいる」の項目に課題と感じます。外遊びに関しては中学年から外
に出なくなる傾向がありますが、高学年になるとさらにこの傾向が強くなっています。
※本校では、持久走週間や縄跳び週間を設定して、児童の体力向上に取り組んでいます。今後も児童の実
態を踏まえて工夫改善を図っていきたいと考えています。
地域アンケートは、学校評議員の皆様、民生・児童委員の皆様、町会の代表の方にお願いしました。
<自由記述欄から(要約)>
<学習に関すること>
・特時や4時限授業の日が多いようです。他県、他市との差が大きく感じられます。東京都内での学力の差は縮まるのでし
ょうか。
・先生によって指導力の差があるので、良い指導方法を先生方で共有してほしい。先生方のコミュニケーション力やお互い
を認め合う力が低いように思います。
・学力が劣っていると感じる。わからないところはもっと時間をかけて教えてほしい。
・中学校へ行くと学習量が相当増加するので、小学校高学年からしっかり学習習慣を付けさせて欲しいです。宿題量を増や
してください。
<生活指導に関すること>
・旗振りの時に感じるのですが、あいさつに元気が無いように思えます。特に高学年(特に男子)はあいさつしても無視す
る子もいます。
・スクールカウンセラーの先生を利用したいと思った事はあるらしいが、先生との交流がないので声をかけづらい。
<その他>
・いつもお世話になっております。息子は、休み時間に先生に遊んでもらったことを本当に嬉しそうに話してくれます。い
つまでも子どもと同じ目線でよろしくお願いします。
・学年便りですが、新しい月が始まる前に配って欲しいです。(1ヶ月の予定を月が始まる前に確認するため。)
・学年2クラスの時、先生が2人共男だったり女だったりという担当の仕方は、指導に偏りが出る気がしている。男性的、
女性的両方の考えの方がよいのでは?
※ 貴重なご意見ありがとうございました。皆様からいただいた御意見を真摯に受け止め、日々の教育活動の改善と充実に
努めてまいります。今回の御意見やアンケート結果をもとに、次年度の教育活動の充実に努めてまいります。アンケートに
御協力いただき心より感謝申し上げます。
今後とも皆様の御理解・御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。