様式第4号 平成27年3月20日 福井市都市戦略部自転車利用推進課 「 福 井 市 自 転 車 利 用 環 境 整 備 計 画 改 定 版 ( 素 案 )」 に関する福井市パブリック・コメント募集の結果 【概要】 平成19年6月に福井市自転車利用環境整備計画を策定してから約7年が経過 し ま し た 。こ の 間 、社 会 情 勢 の 変 化 に よ り 、身 近 な 交 通 手 段 で あ る 自 転 車 の 更 な る 活用が重要となってきています。 今 後 の 社 会 情 勢 の 変 化 を 見 据 え な が ら 、様 々 な 利 点 を も つ 自 転 車 を 活 用 し て 魅 力 あ る ま ち づ く り を 進 め て い く こ と を 目 的 と し て 、「 福 井 市 自 転 車 利 用 環 境 整 備 計 画 改定版」を策定します。 このたび、 「福井市自転車利用環境整備計画 改 定 版( 素 案 )」に つ い て 、市 民 の 皆様からご意見を募集しましたので、結果を公表します。 【意見募集結果】 実施時期 意見提出状況 意見提出方法 平成27年2月13日から平成27年2月20日まで 提出者 9人 意見数 27件 書面の持参 2人 郵便 0人 ファクシミリ 1人 電子メール 4人 その他 2人(電子申請・届出サービス 1 ふ く e-ネ ッ ト ) 1 計画(素案)全体に関すること No 提出された意見 意見に対する市の考え方 1 県 外 の 自 転 車 に 関 す る 有 識 者 、旅 行 本 計 画 の 推 進 に あ た っ て は 、計 画 の 進 行 会 社 、道 路 管 理 者 、マ ス コ ミ 関 係 者 管 理 を 行 う た め 、有 識 者 等 を 交 え た 推 進 等 か ら 意 見 を い た だ き 、計 画 の 推 進 会議の設置を検討してまいります。 に活用するような会議を持っては どうか。 2 福 井 市 は 、比 較 的 平 坦 で 、山 や 海 な 福井市の立地や自然など地方都市とし ど 自 然 に 恵 ま れ た 環 境 を 活 か し 、 て の 特 色 を 活 か し 、自 転 車 を 活 用 し た 魅 「都会ではできない自転車生活を 力 あ る ま ち づ く り を 進 め 、地 域 活 性 や I 環境の整った福井で過ごしません タ ー ン・U タ ー ン の 促 進 に つ な げ て い き か 」な ど Ⅰ タ ー ン ・ U タ ー ン の 促 進 たいと考えております。 に活かすべき。 3 4 計 画 に は 、マ イ カ ー 抑 制 の た め の 項 サ イ ク ル ア ン ド ラ イ ド の 推 進 な ど 、公 共 目 が な い 。マ イ カ ー 依 存 率 1 位 を 脱 交通機関の利用促進に取り組むことで、 却すれば、自転車利用率の目標は マ イ カ ー 依 存 率 の 低 下 に つ な げ 、自 転 車 2% ア ッ プ だ け で な く 、5% ア ッ プ の 利用率の向上を目指していきたいと考 目標も十分可能なのでは。 えております。 自 転 車 が 関 連 す る 事 故 の 状 況 や 、自 自転車関連の事故状況や交通ルールな 転車に関連する交通法規やマナー ど を 計 画 書 に 明 記 し 、自 転 車 利 用 の ル ー を 計 画 に 記 し 、多 く の 市 民 の 方 々 に ル・ マ ナ ー を 周 知 す る と と も に 、安 全 な 自転車の安全利用に関して周知す 利用推進を図ってまいります。 るべき。 5 実 施 ス ケ ジ ュ ー ル を 明 示 し 、福 井 市 本 計 画 に お い て は 、「 は し る 」「 と め る 」 は自転車関連施策を積極的に行っ 「 つ か う 」「 ま も る 」 の 4 つ の 基 本 方 針 て い く と い う 意 思 を 示 し て 欲 し い 。 を 掲 げ 、そ れ ぞ れ に 設 定 し た 重 点 施 策 を 中心に実施スケジュールに従って取り 組んでまいります。 6 18 ペ ー ジ の グ ラ フ 10 の 自 転 車 の 返 グ ラ フ 10 の 返 還 率 に つ い て は 、 ラ ベ ル 還 率 に つ い て 、右 側 の ラ ベ ル が 14% 範 囲 を 0% ~ 50% に し 、 返 還 率 が 下 方 で で 始 ま っ て い る が 、ミ ス リ ー ド に 繋 推移していることが読み取れる内容に が る の で 、 0% か ら 始 ま る グ ラ フ に 変更します。 すべき。 2 2 〔はしる〕自転車走行空間の整備に関すること No 提出された意見 意見に対する市の考え方 7 自 転 車 走 行 空 間 の 整 備 の 際 に は 、歩 本市における自転車道や自転車専用通 道 で は な く 車 道 に 整 備 し て 欲 し い 。 行 帯 の 整 備 に つ い て は 、道 路 幅 員 や 用 地 8 自 転 車 走 行 空 間 の 整 備 に つ い て 、ど 確保など課題があります。 の方法を優先するのか明らかでな 今 後 、自 転 車 道 や 自 転 車 専 用 通 行 帯 、自 い。 転車歩行者道の自転車走行誘導措置の 自転車は車道を走るべきであるこ 整 備 に つ い て 、道 路 状 況 や 通 行 量 、交 通 と を 明 示 し 、で き る 限 り 車 道 で の 走 規 制 状 況 を 調 査 し 、整 備 の 可 能 性 に つ い 行空間整備を進める意思表示をす て検討してまいります。 べき。 9 計 画 の 改 定 を 機 に 、歩 道 内 へ の 自 転 車通行空間の整備を行わないこと を明記して欲しい。 10 自転車と歩行者を分離する整備に つ い て 、相 互 通 行 の 場 合 、自 転 車 同 士 の 事 故 を 誘 発 し や す い た め 、整 備 の際は注意すべき。 11 中 高 生 の 通 学 路 に お い て 、自 転 車 通 行 量 が 多 い 箇 所 を 調 査 し 、自 転 車 と 歩行者が輻輳しているなどの危険 箇所から整備してはどうか。 12 13 狭 い 道 路 で 、一 方 通 行 や 、小 型 車 専 幹線道路以外の道路幅員の狭い道路で 用 道 路 に す る な ど の 配 慮 な ど 、安 価 は 、自 転 車 や 歩 行 者 、自 動 車 の 走 行 空 間 でも安全な対策ができないか。 があいまいで、事故の危険性がありま 細 い 道 路 で は 、現 状 の よ う に 左 右 好 す。 きに走ってはいつ事故が起きても 今 後 、車 道 左 側 通 行 を 徹 底 す る た め の ル お か し く な い 。京 都 の よ う に 、左 側 ールの周知や安全な道路環境の整備を に矢印ラインを引くだけで効果が 検討してまいります。 あ が っ た 例 も あ る の で 、そ の よ う な 安価な手法も取り入れてはどうか。 3 No 提出された意見 意見に対する市の考え方 14 堆雪帯と自転車走行帯を兼用で整 福井市道路構造条例では、市道を新設 備 す る な ど 、独 自 の 道 路 構 造 令 を 市 し 、又 は 改 築 す る 場 合 に お け る 道 路 の 構 で制定すれば明確な方針決定もで 造の技術的基準について必要な事項を きるのでは。 定 め て い ま す 。そ の な か で 、積 雪 地 域 に お い て の 自 転 車 歩 行 者 道 の 幅 員 は「 除 雪 を勘案して定める」としています。 堆雪帯と自転車専用通行帯を兼用する 手法は他自治体においても実施例があ り 、今 後 の 整 備 に お い て 参 考 に さ せ て い ただきます。 3 〔とめる〕自転車駐車場の整備に関すること No 提出された意見 意見に対する市の考え方 15 JR福井駅の駐輪場は使いにくい J R 福 井 駅 自 転 車 駐 車 場 に つ い て は 、利 面がある。 用 者 が よ り 安 心 し て 使 用 で き る よ う 、引 ゾ ー ン 表 示 、2 段 ラ ッ ク 、ラ ッ ク の き続き環境整備を行ってまいります。 幅 、監 視 カ メ ラ 、規 定 外 の 場 所 に 駐 輪した自転車の移動について工夫 が必要では。 16 利用のあるところに小規模の駐輪 中心市街地における新規の自転車駐車 場 を 設 置 し て も 、長 時 間 利 用 者 が 占 場 の 整 備 に つ い て は 、整 備 場 所 、運 営 手 拠してしまうのではないか。 法 、利 用 形 態 な ど 、様 々 な 観 点 で 検 討 が 利用制限時間を設定してチェック、 必要となってきます。利用実態を調査、 17 監視するとよいのでは。 把 握 し つ つ 、地 元 の 方 々 等 、関 係 者 と 協 民間駐輪場より附置を義務化した 議の上取り組んでまいります。 方がよいと思う。 関係のない人が駐輪する可能性が あ る の で 、利 用 対 象 者 や 利 用 制 限 時 間を明示するとよい。 18 駐輪施設はスポーツサイクル対応 に な っ て い な い た め 、ス ポ ー ツ サ イ クル利用者が安心して駐車できる ような自転車駐車場を整備して欲 しい。 4 No 提出された意見 意見に対する市の考え方 19 有料の駐輪場にとめる人はまずい 商店街等が事業主体として自転車駐車 な い 。民 間 事 業 の 経 営 が 成 り 立 つ の 場を設置する場合について支援してま か。 いります。 市が補助金を出してまで整備する 必要があるのか。 4 〔つかう〕自転車利用の促進に関すること No 提出された意見 意見に対する市の考え方 20 グリフィス館や愛宕坂など観光施 観 光 施 設 や 公 共 施 設 、駅 周 辺 等 へ の レ ン 設にレンタサイクル利用者のため タ サ イ ク ル ポ ー ト の 新 設 な ど 、利 用 者 の の駐輪場が欲しい。 利便性向上に取り組んでまいります。 民間事業者がレンタサイクルを活 レンタサイクル事業における運用形態 21 用 し た 観 光 事 業 に 参 入 で き る よ う 、 や 採 算 性 な ど 、民 間 事 業 者 と の 連 携 し た 福井市の状況にあった環境づくり 運営方法について検討してまいります。 を進めて欲しい。 22 自転車周遊コースについて要望 県 で は 、点 在 す る 観 光 施 設 等 を 周 遊 で き ・狐川堤防上の一部の道路を舗装 るよう、既存の大規模自転車道や堤防、 し 、自 転 車 専 用 の 周 遊 コ ー ス に し 河 川 敷 を 利 用 し て 、サ イ ク リ ン グ ロ ー ド て欲しい。 のネットワーク化を進めているところ ・「 高 屋 町 か ら 布 施 田 橋 手 前 」 若 し く は「 磯 部 川 と 九 頭 竜 川 合 流 地 点 本 市 に お い て も 、県 に 対 し 新 た な ル ー ト か ら 布 施 田 橋 手 前 」を 舗 装 し て 欲 の 提 案 や 改 善 要 望 を 行 い 、よ り 安 全 か つ しい。 便利に自転車を利用していただくため ・上 江 尻 の 交 差 点 で 、信 号 を 増 や す か横断歩道を移設して欲しい。 23 です。 の 情 報 の 発 信 な ど 、利 用 推 進 を 図 っ て ま いります。 一乗谷までのサイクリングコース は 良 い が 、自 動 車 が 双 方 向 に 走 っ て いて危険。一方通行にしてはどう か。 5 No 提出された意見 意見に対する市の考え方 24 大 き な 経 費 を か け な く て も 、 500m 自 転 車 利 用 を 推 進 す る た め 、様 々 な 媒 体 ま で は 徒 歩 移 動 、 2km ま で は 自 転 車 を 通 じ て 、自 転 車 の 魅 力 や メ リ ッ ト な ど 移 動 を 呼 び か け る よ う な チ ラ シ を 、 の 情 報 発 信 や P R を 行 う と と も に 、民 間 5 コンビニやスーパーなどに貼るだ 事業者とも連携を図り利用啓発に努め けでも効果があると思う。 てまいります。 〔まもる〕自転車利用のルール・マナーに関すること No 提出された意見 意見に対する市の考え方 25 中 学 、高 校 で 自 転 車 の 右 側 通 行 の 危 中 高 生 に 対 す る 自 転 車 の ル ー ル・マ ナ ー 険 さ を 徹 底 し て 教 え て 欲 し い 。自 転 啓 発 の な か で 、左 側 通 行 の 周 知 に 取 り 組 車安全運転免許証の発行の際に自 んでまいります。 転車は左側通行であることを明記 して欲しい。 26 バックミラーや反射材の取付の義 自 転 車 通 学 を 認 め て い る 学 校 で は 、反 射 務化。 材の取付指導や自転車の点検を行って 地区や学校単位での自転車の点検 い ま す 。バ ッ ク ミ ラ ー の 取 付 の 義 務 化 は を徹底させる。 困 難 で す が 、安 全 対 策 と し て 取 付 の 啓 発 に取り組んでまいります。 27 車 道 を 自 転 車 で 走 行 す る 時 に 、車 と 自 転 車 事 故 の 大 半 は「 出 会 い 頭 に よ る 事 同 一 方 向 に 走 る と 危 険 に 感 じ る 。道 故 」と な っ て お り 、自 転 車 が 右 側 を 走 っ 路交通法ではなぜ同一方向に走る て 交 差 点 に 進 入 し た 場 合 、右 か ら 走 っ て こ と を 義 務 付 け て い る の か 。車 と 対 く る 自 動 車 を 避 け る こ と が で き ず 、事 故 面して走った方がお互い気づけて に至るケースが多いとされています。 安全なのでは。 こ の よ う な こ と か ら 、道 路 交 通 法 で も 自 転 車 は「 軽 車 両 」と し て 車 道 の 左 側 通 行 が原則となっています。 6
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