県教育委員会における障害者の法定雇用率の現状認識等について (PDF

山下(真)議員(民主県政会)
平成 27 年2月 19 日
教育長答弁実録
( 教 育 委 員 会 )
(問)県教育委員会における障害者の法定雇用率の現状認識等について
県教育委員会の法定雇用率が達成されていない現状についてどのような問
題意識を持ち,法定雇用率達成に向けて,今後どのように取り組もうとして
いるのか,教育長に伺う。
(答)
教育委員会の法定雇用率は2.2%と定められておりますが,本県の雇用
率は平成26年6月現在で2.0%と,達成できていない状況にあり,大き
な課題であると認識しております。
これは,教育委員会の職員の約9割を占めている教育職員につきまして,
障害者の教員免許取得の割合が全国的に見ても極めて少なく,結果として採
用者数も少ないという状況にあることが大きな要因であると考えております。
教育委員会といたしましては,これまで,障害のある職員の状況把握や教
員採用試験における障害者特別選考制度を設け,その周知などに努めるとと
もに,今年度からは,学校において事務補助などの業務を行う非常勤職員を
雇用するなど教育職員以外の障害者の採用にも取り組んできたところでござ
います。
今後ともこれらの取組を進めることにより,法定雇用率の達成に努めてま
いります。