講演者プログラム・講師プロフィール

“ 依存症って・・・ ? みんなで考えませんか !? ”
高知だるくフォーラム プログラム
高知ダルク 18 周年記念 及びインテグレーション開設記念フォーラム
12:30~
受付
13:00~
開会挨拶
13:15~
高知県立牧野植物園
園長 水上 元 氏
演題:「未病を治す-薬草利用の基礎知識」
13:45~
茨城ダルク 今日一日ハウス
代表 岩井 喜代仁 氏
演題:「依存症-回復と成長、家族関係」
14:10~
休憩
14:20~
三重ダルク
代表 市川 岳仁 氏
10分間
演題:「薬物依存者の“生きる”を支援する
~地域社会とダルクの協働~」
14:50~
日本ダルク本部
代表 近藤 恒夫 氏
演題:「依存症-現在と未来」
15:20~
ゲストスピーカー
田代 まさし氏
15:45~
スタッフ紹介
15:50~
16:00
閉会挨拶
支援会 会長
日本薬剤師会 常務理事
藤原 英憲 氏
【講師プロフィール】
水上 元
(みずかみ
はじめ)
Dr. Hajime Mizukami
薬学博士
経歴
研究・専門分野 薬用植物学、生薬学
テキサス A&M 大学化学科博士研究員、長崎大学助手、名古屋市立
大学助教授を経て、名古屋市立大学教授。この間、名古屋市立大学大学
院薬学研究科長・薬学部長、同大学学長補佐、日本薬学会東海支部長、
薬用植物栽培研究会会長、日本東洋医学会代議員、日本生薬学会第 54 回
年会大会長、第 49 回天然有機化合物討論会実行委員長などを歴任。
現在、(公財)高知県牧野記念財団理事長・高知県立牧野植物園園長、
日本生薬学会副会長。
主な活動 薬用植物の生産栽培、植物バイオテクノロジーを利用した
有用物質生産、遺伝子解析や NMR を利用した生薬の品質評価、
漢方薬をはじめとする伝承薬物の薬効評価などの分野で研究を
展開してきた。
岩井
喜代仁(いわい きよひろ)
1947 年 京都府生まれ。
青年時代に暴力団の世界に身を置き、若手組長として期待されるが、
ダルク創設者の近藤恒夫氏との出会いにより、掟で禁止されている
覚せい剤に手を染め、暴力団組織から破門される。以後は覚せい剤の
密売人として全国を渡り歩くが、薬物依存症により「底つき」する。
1992 年に近藤氏と運命的に再会し、茨城県結城市に開設された
東京ダルク結城寮(現、茨城ダルク・今日一日ハウス)の寮長となる。
これにより、約 17 年に及んだ覚せい剤依存の人生から離脱し、
以後は回復の道を歩む。薬物依存症の仲間たちのケアと家族会の運営を
柱に据えて、次第に広域的な活動を展開するようになった。同時に、
次世代のリーダーたちの育成にも力を入れてきた。また、ダルク一
の学校講演(薬物乱用防止教育)をこなし、テレビや新聞などに数多く
取り上げられる。
2010 年 茨城県福祉部長賞受賞。
2012 年 茨城県知事賞受賞。
現在、茨城ダルク代表、女性シェルター代表。
著書に『大丈夫。人は必ず生まれ変われる』
(文藝春秋)ほか。
市川
岳仁(いちかわ
たけひと)
名古屋市生まれ
1999
三重ダルク開設
2006
NPO法人化
現在、三重ダルクのほかに
一般社団法人ソーバーリビング 代表理事
龍谷大学矯正保護総合センター 嘱託研究員
龍谷大学大学院 法学研究科修士課程修了
修士(法学)
精神保健福祉士
近藤
恒夫(こんどう
1941年生まれ
つねお)
秋田県出身
日本ダルク本部代表
特定非営利活動法人 アジア太平洋地域アディクション研究所理事長
医療法人社団 アパリクリニック 常務理事
日本カトリック依存症者のための委員会(JCCA)委員
1985年、東京都荒川区に薬物依存症者の社会復帰を支援する
「ダルク」を設立する。現在、78箇所の関連施設が全国各地で運営
されており、「薬物依存症者の回復の権利」を求めて歩き続けている。
1994年
第 9 回東京弁護士会人権賞受賞
2001年
第35回吉川英治文化賞受賞
2006年
矯正局東京管区長賞
2013年
第 4 回作田明記念財団最優秀賞受賞
厚生労働省
厚生労働科学研究班 薬物依存分担研究者
法務省矯正局「薬物再犯防止プログラム」委員会
法務省矯正研修所東京支所 講師
警察庁 再乱用・再発防止支援(執行猶予者に対する回復支援)
プログラム
韓国・麻薬退治本部スーパーバイザー
JICA(国際協力機構)草の根技術協力事業プロジェクト・マネージャー
龍谷大学矯正・保護総合センター 嘱託研究員
著書『薬物依存を越えて』海拓舎(2000)
『拘置所のタンポポ』双葉社(2010)
『ニッポンの(薬物)依存』デイブ・スペクター共著 生活文化出版
(2010)
『ほんとうのドラッグ』講談社(2012)
現在、各刑務所において覚醒剤教育(再発防止)に講師として参加。