地方の最前線を歩く対談（前編）地域に商機を見いだせばＣＳＲ（社会貢献＆）ＥＳ（社員満足＆）ＣＳ（顧客満足）わ「三方よし」の環が回る！新シリーズ企画として「地方の最前線を歩く」と題したルポルタージュを、数回にわたり掲載します。それに先立ち、中小企業の現場をなかざわ・たかお 1944年群馬県生まれ。高校を卒業後、郵便局勤務から全逓本部を経て、 45歳で立教大学法学部入学。卒業後は、兵庫県立大学教授、福井県立大学教授を経て、2014年より現職。（社）経営研究所シニアフェローも兼任。専門はものづくり論、中小企業論、地域経済論。1100社（うち100社は海外）の聞き取り調査を行ない、ミクロな領域を得意とする。主な著書に『中小企業の底力』（ちくま新書）、『グローバル化と中小企業』（筑摩選書）、『中小企業は進化する』（岩波書店）、『就活のまえに』（ちくまプリマ―新書）、『すごい製造業』（朝日新書）、『中小企業新時代』（岩波新書）、『グローバル化と日本のものづくり』（共著、放送大学テキスト）があるまずは中沢先生から、佐竹先生の簡単な版されています。「地」「人」とくれば、続いて『「人」財経営のすすめ』というビジネス書も出て、学術的な本とは別に『「地」的経営のすすめ』接的な経営支援やアドバイスなどもなさってい業の現場で聞き取り調査をされていますね。直中沢─わかりました。佐竹先生は多くの中小企すか。ご紹介も含めてお話の口火を切っていただけま ─ 良い経営をしていくと「経営品質」に行き着く熟知されているお二方に、地域に商機を見いだすと、どんな効果が生まれるのかを論じていただきました。（撮影編集部）福山大学経済学部教授中沢孝夫 50 理念と経営 04 / 2015