戦後70年 ニッポンの肖像

報道資料
平成27年3月18日
NHK広報局
戦後70年 ニッポンの肖像
4月のテーマ「日本人と象徴天皇」
第1回「“戦後”はこうして誕生した」
【放送】総合テレビ
4月18日(土)午後9:00~9:49
日本の“戦後”がどう始まったのか。新資料や証言を織り交ぜ、象徴天皇の誕生と国民の歩みを
描く。連合国軍による占領後、民主化され、言論の自由や人権の大切さが唱えられた。新憲法に
よって天皇は法的に「象徴」と位置づけられた。この“象徴天皇”の概念をどう解釈し、どう実践
していくのか、戦後70年の出発点は、まさに天皇・国民ともに、戦後体制が始まった時でもあっ
た。その誕生から、国民に広く浸透するまでを、新たに発掘された資料や残された膨大な映像を駆
使して物語り、戦禍から立ち上がった日本人が、どう生きてきたかを描く。
第2回「平和を求め続けて」
【放送】総合テレビ
4月19日(日)午後9:00~9:49
日本は、過去の戦争の記憶と向き合いながら、紛争が続く世界の中で、平和を求め続ける戦後を
過ごしてきた。しかし、そこには数々の葛藤があり、戦後はそれを乗り越える道のりであった。
昭和28年の明仁皇太子のエリザベス女王戴冠式出席に伴う外国訪問から世界に飛び出した皇室。
その後日本は、高度成長、IMF加盟、東京オリンピック、万国博覧会と、世界でも確固とした地
歩を固めていく。昭和46年には昭和天皇が、歴代天皇としては初の外国を訪問。未だ戦争の記憶
が癒えない人々と出会うヨーロッパ訪問となった。一方、皇太子夫妻は、戦後初めてとなる沖縄訪
問で、唯一の地上戦となった沖縄の深い傷跡を知ることとなる。平和を希求してきた日本人と象徴
天皇の道のりを新資料や証言を交えて描く。