情報提供資料 リート・ウィークリーレポート (2015/3/10) マーケットデータ (2015/3/6) ※リート平均配当利回りは2015年2月末時点 リート指数 為替(対円) 終値 リート平均 配当利回り (%) 金利 (%) 終値 騰落率 騰落率 先進国(含日本) 909.73 -1.9% 3 .73 先進国(除日本) 909.29 -1.9% 3 .77 日本 380.45 -1.7% 米国 1057.76 -3.6% 米ドル 120.83 カ ナダ 836.10 -4.0% カ ナダドル 1112.46 -1.2% 英国 86.54 豪州 0.40 3 .20 +1.0% 2.24 3 .43 95.71 +0.1% 1.61 6 .04 ユーロ 131.00 -2.2% 0.39 5 .09 +0.4% 英ポンド 181.69 -1.6% 1.95 2 .53 584.09 +1.3% 豪ドル 93.23 -0.2% 2.64 5 .17 シ ンガポール 503.15 +0.3% シ ンガポール ドル 87.70 -0.1% 2.32 5 .45 香港 502.22 -1.6% 香港ドル 15.58 +1.0% 1.63 4 .00 欧州(除英国) ※騰落率については、原則先々週末(営業日ベース)の値を基に算出し小数点第3位を四捨五入して表示。 (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) ※【リート指数】・【リート平均配当利回り】先進国(含日本)・先進国(除日本)、日本・米国・カナダ・欧州(除英国)・英国・豪州・シンガポール・香港: S&P 先進 国 REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、 S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジなし)の値 および平均配当利回り。 ※【為替】NY市場終値。 ※【金利】各国・地域の10年国債利回り。ただし欧州(除英国)はドイツ10年国債利回りを使用。 リート市場の動き (ポイント) 【直近3カ月間:2014/12/5~2015/3/6】 1,000 (ポイント) 1,200 920 800 840 400 760 【2004/3/31~2015/3/6】 0 12/5 1/5 2/5 3/5 (月/日) 04/3 06/3 08/3 10/3 12/3 (出所:S&PのデータをもとにDIAM作成) 14/3 (年/月) ※先進国(含日本)のREITインデックスのグラフデータ:S&P先進国REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし) ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 商 号 等 / DIAMアセットマネジメント株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第324号 加入協会/一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会 1/5 150310情報リートW-1 リート・ウィークリーレポート マーケット動向 (2015/3/2∼2015/3/6) 【日本】 2月下旬からの上昇を受けた高値警戒感や、週後半にECB(欧州中央銀行)理事会や米雇用統計などのイベント を控えた様子見から利益確定売りに押される展開となりました。ECBによる国債買い入れ開始の発表を受けた欧州 の株高が好感され株式市場は値を戻したものの、リートによる公募増資発表を受けた希薄化懸念や国債利回りの 上昇などがリート市場では重石となり下落しました。なお、日銀はJリートを3月4日、5日に各12億円買い入れました。 【米国】 発表された経済指標はまちまちの結果となる中、6日に雇用統計の発表を控えて週初は様子見ムードとなりました。 週半ば以降は、ベージュブック(地区連銀経済報告)により米経済の拡大が続いていることが示されたことや、2月 雇用統計において非農業部門雇用者数が市場予想を上回り、失業率は低下するなど雇用情勢の改善を受けて年 内の利上げ観測が高まったことから大きく下落しました。 【欧州】 ユーロ圏の1月失業率や2月消費者物価指数(速報値)などの改善が示されたことに加え、ECBが量的金融緩和 の一環として、月600億ユーロの国債の購入を3月9日より開始することを発表したことや、ユーロ圏の2015年と2016 年の成長率見通しを上方修正したことなどが好感され一時上昇しました。しかしながら、利上げ観測の高まった米 国に追随し週後半に大きく下落しました。英国では、ブリティッシュ・ランド(複合)がロンドンのサレー・キーズ・レ ジャー・パークの取得を発表したことが支援材料となりました。 【豪州】 中国の利下げ発表が好感されたことや、RBA(豪州準備銀行)による利下げ期待から週初に上昇したものの、市 場予想に反して政策金利の据え置きが発表されたことから失望感が広がり、軟調な展開となりました。また、これに 伴い国債利回りが上昇に転じたことも重石となりました。 【アジア】 2月28日に中国人民銀行が追加利下げに踏み切ったことが好感され週初に上昇しましたが、全人代(全国人民代 表大会)を控えて様子見ムードとなったことや、全人代において経済成長率見通しが引き下げられたことなどが嫌 気され軟調な展開となりました。香港では、1月小売売上高が市場予想を大きく下回ったことも売り材料となりました。 トピックス ■ 豪州不動産の賃貸契約について(豪州) 豪州の不動産賃貸契約は、他国と比較すると契約期間が長いことが特徴です。小売りでは通常5年、オフィスで5 年から10年、物流施設に至っては更に長い契約も多くみられます。また、賃貸期間中は消費者物価指数に連動して 毎年賃料を引き上げることが通常契約に盛り込まれます。また、リース期間終了前に退去する場合は、期間満了ま での賃料を違約金として支払う契約が通例です。このように、中長期的に賃料収入の安定性が非常に高く、また、 消費者物価指数を上回る形で配当の成長が見込める仕組みとなっている点は、豪州リートの大きな魅力といえま す。 ■ 香港不動産の賃貸契約について(香港) 香港の不動産賃貸契約は、契約期間が世界的にみても短く、通常2年から3年となっています。賃料は、リース期 間中は固定されており、リース契約を改定する度に市場賃料に即して新たな賃料を設定する仕組みとなっています。 このため、過去数年間のように市場賃料が大幅に上昇した局面では、リートの収入も短期間に大きく伸びる一方、 仮に調整局面となった場合は、比較的早い段階にマイナスの影響が出始めると考えられます。賃貸契約だけを比 較した場合は、他国のリートよりリスクが高いといえます。 ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 2/5 リート・ウィークリーレポート 各国・地域別グラフ (2014/12/5∼2015/3/6) ※各国および地域のリート指数、為替の使用 データについては、P.1「マーケットデータ」の 注記をご参照ください。 《日本》 (ポイント) 日本リート指数 420 390 360 330 12/5 1/5 2/5 《米国》 (ポイント) 3/5 (月/日) (円) 米国リート指数 1,250 125 1,150 120 1,050 115 950 12/5 110 1/5 2/5 3/5 12/5 1/5 2/5 (円) 欧州リート指数 3/5 (月/日) (月/日) 《欧州(除く英国)》 (ポイント) 米ドル/円 1,180 154 1,070 145 960 136 ユーロ/円 127 850 12/5 1/5 2/5 1/5 2/5 英国リート指数 英ポンド/円 (円) 91 192 84 184 77 176 70 3/5 (月/日) (月/日) 《英国》 (ポイント) 12/5 3/5 168 12/5 1/5 2/5 3/5 (月/日) 12/5 1/5 (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 3/5 2/5 3/5 (月/日) リート・ウィークリーレポート 《豪州》 (ポイント) 620 (円) 豪州リート指数 570 99 520 94 470 12/5 1/5 豪ドル/円 104 2/5 89 3/5 12/5 1/5 2/5 (月/日) 3/5 (月/日) 《シンガポール》 (ポイント) シンガポールリート指数 94 500 90 475 86 450 12/5 1/5 シンガポールドル/円 (円) 525 2/5 82 3/5 12/5 1/5 2/5 3/5 (月/日) (月/日) 《香港》 (ポイント) (円) 香港リート指数 550 16.5 510 15.5 470 14.5 430 12/5 1/5 2/5 3/5 13.5 12/5 (月/日) 香港ドル/円 1/5 2/5 3/5 (月/日) (出所:S&P、BloombergのデータをもとにDIAM作成) 【各指数の著作権等】 ■Standard & Poor’s®並びに S&P®は、スタンダード&プアーズ・ファイナンシャル・サービシーズLLC(以下「S&P」)の登録商 標です。Dow Jones®は、ダウ・ジョーンズ・トレードマーク・ホールディングズLLC(以下「ダウ・ジョーンズ」)の登録商標です。 これらはS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCに対して使用許諾が与えられており、DIAMアセットマネジメント株式会社に 対しては特定の目的のために使用するサブライセンスが与えられています。 S&P 先進国 REITインデックス(円換算ベース、 配当込み、為替ヘッジなし)、S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジなし)はS&P ダウ・ ジョーンズ・インデックスLLCが所有しており、DIAMアセットマネジメント株式会社に対して使用許諾が与えられています。S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLC、ダウ・ジョーンズ、S&Pおよびその関連会社は、DIAMアセットマネジメント株式会社の商 品を支持、推奨、販売、販売促進するものではなく、また投資適合性についていかなる表明をするものではありません。 ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 4/5 リート・ウィークリーレポート ※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。 5/5
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