入札者心得(入札される方へ) その 1

入札者心得(入札される方へ)
その 1
1 買受人の制限
次の要件に該当する方は公売財産を買い受けることはできません。
(1)買受人の制限(国税徴収法第92条)、公売参加者の制限(国税徴収法第108条)等により
買受人となることができない者。
2 入札
(1)入札に際しては、あらかじめ公売財産(物品)を確認したうえで入札してください。
(2)入札ができる時間は第1回目が午前10時00分から午前10時10分まで、第2回目が
午前11時10分から午前11時20分まで(時間厳守)です。
(3)入札書は、開札者が間違えないように楷書でハッキリと記入してください。
(4)売却区分番号は、公売公告に記載されている番号を記入してください。入札価格の頭には「¥マ
ーク」をつけてください。書き間違えた場合には、新しい入札書に記入してください。
※入札価額、又は売却区分番号を訂正したものは、無効として取り扱います。
(5)入札の際は氏名、フリガナ、番号および金額をよく確認してから入札してください。
(6)入札に関する時間は、入札会場に設けている電波時計を基準にして行います。入札の開始時
間、及び締め切り時間を厳守してください。入札開始前、及び締め切り後の入札はできません。
(7)一度入札された入札書の引戻し、変更、取消しは絶対に認めません。また1つの物品に2つ
以上の入札をされた場合は、その方の入札を無効とします。
(8)入札書に記載する売却区分番号は、公売公告に記載してある番号に従います。
(9)代理人が入札する場合には、代理権限を証明する委任状を、受付の際に提出してください。
代理権限を有しない方が法人名で入札する場合にも委任状が必要です。委任状は別紙様式を参
照してください。
(10)入札に際し、不正に談合したり、または公売を妨害したりする事実が認められる時は、入札
を制限する場合や退場していただく場合がありますのでご注意ください。
※公売物品は未使用品も含めて中古品としての扱いになります。新品同様の保証はありません。瑕
疵(キズ)
、汚れ等がある物品もございますので、ご確認、ご理解のうえ入札をお願いします。
3 開札
(1)売却区分番号ごとに、入札価額が見積価額以上で、かつ最高価額である入札者を最高価申込
者として決定します。
最高価申込者の決定は、入札書の入札価額欄に記載された金額により行います。
(2)開札の結果、最高価申込者が 2 名以上のときは。その方々同士による追加入札を行います。
その追加入札の価額がなお同額の場合は「くじ」で最高価申込者を決定します。
追加入札の価額は、当初入札価額以上でなければなりません。
追加入札をするべき方が入札をしなかった場合、又は追加入札価額が当初の入札価額に満たな
かった場合には、国税徴収法第108条の規定により、その事実があった後2年間、公売の場所
に入ることを制限し、入札させないことがあります。
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(3)入札価格が見積価格に達しない場合は、入札が成立しませんので中止とします。
(4)売却決定金額は、落札価額を売却決定金額とします。
(消費税法等で課税対象となる物品につ
いても、見積価額・入札価額・売却決定金額に消費税及び地方消費税相当額が含まれています。)
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入札者心得(入札される方へ)
その 2
4 売却決定
(1)売却決定は公売公告に記載された日時に、最高価申込者に対して行います。
5 最高価申込者決定等の取消し
(1)下記の場合は、その最高価申込者決定、又は売却決定を取り消します。
・公売の起因となる市税等について、買受人が買受代金を納付する前に完納の事実が証明され
たと
き。
・買受人が買受代金をその納付期限までに納付しなかったとき。
・国税徴収法第108条第2項の規定に該当したとき
6 代金納付
(1)代金納付時には買受代金、本人確認書類(運転免許証等)、委任状、印鑑(法人の場合のみ)
をご用意ください。
7 権利移転に伴う費用
(1)権利移転に伴う費用(軽自動車の名義変更に係る諸費用等)は買受人の負担となります。代
金納付後に説明がありますので、説明に従ってください。
8 危険負担の移転時期
(1)買受代金を納付したときに、危険負担は買受人に移転します。したがって、その後に発生し
た財産の毀損、破損、盗難及び焼失などによる損害の負担は買受人が負うことになります。
9 買受申込等の取消し
(1)買受代金の納付以前に、滞納者から不服申立等があった場合には、最高価申込者(買受人)
は、その不服申立等による滞納処分の続行の停止がされている間は、入札または買受けを取り
消すことができます。
10 財産の引渡し
(1)公売財産の引渡しは、買受代金納付時の現況有姿で行います。物品の梱包は行いません。大
型物品に関しては運搬用の車両も各自手配してください。原則、本日引渡しを行うこととしま
す。
11 瑕疵担保責任
(1) 執行機関(水俣市)は、瑕疵担保責任を負いません。
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「参考条文」 [国税徴収法抜粋]
※
第92条(買受人の制限)
滞納者は、換価の目的となった自己の財産(第24条第3項(譲渡担保財産に対する執
行)の規定の適用を受ける譲渡担保財産を除く。)を、直接であると間接であるとを問わ
ず、買い受けることができない。国税庁、国税局、税務署又は税関に所属する職員で国税
に関する事務に従事する職員は、換価の目的となった財産について、また同様とする。
※
第108条(公売実施の適正化のための措置)
税務署長は、次に掲げる者に該当すると認められる事実がある者については、その事実
があつた後2年間、公売の場所に入ることを制限し、若しくはその場所から退場させ、又
は入札等をさせないことができる。その事実があつた後2年を経過しない者を使用人その
他の従業者として使用する者及びこれらの者を入札等の代理人とする者についても、また
同様とする。
一 札等をしようとする者の公売への参加若しくは入札等、最高価申込者等の決定又は買
受人の買受代金の納付を妨げた者
二 公売に際して不当に価額を引き下げる目的をもつて連合した者
三 偽りの名義で買受申込みをした者
四 正当な理由がなく、買受代金の納付の期限までにその代金を納付しない買受人
五 故意に公売財産を損傷し、その価額を減少させた者
六 前各号に掲げる者のほか、公売又は随意契約による売却の実施を妨げる行為をした
者
2 前項の規定に該当する者の入札等又はその者を最高価申込者等とする決定については、
税務署長は、その入札等がなかつたものとし、又はその決定を取り消すことができるもの
とする。
3 前項の場合において、同項の処分を受けた者の納付した公売保証金があるときは、その
公売保証金は、国庫に帰属する。この場合において、第100条第6項(公売保証金の返
還)の規定は、適用しない。
4 税務署長は、第1項の規定の適用に関し必要があると認めるときは、入札者等の身分に
関する証明を求めることができる。
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委
任
状
平成
年
月
日
様
(委任者) 住
所
氏
名
㊞
電話番号
私は、下記の者を代理人と定め、以下の権限を委任します。
記
(受任者) 住
所
氏
名
電話番号
委任事項
平成27年3月29日の公売に関する次の事項
1 入札書の記載・提出の権限
2 買受代金の納付手続に関する権限
3 上記1から5までに付帯する一切の権限
※ 委任しない事項は抹消してください。
※ 記入にあたっての注意事項
・ 委任者が法人の場合は、氏名欄に、法人名・代表者資格及び代表者名を必ず併記してくださ
い。
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【委任状記載例】
委
任
状
○○市(町村)の物件に入札する場合は、
「○○市(町村)長」宛となります。
平成○○年△△月××日
水俣市長 様
(委任者) 住所(所在地) 熊本市○○区○○1丁目2-3
氏名(名称)
株式会社○○不動産
代表取締役 ○○ 一郎 ㊞
電話番号
096-333-1111
私は、下記の者を代理人と定め、以下の権限を委任します。
記
(受任者) 住
所
熊本市○○区○○1丁目1-1
氏
名
県税 太郎
電話番号
落札した公売物件を買い受
ける方について記入します。
(法人の場合は代表者印が
必要です。)
096-333-0000
委任事項
平成27年3月29日の公売に関する次の事項
1 入札書の記載・提出の権限
2 買受代金の納付手続に関する権限
3 上記1から5までに付帯する一切の権限
※ 委任しない事項は抹消してください。
※ 記入にあたっての注意事項
・ 委任者が法人の場合は、氏名欄に、法人名・代表者資格及び代表者名を必ず併記してくださ
い。
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