事務事業評価シート(一般事務事業用)

事務事業評価シート(一般事務事業用)
1 事務事業の概要
事務事業名
所管局部課
事業期間
新基本計画の施策体
系
整理番号
埋蔵文化財調査センター管理事業
7150100015
局名
部名
課名
電話番号
E-mail
教育委員会事務局
生涯学習部
生涯学習振興課
043-245-5962
[email protected]
開始年度 S60年代
まちづくりの方
向性(政策)
施策の柱
施策
終了年度 年度
本掲
方向性3 豊かな心が育ち、新たな
価値が生まれるまちへ
3-3 文化を守り、はぐくむ
まちづくりの方
向性(政策)
再掲
3-3-2 文化的財産の保全と活
用
施策
実施計画
区分
施策の柱
計画外
個別計画
実施根拠
法令・国通知等 文化財保護法第3条、同法第4条第2項
県条例・要綱等
市条例・要綱等 埋蔵文化財調査センター設置条例
その他
委託の状況
■
全部委託
□
一部委託
協働の有無
□
あり
■
なし
補助金交付事務の有無
□
あり
□
補助金事業シート整理番号(
対象(誰を・何を)
委託なし
)
□
なし
意図(どういう状態にしたいのか)
市内の遺跡から出土した文化財と調 市民の文化的財産である文化財を適切に維持・管理をして、市民に安全・快
査記録
適な環境の中で、郷土の歴史や文化財に親しんでもらうとともに、永く後世
に伝える。
事業の目的
財団法人千葉市教育振興財団に管理運営業務委託して、事業実施した。
1 維持管理事業
日常の建物等の管理業務
事業の内容
2 普及事業(展示・講演会・出前授業)
展示室の展示替え、管理及び解説。講座・講演会の開催。学校・公民館等への出前事業(勾玉づくり、
火起こし体験、古代組紐つくり、土器触体験等)の実施。
・ロビー巡回展 「遺跡から探る縄文時代中期の千葉市」
開催時期 8月4日~2月26日
会 場 各区図書館(6館)ほか 講演会(6回) 参加者:104名
・千葉市遺跡発表会
①市内の発掘調査報告(3遺跡)②事例研究 ③講演
開催時期 講演会;2月25日(10:00~16:00) 遺物展示:2月18日~2月26日
会 場 生涯学習センター2階ホール、アトリウムガーデン 参 加 者 238名
3 収蔵保管事業
整理・報告書刊行業務が終了した資料を埋蔵文化財調査センターに収納
(平成23年度新規収蔵分)2遺跡、整理箱(150×440×600mm)25箱
事業開始のきっかけ
昭和50年代頃から大形の開発事業が増加し、これに伴う発掘調査が急増し、これに対応するための調査体制の
拡充が急務となった。こうした背景の中、昭和60年4月に千葉市埋蔵文化財調査センターが開館。発掘事業によ
る大量の遺物の集中管理を図るとともに、展示室を併設して、市民への情報発信を始めた。
事業の変遷
・平成2年度 「千葉市遺跡発表会」が始まる、毎年開催。多くの市民の参加がある。
・平成14年度 財団法人千葉市教育振興財団が設立され、「資料普及班」
を新設して、出土した文化財の活用を図る。
※出前授業 体験学習、ロビー巡回展(各区の公共施設を利用)
他都市の状況
【埋蔵文化財調査センターを設置している政令市】
公立:札幌市、新潟市、千葉市、神戸市 法人:横浜市、京都市、大阪市、広島市、北九州市
【施設の設立目的】
・発掘調査の中核施設
・発掘資料の集中管理施設
・普及事業(出土資料等の有効活用)の拠点施設
関連ホームページ
http://www17.ocn.ne.jp/~maibun/
2 実施結果
(財源内訳)
事業費
(千円)
24年度当初予算
事
業
費
及
び
人
件
費
国庫支出金
県支出金
使用料・
その他特財
手数料
一般財源
人件費
(千円)
18,913
805
18,913
23年度決算
22,113
22,113
22年度決算
22,847
22,847
イベント等の動員
(平成23年度)
23年度事業費
決算内訳
動員人数(人)
総経費
(千円)
従事職員数
(人)
所管課 関係課
785
動員延べ時間(時間)
19,718
22,898
0.10
0.10
0.00
0.10
0.10
0.00
人件費(千円)
0
1 維持管理事業
・センター管理運営業務業務委託
【財団契約】
19,576千円
・センター自家用電気工作物保守管理業務委託【民間契約】 132千円
・パソコン使用料 【民間契約】 201千円
・南生実町収蔵庫プレハブリース料 【民間契約】 248千円
・空調設備修繕 【民間契約】 200千円
2 普及事業
【財団契約】
706千円
3 収蔵保管事業 【財団契約】
1,050千円
23年度その他特
財の内訳
指標名
(
成
果
①
)
活
動
指
標
②
指標設定の考え方
26年度目標設定
の考え方
単位
平成8年度から普及事
業が始まり、この活動
業が始まり
この活動
埋蔵文化財調査セ の拡大とともに入館者
ンター入館者数 数が増えており、施設
の活動効果を表してい
ると考えられるため。
毎年200~300人の増加
があり、加曽利貝塚の
国特別史跡指定など文
化財の話題続くため今
後4年は増加傾向が継
続すると考えられるた
め。
文化財に関心を持つ市
民育成も大きな目的で
あり、普及事業はその
普及事業参加者数 柱となるもので、この
参加者数は、事業成果
を反映するものであ
る。
毎年、500から1000人の
増加があり、学校への
出前授業が中心となる
が、効率化が期待でき 人
るとともに、内容の見
直しや工夫による効果
が反映しやすいため。
区分
22年度
23年度
目標
26年度
4,500
人
実績
3,557
3,863
目標
実績
9,000
7,838
7,949
3 必要性の点検
(1)公共性評価
必需(+)
(公益性)
■ 広く社会に利益をもたらすサービス
必
□ 特定の個人又は集団のためのサービス
要
性
□ 上記以外の中間的なサービス
の
点 (2)行政関与の妥当性評価
検
妥当性低い
妥当性高い
(-)
■
(必需性)
(+)
■
■ 市民生活に必要不可欠なサービス
公益
(-)
公益
(+)
□ 市民生活に必要不可欠ではないサービス
□ 上記以外の中間的なサービス
必需(-)
必要性の点検結果
必要性がある
⇒ 「4 有効性・効率性の点検」へ進む
4 有効性・効率性の点検
(1)サービス水準の妥当性
(①の場合は、高水準のサービスが必要な理由、③の場合は、低水準としている理由)
□ ①国の基準(他都市の水準)を上回るサービス水準
■ ②国の基準(他都市の水準)と同程度のサービス水準
□ ③国の基準(他都市の水準)を下回るサービス水準
(①の場合は、類似事業の名称と、統合にあたっての課題)
(2)類似事業との統合
□ ①類似する事業がある
■ ②類似する事業はない
(3)市民等との協働の適性
有
効
□ ①協働の適性がある
性
・
■ ②協働の適性はない
効
率
性 (4)民間委託化の妥当性評価
の
□ ①民間委託化を検討すべき業務がある
点
検
■ ②民間委託化を検討すべき業務はない
(①の場合は、協働の適性があると判断した業務の具体的内容と、実施にあたっての課題)
(①の場合は、民間委託化を検討すべき業務の具体的内容と、実施にあたっての課題)
(5)受益者負担の見直し等による歳入確保
(①の場合は、歳入確保を検討すべき業務の具体的内容と、見直しにあたっての課題)
□ ①歳入確保を検討すべき業務がある
■ ②歳入確保を検討すべき業務はない
(6)その他の工夫
(①の場合は、工夫の内容を記載してください)
□ ①その他、有効性・効率性を高める工夫の余地がある
■ ②その他、有効性・効率性を高める工夫の余地はない
5 今後の方向性
5 今後の方向性
(1)事業の整理合理化の方向性
必要性の点検から
□ 事業廃止
□ 事業休止
□ 事業終了(完了)
実施(予定)時期
■
事業継続
具体的内容
※「事業廃止」「事
業休止」「事業終了
(完了)」の場合、
又は、必要性の点
検で「必要性が低
いとなったが「事業
継続」とした場合に
記載
「5(2)事業の見直しの方向性」へ進む
(2)事業の見直しの方向性
有
の効
点性
検・
か効
ら率
性
□ サービス水準の見直し
□ 類似事業との統合
□ 市民等との協働
□ 委託化
□ 受益者負担の見直し
□
実施(予定)時期
広告料収入等の
新たな歳入の確保
□ その他の工夫
実施(予定)時期
継続の方向
□
事業見直し
■
現状維持
具体的内容
この事業は、市内での発掘調査の成果を、永く安全に収蔵保管しながら、広く市民に公開普及することが目的であり、
※事業改善の内 計画された業績と効果が上がっている。今後も業務内容を維持・継続し、歴史データの有効活用を図っていきたい。
容、現状維持の理
由を記載
必要性の点検シート
事務事業名
埋蔵文化財調査センター管理事業
1 公共性評価
No
設問
の視点
設問内容
1
事業の目的上対象とすべき者が誰でもサービスを利用できる
2
量的・物理的限界があるサービスであるため、需要が供給を上
回った場合は利用を断らざるを得ない
3
公益性 対象者のうち実際にサービスを利用している者に偏りがある
得点
配点(参考)
公益性 必需性
公益性 必需性
選択
(はい・いいえ)
はい
1
0
1
0
いいえ
0
0
-1
0
いいえ
0
0
-1
0
いいえ
0
0
1
0
はい
1
0
1
0
4
サービスの受益者が不特定多数に及ぶため、負担を求めること
ができない
5
直接の利用者だけでなく、第三者にも間接的な恩恵が及ぶ
6
社会的・経済的弱者に生活の安定を支援するサービスである
いいえ
0
0
0
1
7
制度開始時と比べて必要性が低下している
いいえ
0
0
0
-1
廃止した場合、多くの市民や地域社会全体に不利益や損害が
生じるおそれがある
はい
0
1
0
1
9
市民生活にとって必要不可欠なサービスではないが、さらなる
生活レベルや利便性の向上につながるものである
いいえ
0
0
0
-1
10
市民の生命、財産、権利を守るために必要なサービスである
いいえ
0
0
0
1
いいえ
0
0
-1
-1
2
1
8
11
必需性
公益性
趣味や娯楽等の個人的な嗜好を満たすためのサービスである
必需性
合計得点
2 行政関与の妥当性評価
No
設問
の視点
1
設問内容
選択
(はい・いいえ)
得点
配点(参考)
新基本計画第1次実施計画に掲載されている
いいえ
0
1
市条例に関与が定められている(施設の設置管理条例は除く)
いいえ
0
1
いいえ
0
-1
はい
1
1
民間に類似のサービスがある
いいえ
0
-1
市民個人や地域団体等の自助・共助で対応できる
いいえ
0
-1
政策性
2
3
目的
利用者数が年々減少している
達成度
採算性が低い等の理由により民間参入ができず、市しか実施で
きない
4
5
6
実施
主体
合計得点
1
民間委託の妥当性点検シート
事務事業名
埋蔵文化財調査センター管理事業
A 市職員が直接執行する必要性
業務名
業務概要
類型
全部委託
市内の遺跡から出土した資料で整理して報告書が刊行さ
れた埋蔵文化財を埋蔵文化財調査センターに収納し、台
帳等を整備した上で保管して、良好な状態で長く後世に
残す。
昨年度までは、教育振興財団に委託していたが、24年度
からは直営となる。
埋蔵文化財調査センターの管理業 建物および敷地の管理・清掃並びに付帯設備の維持管
務
理業務
文化財普及業務
①各区の公共施設ロビーにおいて遺物等を活用した巡回
展示を行うとともに、関連テーマの講演会を開催する。
②学校・公民館・市民団体の求めに応じて、「火起こし」
「勾玉づくり」「講演会」のどの出前をする。
B 委託業務に適しているか
業務の現況
直接執行する必要がある理由
類型
民間委託が適している理由、または、
民間委託が適していない理由
C 民間委託に対する問題
民間委託化判定
類型
問題がある場合、その内容の説明
委託済み
単純に保管する業務ではなく、外部の
公共機関等からの照会・研究・閲覧に
対応し、収蔵資料を有効活用して、市
民に成果を還流する必要があるため、
一般の民間委託にはなじまない。
文化財保護法第3条において、「保存
民間委託済み
が適切に行われる」ことが地方公共団
の業務
体の任務とされている。
委託済み
個々の業務ごとのノウハウ及び経験を
有する業者に発注するほうが市にとっ
て有利である。
民間委託済み
の業務
委託済み
千葉市の歴史・文化財に精通している
ことが求められるが、市教育振興財団
がそれを満たしているため委託してい
る。
民間委託済み
の業務