事務事業評価シート(補助金事業用) 1 補助金の概要 補助金名 所管局部課 事業期間 文化財保護事業補助金(文化財管理事業_有形文化財・有形民俗文化財・記念物管理) 局名 部名 課名 電話番号 教育委員会事務局 生涯学習部 生涯学習振興課 043-245-5962 開始年度 昭和 55 年度 終了年度 本掲 まちづくりの 方向性(政策) 新基本計画の施策体系 [email protected] 7150100016 再掲 方向性3 豊かな心が育ち、新たな価値が 生まれるまちへ 施策の柱 3-3 文化を守り、はぐくむ 310 E-mail 一般事務事業シート 整理番号 年度 整理番号 まちづくりの 方向性(政策) 実施計画 区分 施策の柱 計画外 施策 3-3-2 文化的財産の保全と活用 施策 個別計画 補助根拠 千葉市文化財保護事業補助金交付要綱 (補助金交付要綱名等) 補助金の種別 補助事業を必要 とする背景・課題 □ ■ 団体運営 その他 補助対象は、県及び市の指定文化財であり、地域の文化や歴史などを正しく理解するために欠かせないものである。そし て、指定時の姿を保存するとともに、できるだけ一般に公開することが求められている。また、良好な状態で永く後世に残す ためには、防災設備などの設置や、清掃・除草などの維持管理が必要となり、所有者又は管理者に負担が生じており、市の支 援が求められている。 所有者又は管理者の負担軽減を図るとともに、良好な保存と公開を促す目的で、補助金を交付している。また、市と連携す ることで、所有者又は管理者の文化財がもつ公益性および共有性に対する意識の向上が期待できる。良好な状態で維持管理さ れている文化財は、地域の歴史に対する興味や地域への愛着を生み、地域の活性化に役立つことが期待できる。 補助目的・効果 補助内容 1 千葉県指定有形文化財「千葉教会教会堂」(明治28年建築) 対象事業:維持管理(管理、清掃)【市補助額:12,300円】 2 千葉県指定有形文化財「木造十一面観音立像」(建長8年、1256年造立) 対象事業:維持管理(防腐剤塗布)【市補助額:12,300円】 3 千葉市指定文化財 「滑橋貝塚」(縄文時代) 対象事業:維持管理(山刈り、清掃)【市補助額:122,000円】 4 千葉市指定文化財 「千葉山」(伝、千葉氏累代の墓所) 対象事業:維持管理(山刈り、清掃)【市補助額:24,600円】 指定文化財の所有者又は管理者 補助対象者 補助対象経費 【有形文化財・有形民俗文化財・記念物管理】 (対象経費)見廻り看視経費、除草、防災設備保守点検、挿し芽、防蟻、防虫 等小修理に要する経費、民家の環境整備に要する経費、美術工芸 品の薫蒸殺虫に要する経費 ■ あり □ 10/10(収入を除く10/10を含む) ■ その他の補助率 補助率 □ なし □ あり ■ なし 補助限度額 他都市の状況 関連ホームページ 〔 〔 補助対象経費の1/2以内 (この補助金以外の補助金その他の収入金がある場合は、補助対象経 費の額からこれを控除する) 〔 船橋市(平成22年度) 1 文化財管理伝承費補助金(毎年度) 1所有者につき40,000円定額補助(県費補助の場合は総額から県費を除いた1/2) (対象)県指定5件、市指定18件、国登録1件 市補助額:994,000円 2 臨時的補助金(単年度) (対象)市指定「葛羅の井」ほか4件 市補助額:980,000円 〕 〕 〕 2 実施結果 補助金額 (千円) 経 費 (財源内訳) 国庫支出金 県支出金 その他特財 一般財源 交付事務 経費 (千円) 人件費 (千円) 総経費 (千円) 24年度当初予算 154 0 0 0 154 0 403 557 23年度決算 172 0 0 0 172 0 392 564 22年度決算 172 0 0 0 172 23年度 交付事務経費 決算内訳 従事職員数 (人) 所管課 関係課 0.05 0.05 0.00 0.05 0.05 0.00 23年度 26年度 通信運搬費(切手代)1千円 23年度 その他特財の内訳 指標名 ( 成 果 ) 活 動 指標設定の考え方 現状変更届けの件数 (指定の目的は、文化財が指 定時の状態を維持することに ① ある。その現状を変える場合 には、現状変更届けを提出し て指定者の許可を得る必要が ある) 建造物・彫刻・史跡の 管理業務は所有者等の 保護意識によるところ が大きく、数値的に表 せる事項がないため指 標という考え方になじ まない。 26年度目標設定 の考え方 指定の目的は、現状を 維持することにあり、 地方公共団体と所有者 等との関係の良好さを 示しており、今後も継 続すると考えられる。 単位 区分 22年度 0 目標 件 実績 指 標 0 0 目標 ② 実績 3 必要性の検証 公 益 性 の 検 証 (1)補助事業者等が実施する事業は、市が抱えている課題を 解決できるものか。 ■ ① 解決できる □ ② 解決できない 国民共有の財産である文化財を保存し、永く後世に伝えるという課題を所有者自 らが実践してくれているため。 (1)経費に見合った効果があがっているか 有 効 性 の 検 証 ■ ① あがっている □ ② あがっていない ( ) 団 体 運 営 の み (①の場合は効果の具体的な説明、②の場合は効果があがっていない理由) 経費の一部補助ではあるが、市との関わりを意識して現状の維持に努めている。 建造物・彫刻では所有者が率先して清掃・防災・防蟻等に勤めており、良好な状 態が維持されている。また、史跡では、草刈り・清掃が実施され、見学者の安全 と利便が図られている。 (2)補助実績(決算額、件数など)はどのように変化 しているのか ■ ① 横ばい又は年々増加している □ ② 年々減少している 歳入総額① (千円) 対 象 団 体 等 の 状 況 (1) 財 務 状 況 (①の場合は解決できると判断する理由、②の場合は解決できない理由) (②の場合は、補助実績(決算額、件数など)が年々減少している理由) 市補助金②(千円) 依存率②/①(%) 歳出総額③ (千円) 繰越額④ (千円) 23年度決算 22年度決算 21年度決算 3か年平均 (2)団体等の補助金への依存度が低く、自立性が確保され ている状況ではないか □ ① 依存率が過去3か年平均で約10%以上で自立性が低い □ ② 依存率が過去3か年平均で約10%未満で自立性が高い (3)団体等が補助金以上の繰越金や内部留保資金などの 余剰資金を有していないか □ ① 団体の繰越金が補助金を恒常的に下回っている □ ② 団体の繰越金が補助金を恒常的に上回っている 必要性の検証結果 2 課題なし ⇒ (②の場合は、補助してきた理由) (②の場合は、補助してきた理由) 「4 実施手法の検証」へ進む 繰越額/ 市補助金 ④/②(%) 4 実施手法の検証 (1)同一対象者に長期間にわたり補助金を支出していないか 機 会 の 公 平 性 の 検 証 □ ■ 文化財の指定では、現状維持と公開を求めており、所有者は保護上の経済負担 が発生するため、負担軽減のため補助金を交付している。また、文化財は永く後 世に伝える必要があり、期限設定という考え方には馴染まない。 ① 5年以内である ② 5年を超えている (2)補助事業者の募集は、どのように行っているのか (②③の場合は、公募制の導入にあたっての課題) 文化財の指定は、個々の文化財の内容・価値・背景で判断され、補助金交付に あたっては、指定した文化財の中から、保護上の経済負担の多寡等と公的支援の 必要性を判断して市が決定するため公募制には馴染まない。 □ □ ② 交付先を要綱等で特定している ■ ③ 交付先を要綱等で特定していないが、特定の団体 のみに交付している ① 交付先を特定せず、広く公募している (1)補助対象経費や補助率、補助金額は妥当なものか 経対 費象 妥 当 性 の 検 証 ■ ① ふさわしくないもの(交付先団体構成員の 親睦経費や慶弔費等)を含んでいない □ ② ふさわしくないもの(同上)を含んでいる (次の各項目で②の場合は、その状況を設定している理由) 補 ■ ① 設定されており、10/10ではない 助 率 □ ② 10/10又は定額である 限 □ ① 設定されている 度 額 ■ ② 未設定である(予算の範囲内も含む) (2)運営費的な内容を補助することにより補助対象が曖昧に なっていないか ■ □ (②の場合は、下部組織等へ再交付している理由と、直接交付化にあたっての課題) ① していない ② している (②の場合は、類似する補助金の名称。また、統合にあたっての課題) ① ない ② ある (2)委託等のより適切な手法へ切り替えることができないか そ の 他 ■ □ (②の場合は、どのような手法を取り得るのか。また、切り替えにあたっての課題) ① 検討する余地がない ② 検討する余地がある (3)団体運営補助の場合、団体等へ自立を促す取組みを 行っているか □ □ (②の場合は、事業費補助へ転換するにあたっての課題) ② 運営費的な内容を補助している (1)目的や内容が類似している補助金がないか ■ □ 対象が多岐にわたり、同一基準での判断がし難いため。例えば、建造物の修繕で あれば1回当たり数百万円以上のケースもあり、また、清掃・管理であれば年間 数万円のケースもある。 ① 運営費的な内容を補助していない (3)交付された補助金を、下部組織等に再交付しているか ■ □ (②の場合は、5年以内の交付期限を設定するにあたっての課題) (①の場合は具体的な取組内容、②の場合は取り組むにあたっての課題) ① 行っている ② 行っていない 5 今後の方向性 (1) 存廃の方向性 □ 必要性の検証から 廃止 □ □ 休止 終了(完了) ■ 実施(予定)時期 継続実施 具体的内容 ※廃止、休止、終了(完了)の 場合は今後の予定を記載。 ※継続実施とした場合はその 理由を記載。必要性の検証で 「課題あり」となった場合は 特に詳しく記載。 6 文化財の「保存が適切に行われる」ことは、文化財保護法第3条で地方公共団体の任務とされている。そのためには、所有 者の自助努力に加えて市が適切な指示と支援をして所有者との協働を形作る必要があり、補助金を含めた関与が不可欠である ため。 このまま「5(2)実施手法の見直しの方向性」に進んでください。 (2) 実施手法の見直しの方向性 機会の公平性の検証から □ 交付期限の設定 □ □ 補助対象経費、補助率、補助金額の見直し □ 事業補助への転換 □ 下部組織等への再交付の見直し □ 類似事業との統合 □ 他の手法への切替 □ 自立の促進 公募制の導入 実施(予定)時期 妥当性の検証から 実施(予定)時期 その他から 実施(予定)時期 継続実施の方向性 □ 見直し ■ 現状維持 具体的内容 市は、公益性の高い指定文化財の所有者に対して、現状保存と一般市民への公開を求めている。このためには良好な状態で ※見直しの具体的な内 文化財が維持管理されることが前提条件となる。そして、所有者の適切な管理を促すためには発生する事業費用の負担軽減の 文化財が維持管理される とが前提条件となる そして 所有者の適切な管理を促すためには発生する事業費用の負担軽減の 容、現状維持の理由等 ための補助金と行政の継続的な関与が不可欠である。 を記載。
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