資料3 平成25年度 第2回千葉市行政改革推進委員会における主な意見に対する対応状況 議題(2)今後の行政改革の推進について № 委員 1 手島会長 意見等(要旨) 対応状況 行財政改革推進チームについては、行 行財政改革推進チームのメンバーは、係 政改革に対して強い意識、バイタリテ 長・主査級の職員の中から意識の高い者を ィ、行動力があればまとまっていく。あ 組織横断的に選任している。 まりにも専門知識が高い人がチームに 入ると難しくなる。 2 行政改革については、もう少し整理し 今後、大きな改革効果が見込める課題に て優先順位を付けていく必要がある。そ 取り組むなど、メリハリを付けた行政改革 うしないと力が集約されてこない。行政 の推進を検討していく。 改革が進められているように見えて、実 際は、ほとんど手を付けられないという 事態となるので、もう少しメリハリを付 ける必要がある。 3 千葉副会長 行財政改革推進チームは権限をしっ 行財政改革推進チームのメンバーを予 かりと与えた市長の直轄のチームにす 算、組織・人事権のある部署からも選任し、 るべき。 改革案を検討の上、市長も出席する政策会 議に付議し、改革の可否を決める。 4 千葉市は、ICTのプラットホーム化 ワンストップ窓口の改革など市民の方々 をして、市民の視点から利便性の高い庁 が利便性向上を実感できる電子行政サー 内に作り替えるべき。 ビスの実現や市役所の情報システムの最 適化に向けた取組みを進めていく。 5 庁内業務のうち民間でできる内容の 民間委託の妥当性については、従前から 分類をしてアウトソーシングでできる 市職員が直接執行する必要性の有無、委託 内容を明確にすべき。 業務に適するか否か、委託化にあたっての 問題点の有無、の観点からチェックを行っ ているが、他都市の事例等を研究し、不断 に見直ししていく。 6 東委員 地域でやる気のある人などが活動し ここ十数年にわたり、民営化など市場原 やすくなることで、市民がいろいろな活 理型の行政改革を行ってきた中で、そのひ 動できる良い街だという認識を持つこ ずみを指摘されてきているところであり、 とができると、そのような街ならば、住 効率化だけはない質の高い行政経営を目 んでみたいという人が増えていく。行政 指すとともに、市民参加・協働を引き続き 改革は、そのような明るいイメージに繋 推進していく。 がるようにすべき。 7 勝又委員 行財政改革推進チームには、知識が浅 行財政改革推進チームのメンバーは、係 くても良いのでやりたいという人を集 長・主査級の職員の中から意識の高い者を め、専門知識のある人をそのチームメン 組織横断的に選任している。 バーのサポートとして入れるのが良い。 1 № 委員 8 勝又委員 意見等(要旨) 対応状況 行政改革は、職員だけで考えていると パブリックコメントや協働事業提案制度 固定観念が強くなってしまうので、市に などを活用し、今後も市民意見の反映に努 アイデアを出していきたいという人の めていく。 いろいろな意見を聞く。 9 行政改革は、推進しながら考えること が重要である。 行財政改革推進チームでは、3か月ごと に検討の継続・中止を判断することを基本 に進めていく。 10 菊地委員 行財政改革推進チームの仕組みの前 に視点を作る必要がある。 行財政改革推進チームでは、①調達改革 (一元化)、②課題抑制に向けた資源の最 適化・業務の転換、③業務の整理統合・集 約化、④アウトソーシングの活用の4つの 視点に整理した。 11 課題抑制型事業は、大掛かりではな く、社会実験のような形でやるべき。 12 それぞれの分野の専門家である委員 課題抑制型事業を進めるうえで、今後の 参考としたい。 各委員の方々と相談させていただきなが の使い方は良い改革を進めるためには らの連携の強化を検討したい。 工夫の余地がある。 13 藤原委員 事業所管では、重要な事業と考えられ 行財政改革推進チームでは、取り扱う ている一方で、千葉市全体の今後の方向 テーマを全庁横断的・中長期的な課題とす 性を見たときは、本来であれば縮小して るなど全体最適の視点を取り入れ、検討を いくべき事業が多分に含まれている可 進める。 能性がある。全体最適化を考えたうえで の千葉市の資源配分を行える組織が必 要になる。 14 行政改革の成功事例などを情報共有 電子申請システムを活用して、行財政改 するため、庁内のICTを利用した職員 革推進チームで検討するテーマを職員か 同士の手軽な形でのやりとりはできな ら広く募集している。 いか。 15 自分の仕事が行政改革にどのように 職員向けに行政改革をテーマとした研修 つながっていくのかが、明確になる職員 を実施する予定であり、その中で意識付け 向けの資料があると、皆が一つの目標に をしていく。 向かって進んでいける。 また、今後、行政改革の推進方法として また、行政改革が市役所だけの問題で 局・区の経営方針を明確化し、資料を作成 はなく、市民の協力が必要不可欠である することを検討している。 ことを発信するべき。 なお、市民参加・協働は、結果的に行政 改革にも寄与する有効な手法であり、今後 も市民参加・協働に積極的に取り組んでい く。 2
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