江津市庁舎改修整備基本計画策定業務 業務委託仕様書 1.業務名 江津市庁舎改修整備基本計画策定業務 2.業務目的 本業務は江津市庁舎改修整備検討委員会での報告書を踏まえ、現状と課題を整理し、新庁舎 の建設及び現庁舎の保存再生利用に関しての基本計画を策定することを目的とする。 3.履行期間 契約日の翌日から平成 29 年 3 月 31 日までとする。 4.業務の実施 ①本業務の実施は、本仕様書に基づき実施すること。 ②受注者は業務の実施に当たっては、関係法令及び条例等を遵守すること。 ③受注者は発注者と協議を行い、その意図や目的を十分に理解した上で適切な人員配置のもとで 業務を実施すること。 ④受注者は業務の進捗に関して、発注者に対して定期的に報告を行うこと。 ⑤受注者は自らの組織の中から、管理技術者を選任し、発注者に通知すること。 ⑥受注者は本業務の一部を再委託する場合は、予め発注者の承認を得ること。 ⑦本業務の実施に関し、疑義が生じた場合は、速やかに発注者と協議を行い、指示を仰ぐこと。 5.業務計画書の提出 ①受注者は、契約締結後7日以内に業務計画書を作成の上、発注者に提出し、承認を得ること。 ②業務計画書には、次の事項を記載すること。 ・業務概要 ・業務実施方針 ・業務工程 ・業務実施体制及び組織計画 ・管理技術者、担当技術者一覧表及び経歴書 ・協力者がある場合は、協力者の概要及び担当技術者一覧表 ・業務フローチャート ・打合せ計画 ・その他発注者が必要とする事項 ③業務計画書の内容に追加又は変更が生じた場合には、速やかに発注者に文書で提出し、承認を 得ること。 1 6.打合せ及び議事録 業務を適正かつ円滑に実施するため、受注者と発注者は打合せを行い、その内容については、 受注者がその都度記録し、相互に確認すること。 7.検査 業務が完了した時は、業務完了届を提出するとともに、成果品を提出し、発注者の検査を行 うこと。 8.業務内容 業務の内容は次に掲げるとおりである。各事項について整理・検討し、発注者と十分に打合 せを行いながら実施すること。 【新庁舎建設基本計画】 ①建設候補地の検討 ・立地特性(形状、地質、高低差、交通条件) 、周辺環境の概要整理 ・景観への配慮 ②敷地利用計画の検討 ・アプローチ、建物配置パターンの検討 ・周辺と連携する外部空間の検討 ③必要機能、規模の検討 ・新庁舎建設の位置付け ・市民サービス機能の利便性の検討 ・市民参加、協働の可能性の検討 ・防災拠点機能の検討 ・行政機能の検討 ・窓口、執務、議場、会議その他空間の計画面積の算出 ・ユニバーサルデザインの考え方 ・ICT機能への対応 ・セキュリティへの考え方 ・駐車台数の算定 ④建築、構造、設備計画の検討 ・全体レイアウトイメージ、バーチカルゾーニング、フロアゾーニングの検討 ・大まかな階数設定 ・構造種別、免震等基本条件の検討 ・環境負荷低減を踏まえた設備計画の検討 ・ユニバーサルデザイン計画 ・地場産材の活用、地域性への配慮 2 ⑤事業計画、概算事業費の算出 ・全体事業費の概算算出 ・類似施設の工事費調査 ・ランニングコストの検討 ・ライフサイクルコストの検討 ・事業スケジュールの検討 ⑥庁舎改修整備庁内検討会への支援 ・検討会の資料作成、意見集約等の運営支援 ⑦パブリックコメント実施支援 ・パブリックコメントの実施に係る検討支援、各資料作成 【現庁舎保存再生基本計画】 ①新たな用途、機能の検討 ・A棟、B棟のコンバージョンによる、本市が必要とする新たな公共施設機能を核とした検討 ・コンバージョンによる再生事例の収集 ・江津ひとまちプラザ(パレットごうつ)との機能連携、中心市街地におけるネットワーク形 成の検討 ②耐震補強基本計画の検討 ・耐震診断結果に基づき、機能変更を踏まえた補強計画の再検討 ③建築、設備計画の検討 ・新用途における空間構成の検討 ・全体レイアウトイメージ、バーチカルゾーニング、フロアゾーニングの検討 ・ランニングコスト低減を目指した設備計画の検討 ・ユニバーサルデザイン計画 ・市民参加、協働、交流機能の可能性の検討 ・歴史的価値、高い建築的評価を踏まえた外観デザインへの再生検討 ④事業計画、概算事業費の算出 ・全体事業費の概算算出 ・建設スケジュールの検討 ⑤庁舎改修整備庁内検討会への支援 ・検討会の資料作成、意見集約等の運営支援 ⑥市民意見の集約、パブリックコメント実施支援 ・市民参加、合意形成手法の検討 ・パブリックコメントの実施に係る検討支援、各資料作成 9.成果品 本業務に係る成果品は以下の通りとする。 ・基本計画書(A4製本) 2部 3 ・基本計画書概要版(A4製本) 2部 ・電子データ(CD-R 又は DVD-R) 1部 ・その他必要な資料 4
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