評価シート(PDF:36KB)

事務事業評価シート(一般事務事業用)
1 事務事業の概要
事務事業名
所管局部課
事業期間
整理番号
建築紛争調整事務
局名
部名
課名
電話番号
E-mail
都市局
建築部
建築指導課
043-245-5836
[email protected]
開始年度 平成
年度
8
終了年度 年度
本掲
新基本計画の施策体
系
2520400002
再掲
まちづくりの方
向性(政策)
まちづくりの方
向性(政策)
施策の柱
施策の柱
施策
施策
実施計画
区分
計画外
個別計画
実施根拠
法令・国通知等
県条例・要綱等
市条例・要綱等 千葉市中高層建築物の建築に係る紛争の予防と調整に関する条例
その他
委託の状況
□
全部委託
□
一部委託
協働の有無
□
あり
■
なし
補助金交付事務の有無
□
あり
■
委託なし
)
補助金事業シート整理番号(
対象(誰を・何を)
■
なし
意図(どういう状態にしたいのか)
・中高層(条例の対象)建築物の建 ・建築紛争の未然防止のため、建築主に近隣・周辺住民に建築計画内容を周
築主
知・説明してもらい、要望事項等については話し合いを行い紛争を解決して
・近隣・周辺住民との建築紛争
もらう。
事業の目的
・住居系10m、非住居系15mを超える規模の建築を行う際には、建築確認申請の前に、建築の事前公開(標識
の設置、標識設置届の提出、近隣・周辺住民への計画説明)を行う。
・紛争になった場合、申し出により市職員による「あっせん」を行い調整を図る。
・「あっせん」が不調となった場合、申し出により市長が委嘱した調停委員による建築紛争調停小委員会を開催し
「調停」において調整を図る。
事業の内容
・昭和48年に「千葉市日照等に関する指導要綱」を制定し建築紛争の解決に努めてきたが、建築物の中高層化が
進み近隣住民・周辺住民による住環境保全等の紛争が多発したことから建築紛争の予防と調整を行うため平成7年
12月に「千葉市中高層建築物の建築に係る紛争の予防と調整に関する条例」を制定し本事業を開始した。
事業開始のきっかけ
事業の変遷
・平成8年度より条例を施行し平成23年度までに計209件のあっせん・調停の申し出があり調整を図ってい
る。
・平成22年度は、5件のあっせんのうち4件が合意したが、1件は不調により打ち切られた。調停の1件は合意解
決した。平成23年度は、話合いの誘導強化もあり、あっせん1件のみであったが、不調打ち切りとなった。
他都市の状況
・他政令市においては、17政令市において類似事業を実施している。
条例対応 名古屋、京都、横浜、神戸、札幌、川崎、福岡、広島、仙台、さいたま、静岡、堺、浜松市、相模原
市の各市
要網対応 新潟、北九州市、熊本市
関連ホームページ
http://www.city.chiba.jp/toshi/kenchiku/shido/chuukousou.html
2 実施結果
(財源内訳)
事業費
(千円)
24年度当初予算
事
業
費
及
び
人
件
費
国庫支出金
県支出金
使用料・
その他特財
手数料
一般財源
人件費
(千円)
658
14,445
658
23年度決算
75
75
22年度決算
333
333
イベント等の動員
(平成23年度)
23年度事業費
決算内訳
動員人数(人)
総経費
(千円)
従事職員数
(人)
所管課 関係課
14,103
動員延べ時間(時間)
15,103
14,178
2.20
2.20
0.00
2.20
2.20
0.00
人件費(千円)
0
あっせん・調停申出件数 1件
あっせん・調停開催回数 1回
建築紛争調整事務費:75千円(住宅地図購入)
・中高層建築物の届出箇所を住宅地図へ記入するため。
・近隣説明対象者の確認をするため。
23年度その他特
財の内訳
指標名
︵
成
果
①
︶
活
動
指
標
②
指標設定の考え方
建築紛争件数/標識設置
届の件数
H22実績:届出52件、
中高層建築に係る あっせん・調停5件
建築紛争の割合 5/52=9.6%
H23実績:届出62件、
あっせん・調停1件
1/62=1
6%
解決件数/紛争調整件数
(あっせん、調停合
計)
建築紛争の解決率 H22実績 あっせん・調
停5件、解決4件
4/5=80%
H23実績 あっせん1件
解決0件 0/1 0%
26年度目標設定
の考え方
単位
区分
H23実績より建築紛争調
整申出率の減少を目指
申出率(%)
す。
届出65件、あっせん・
調停1件 1/65=1.5%
目標
H23実績より紛争調整に
よる解決率を高める。
解決率(%)
あっせん・調停1件、解
決1件 1/1=100%
目標
22年度
実績
実績
23年度
26年度
1.5
9.6
1.6
100
80
0
3 必要性の点検
(1)公共性評価
必需(+)
(公益性)
(必需性)
■ 広く社会に利益をもたらすサービス
必
□ 特定の個人又は集団のためのサービス
要
性
□ 上記以外の中間的なサービス
の
点 (2)行政関与の妥当性評価
検
妥当性低い
妥当性高い
(−)
(+)
■
□ 市民生活に必要不可欠なサービス
公益
(−)
■
公益
(+)
□ 市民生活に必要不可欠ではないサービス
■ 上記以外の中間的なサービス
必需(−)
必要性の点検結果
必要性がある
⇒ 「4 有効性・効率性の点検」へ進む
4 有効性・効率性の点検
(1)サービス水準の妥当性
(①の場合は、高水準のサービスが必要な理由、③の場合は、低水準としている理由)
□ ①国の基準(他都市の水準)を上回るサービス水準
■ ②国の基準(他都市の水準)と同程度のサービス水準
□ ③国の基準(他都市の水準)を下回るサービス水準
(①の場合は、類似事業の名称と、統合にあたっての課題)
(2)類似事業との統合
□ ①類似する事業がある
■ ②類似する事業はない
(3)市民等との協働の適性
有
効
□ ①協働の適性がある
性
・
■ ②協働の適性はない
効
率
性 (4)民間委託化の妥当性評価
の
□ ①民間委託化を検討すべき業務がある
点
検
■ ②民間委託化を検討すべき業務はない
(①の場合は、協働の適性があると判断した業務の具体的内容と、実施にあたっての課題)
(①の場合は、民間委託化を検討すべき業務の具体的内容と、実施にあたっての課題)
(5)受益者負担の見直し等による歳入確保
(①の場合は、歳入確保を検討すべき業務の具体的内容と、見直しにあたっての課題)
□ ①歳入確保を検討すべき業務がある
■ ②歳入確保を検討すべき業務はない
(6)その他の工夫
(①の場合は、工夫の内容を記載してください)
■ ①その他、有効性・効率性を高める工夫の余地がある
建築紛争を未然に防ぐためには、土地売買や開発事前協議などの段
階において、計画に対する調整の仕組みがあるとより効果的と考え
る。
□ ②その他、有効性・効率性を高める工夫の余地はない
5 今後の方向性
5 今後の方向性
(1)事業の整理合理化の方向性
必要性の点検から
□ 事業廃止
□ 事業休止
□ 事業終了(完了)
実施(予定)時期
■
事業継続
具体的内容
※「事業廃止」「事
業休止」「事業終了
(完了)」の場合、
又は、必要性の点
検で「必要性が低
いとなったが「事業
継続」とした場合に
記載
「5(2)事業の見直しの方向性」へ進む
(2)事業の見直しの方向性
有
の効
点性
検・
か効
ら率
性
□ サービス水準の見直し
□ 類似事業との統合
□ 市民等との協働
□ 委託化
□ 受益者負担の見直し
□
実施(予定)時期
広告料収入等の
新たな歳入の確保
□ その他の工夫
実施(予定)時期
継続の方向
□
事業見直し
■
現状維持
具体的内容
建築紛争調整は、市及び調停委員の仲介で、話合いによる解決を図っているが、近隣・周辺住民と建築主の立場は相反
※事業改善の内 することから、成果の向上は難しい。
容、現状維持の理
由を記載
必要性の点検シート
事務事業名
建築紛争調整事務
1 公共性評価
No
設問
の視点
設問内容
1
事業の目的上対象とすべき者が誰でもサービスを利用できる
2
量的・物理的限界があるサービスであるため、需要が供給を上
回った場合は利用を断らざるを得ない
3
公益性 対象者のうち実際にサービスを利用している者に偏りがある
得点
配点(参考)
公益性 必需性
公益性 必需性
選択
(はい・いいえ)
はい
1
0
1
0
いいえ
0
0
-1
0
いいえ
0
0
-1
0
いいえ
0
0
1
0
はい
1
0
1
0
4
サービスの受益者が不特定多数に及ぶため、負担を求めること
ができない
5
直接の利用者だけでなく、第三者にも間接的な恩恵が及ぶ
6
社会的・経済的弱者に生活の安定を支援するサービスである
いいえ
0
0
0
1
7
制度開始時と比べて必要性が低下している
いいえ
0
0
0
-1
廃止した場合、多くの市民や地域社会全体に不利益や損害が
生じるおそれがある
いいえ
0
0
0
1
9
市民生活にとって必要不可欠なサービスではないが、さらなる
生活レベルや利便性の向上につながるものである
はい
0
-1
0
-1
10
市民の生命、財産、権利を守るために必要なサービスである
はい
0
1
0
1
いいえ
0
0
-1
-1
2
0
8
11
必需性
公益性
趣味や娯楽等の個人的な嗜好を満たすためのサービスである
必需性
合計得点
2 行政関与の妥当性評価
No
設問
の視点
設問内容
得点
配点(参考)
いいえ
0
1
はい
1
1
いいえ
0
-1
採算性が低い等の理由により民間参入ができず、市しか実施で
きない
はい
1
1
民間に類似のサービスがある
はい
-1
-1
いいえ
0
-1
新基本計画第1次実施計画に掲載されている
1
選択
(はい・いいえ)
政策性
市条例に関与が定められている(施設の設置管理条例は除く)
2
3
目的
利用者数が年々減少している
達成度
4
5
6
実施
主体
市民個人や地域団体等の自助・共助で対応できる
合計得点
1
民間委託の妥当性点検シート
事務事業名
建築紛争調整事務
A 市職員が直接執行する必要性
業務名
業務概要
B 委託業務に適しているか
業務の現況
類型
直接執行する必要がある理由
類型
民間委託が適している理由、または、
民間委託が適していない理由
C 民間委託に対する問題
民間委託化判定
類型
問題がある場合、その内容の説明
あっせん
・紛争になった場合、申し出により市職員による「あっせ
ん」を行い調整を図る。
直営
② 法令の規定に 条例第9条により、市長は、紛争の調
より、市職員が行う 整の申し出があったときはあっせんを
こととされたもの 行うと定められているため。
市職員が直接
執行すべき業
務
調停
・「あっせん」が不調となった場合、申し出により市長が委
嘱した調停委員による建築紛争調停小委員会を開催し
「調停」において調整を図る。
直営
条例第11条により、市長の付託にお
② 法令の規定に いて調停を行うとともに、市長の諮問
より、市職員が行う に応じ紛争の予防と調整に関する重要
こととされたもの 事項について審査審議すると定められ
ているため。
市職員が直接
執行すべき業
務