エコライフちば No.48 平成 22 年 6 月 3 日発行 NPO法 人都川 の環境 を考え からの る会 メッセ ージ 都川に アユがのぼってきたよ! 丹後堰公園近くの都川(左奥に見えるのは丹後堰水門) 都川にのぼってきたアユ(水中カメラで撮影:会員小林氏提供) 今年もアユがのぼってきました。都川では5月から9月頃までアユが遡上します。5、6月は丹後堰水門の少し上流で、最盛 期の7、8月には丹後堰公園と京葉道路の間にある水門近くで、8∼9月には星久喜橋∼平山大橋で観ることができます。川の あちこちでキラキラと見えるのがアユです。事前に連絡があれば会の方で案内します。 (NPO 法人都川の環境を考える会理事 武部 080-5070-1271) 坂月川ビオトープから ビオトープ全景 坂月川ビオトープがオープンして5年が過ぎました。今年はニホンアカガエ ルの卵塊数が例年になく少ないかわりにアズマヒキガエルの卵塊が多くみら れるなど、環境の変化に敏感に反応する生き物たちですが、当初から比べる と様々な生き物が定着しつつあります。 ●坂月川愛好会からのメッセージ 当会では、坂月川ビオトープでの活動や坂月川周辺の清掃活動を一緒に 行ってくださる仲間を募集しています。活動日は毎週水曜日です。様々な貴 重な動植物に会うことができますよ。 坂月川愛好会 森谷 043-234-8441(TEL&FAX) http://www3.tok2.com/home/akida33jp/index.htm ■お問い合わせ:環境局環境保全部環境保全推進課水環境・自然係 TEL043-245-5195 FAX043-245-5581 ●トンボについて ● 環境によってさまざまな種類が生息していま す す。きれいな水の流れがある水路の砂地に産卵 するオニヤンマ、湿地に産卵するシオヤトンボ、 水際のヤナギの樹皮に産卵するオオアオイトトン ボ。市と活動協定を締結している坂月川愛好会 (以下「愛好会」と記述)では年に4 回トンボの 専門家である房総蜻蛉研究 所の代表を講師にトンボ調 査を行っています。次回は 8 月 下 旬 に 行う予 定 で す。 オニヤンマやクロスジギンヤ ンマ・オオシオカラトンボ・ シオカラトンボに会えるかも しれません。 オニヤンマ ●ハンゲショウについて ビオトープ内にはハンゲショウの群生地があり ます。葉の半分が白く変化しておしろいでお化 粧したようになるので「半化粧」 、白くなる季節 を表した「半夏生」ともいわれています。群生 地 はヨシとの 競 争 で、 適切な管理が必要です。 愛好会のみなさんのお かげで今年も 6 月下旬 にはハンゲショウたちが みられることでしょう。 ハンゲショウ 4 ecolife CHIBA
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