2年選アス数学Ⅱ3学期考査前演習②

2年 選アス 数学Ⅱ 3学期 考査前演習②
( )組( )番 名前( ) 1
次の関数の増減を調べ,極値を求めよ。また,そのグラフをかけ。
(1) y = x 3 -6x 2 +9x -1 (2) y = x 3 -3x 2 +3x +5
2
関数 f 0 x1 =2x 3 -3x 2 -12x +10 の定義域として,次の範囲をとるとき,各場合につい
て,最大値と最小値を求めよ。
(1) -3 ( x ( 3 (2) -2 ( x ( 4
3
関数 f 0 x1 = x 3 + ax 2 + bx +1 は,x =-1 で極大値 9 をとる。このとき,定数 a,b の
値を求めよ。また,極小値を求めよ。
4
次の 3 次方程式の異なる実数解の個数を求めよ。
(1) 2x 3 -3x 2 -12x +1=0 (2) x 3 -3x -2=0
5
3 次方程式 x 3 -6x 2 +9x = a の異なる実数解の個数が,定数 a のとる値によって,どの
ように変わるか調べよ。
-1-
1
s (1) x =1 で極大値 3,x =3 で極小値 -1 "図# (2) 極値はない "図#
(1)
y
(2)
y
3
6
5
3
O
1
x
-1
O
2
1
x
s (1) x =-1 で最大値 17,x =-3 で最小値 -35
(2) x =4 で最大値 42,x =2 で最小値 -10
3
4
5
s a =-6,b =-15,極小値 -99
s (1) 3 個 (2) 2 個
s a <0,4< a のとき 1 個;a =0,4 のとき 2 個;0< a <4 のとき 3 個
-2-
1
(1) y - =3x 2 -12x +9=30 x 2 -4x +31 =30 x -11 0 x -31
y - =0 とすると x =1,3
y の増減表は,次のようになる。
y
x
…
1
…
3
…
y-
+
0
-
0
+
y
9
極大
:
3
極小
-1
3
9
3
よって,x =1 で極大値 3,x =3 で極小値 -1
x
1
O
-1
をとる。
また,グラフは "図#
(2) y - =3x 2 -6x +3=30 x 2 -2x +11 =30 x - 11 2
y - =0 とすると x =1
y の増減表は,次のようになる。
y
x
…
1
…
y-
+
0
+
y
9
6
9
6
5
すべての実数について y -) 0 であるから,y は常に増
加する。
よって,極値はない。
O
また,グラフは "図#
2
x
1
f - 0 x1 =6x 2 -6x -12=60 x +11 0 x -21
f - 0 x1 =0 とすると x =-1,2
(1) -3 ( x ( 3 における f 0 x1 の増減表は,次のようになる。
x
-3
f - 0 x1
f 0 x1
-35
…
-1
…
2
…
+
0
-
0
+
9
極大
17
:
極小
-10
9
3
1
したがって,x =-1 で最大値 17,x =-3 で最小値 -35 をとる。
(2) -2 ( x ( 4 における f 0 x1 の増減表
は,右のようになる。
x
したがって,x =4 で最大値 42,
f - 0 x1
x =2 で最小値 -10 をとる。
f 0 x1
-3-
-2
6
…
-1
…
2
…
+
0
-
0
+
9
極大
17
:
極小
-10
9
4
42
3
f - 0 x1 =3x 2 +2ax + b
f 0 x1 が x =-1 で極大値 9 をとるとき f - 0 -11 =0,f 0 -11 =9
したがって 3-2a + b =0,-1+ a - b +1=9
整理して 2a - b =3,a - b =9
これを解いて a =-6,b =-15
このとき f 0 x1 = x 3 -6x 2 -15x +1
f - 0 x1 =3x 2 -12x -15=30 x +11 0 x -51
よって,右の増減表が得られ,条件を満たす。
以上から a =-6,b =-15
極小値 -99
4
(1) y =2x 3 -3x 2 -12x +1
とおく。
y - =6x 2 -6x -12
=60 x +11 0 x -21
x
…
-1
…
5
…
f - 0 x1
+
0
-
0
+
f 0 x1
9
x
…
-1
…
2
…
y-
+
0
-
0
+
y
9
8
:
-19
9
極大
:
9
y
極小
-99
9
8
1
2
x
-1 O
y - =0 とすると x =-1,2
y の増減表とこの関数のグラフは右のようになり,グラフ
と x 軸は異なる 3 点で交わる。
-19
よって,方程式の異なる実数解の個数は 3 個
(2) y = x 3 -3x -2 とおく。
2
y - =3x -3
=30 x +11 0 x -11
y - =0 とすると x
…
-1
…
1
…
y-
+
0
-
0
+
y
9
0
:
-4
9
x = $1
y
-1
O
-2
y の増減表とこの関数のグラフは右のようになり,グラフ
と x 軸は異なる 2 点で交わる。
-4
よって,方程式の異なる実数解の個数は 2 個
-4-
1
x
5
f 0 x1 = x 3 -6x 2 +9x とすると f - 0 x1 =3x 2 -12x +9
=30 x -11 0 x -31
f - 0 x1 =0 とすると
x
…
1
…
3
…
f - 0 x1
+
0
-
0
+
f 0 x1
9
極大
4
:
極小
0
9
x =1,3
f 0 x1 の増減表と y = f 0 x1 のグラフは,右のように
なる。
y
a >4
4
a =4
a
0< a <4
このグラフと直線 y = a の共有点の個数が,方程式
の実数解の個数に一致するから
a <0,4< a のとき 1 個;
a =0
a =0,4 のとき 2 個;
O
0< a <4 のとき 3 個
1
3
x
a <0
-5-