危機管理対策(PDF:27KB)

一般事業
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整理
No
危機管理対策
評価事業名
12
危機管理担当課長
危機管理担当課
担当課
1.事業の目的・目標
目的/
根拠法令等
目標
常松 洋介
評価責任者
作成者
常松 洋介
Do
情報伝達経路の整備、職員への意識啓発、コンプライアンス体制の確立など総合的な危機管理体
制を構築する/
職員意識の向上、コンプライアンス体制の確立等により、区の危機管理体制を強化する
2.目標に対する達成状況
達成度を測る指標
目標値に対する
目標達成に向けて重点的に取り組むこと
18年度の達成度
15年度実績
18年度現状値
目標値(H21)
救急救命講習受講済職員数
20人(区経
費分)
260
800
33%
救命講習の受講意義に対する理解を
向上する。
不当要求防止責任者講習受
講済職員数
0(区経費
分)
80
200
40%
不当要求防止責任者講習の受講意
義に対する理解を向上する。
3.主な取り組みと事業をとりまく社会状況
事業内容
運営形態
委託の内容
職員個々人の危機管理意識を高めるとともに、実際の事象に対応する技術的能力の向上を図る。
①.直営 2.一部業務委託
すでに実際の講習実施は、消防署(東京救急協会)警察署(暴力追放都民センター)に依頼している。
活動指標など
平成16年度
平成17年度
平成18年度
救急救命講習受講済職員数
20人(区経費
分)
140人
260人
不当要求防止責任者講習受講済職員数
0(区経費分)
80人
80人
4.現状の評価
事業をとりまく外的要因
AEDについての区民からの問合せが増
えている。また、救急車の呼び出し件数
が増えている中、本当に必要な要請のみ
にするようトリアージを進める動きが起き
ている。こうしたことから、施設来訪者の
急激な様態悪化の際に職員が一次的措
置を適切に行う能力をつけることで区民
の生命を守る力を高めることが求められ
ている。
また、暴力団等の反社会的勢力が「みか
じめ料」等に対する市民の毅然とした態
度により暴力団収入が厳しくなっているこ
とから行政対象暴力への関心を高めて
おり、毅然とした態度での適切な対応が
不可欠である。
Check
評価の視点
達成度
サービス水準
B
必要な対応は行っており、今後は量的水準を向上させることが求められている。
効率性
B
警察・消防等の関係機関と連携を図り、効果的効率的な対応を図っている。
業務改善
B
社会の変化により、これまで想定されていない未知のリスクが増加しており、常に意識的
にリスクを捉えていかねばならない。
人材育成
B
民間企業においても危機管理は専門家の育成の必要性が指摘されており、通常の異動
ルールとは異なる発想での人材確保が不可欠である。
達成度及び今後の課題についてのコメント
一般事業
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5.今後の取組みと予算への反映
Action
コメント
重点事項
見直し事項
新規事項
必要(不要)となる経費
影響額(千円)
救急救命講習受講済職員数の確保
756
施設の防火管理に関する訓練の実施
100
1,000
施設としての減災計画の促進
6.総合評価(管理職が記入してください)Action−Plan
(今後の事業の方向性について、ABCのうち、該当するものを記入)
(A) 拡充
B 継続
C 縮小
A
<今後の改革方針>
現在は、社会・経済の激しい変化により、個々の職員に判断と選択が否応なく迫られる状況にある。地域住民はもちろん、組織の構成員の安全確保、
機密保持(個人情報保護)や施設管理等の際に発生したトラブルは組織存続の危機ともなりうる事柄であるが、それらは最終的に個々の職員によって担
われている。こうした未知のリスクを適確に認知・判断できるためには、常に他の組織の情報を分析し、各部局に本区の対応について情報提供する組織
が必要である。危機管理担当課については、設置当初には全庁的な危機管理能力向上が図られれば設置時の使命を達成し解散することも視野に
入っていたが、上記の事情に加え、各部局のスリム化が進む中、各々の業務に直接関連性の低い情報を入手していく余裕が少なくなっており、情報分
析と提供という機能を果たす機関として役割の再確認が必要である。
7.事業コスト
平成16年度
構成事務事業
危機管理関係経費
行政対象暴力対策講話・講習の実施
コンプライアンス関係規定の整備
AED等救急救命講習の実施
施設の防火管理に関する訓練の実施
施設としての減災計画の促進
平成17年度
平成18年度
平成19年度
(計画)
250
150
250
150
250
150
250
150
0
60
60
60
重要度
成果
B
A
A
A
B
B
B
A
B
A
A
B
B
A
保育園等の区民利用施設における安全
確保研修の実施
直接事業費 計 A
人件費
(正規職員数)
(非常勤等職員数)
主管課人件費
人件費 計 B
総コスト 計 C=A+B
収入
国庫(都)支出金
受益者負担分
その他
収入計 D
一般財源充当額 E=C-D
400
460
460
460
(0.9)
(0.0)
7,564
(0.9)
(0.0)
7,487
(2.1)
(0.0)
17,697
(1.8)
(0.0)
15,217
7,565
7,965
7,488
7,948
17,699
18,159
15,219
15,679
0
7,965
0
7,948
0
18,159
0
15,679
今後の
方向性
8.外部評価委員会の評価
評価の視点
評価
意見
指標と目標値の設定
は適切か
C
状況に応じて特命事項を所掌する組織であり、その時々の使命に応じた目標と指標を設定す
べきである。
目標と今後の取り組
みの整合性は図られ
ているか
C
危機管理の強化に何をすれば有効なのか、設定することが難しい。
事業全般に対する評
価・意見
C
課発足当初よりも「区における危機」の定義が拡大しており、それに伴い守備範囲も広がって
いる。総務、防災、広報・広聴等を含めた仕事の整理も検討すべきである。