平成27年度予算編成に向けたサマーレビューの主なもの

平成27年度予算編成に向けたサマーレビューの主なもの
新年度予算編成に向けて、あらかじめ見直しを行わなければならない事業について、その方向性を検討しました。
① 【課題事業】
事業を継続していくにあたり、課題を有する事業について、見直しの検討を行いました。
No
1
2
3
4
局名
事業名
現行の事業概要
(単位:千円)
課題
サマーレビューで決定した
見直しの方向性
敬老祝金
高齢者の長寿を祝うため、祝い金を
贈呈。
77歳 1万円
88歳 3万円
99歳 5万円
保健福祉局
敬老金補助金
高齢者の世代間交流や地域コミュニ
ティ活性化のため、敬老会開催経費
を助成。
参加者1人あたりの補助金額に不均
対象年齢 75歳以上
参加者1人あたり上限額を設定する。
衡が生じており、見直しが必要。
補助対象経費 敬老会開催経費
補助率 3/4
参加者1人あたり上限額 なし
保健福祉局
利便性向上のため、現物給付化の検
討が必要。
心身障害者医療費助 心身障害者の方が医療機関で診療
現物給付化及び利用者負担の導入
また、制度対象外の方との公平性の
成
を受けた場合の医療費について助成
等について検討する。
観点から、利用者負担の導入等につ
いて検討が必要。
保健福祉局
高齢化の進展に伴う医療・介護など
の財政需要増加に対応した見直しが 支給対象年齢を見直し。
必要。
民間保育園を対象に、国基準に上乗 持続可能な制度とするため、必要性
せして、市単独での助成を実施
などを検証する必要がある
必要性などを精査し、廃止・見直しを
実施する。
こども未来局
民間保育園助成
5
こども未来局
新制度施行(H27.4~)に伴う新たな
保育所等利用料について、保護者負
国基準を踏まえつつ、保護者負担に 現行の負担水準を基本とした料金を
保育所等利用者負担 担の軽減を図るため、国基準より引
配慮した料金を設定する必要があ
設定する。
き下げた市単独の料金体系を設定
る。
6
都市局
耐震性が劣る住宅などを建替え、又
住宅建築資金利子補
は新規購入する際の借入資金の利
給
払いを助成
制度利用者が少ない状況を踏まえ、 H26年度末をもって新規借入分の助
見直しが必要。
成を廃止する。
H27予算
(案)
41,220
H26予算
62,000
1,462,949
1,363,054
-
9,000
参加者1人あたり上限額を 3,000円に
設定する。
現行制度による所要経費とする。
99,895 なお、引き続き現物給付化及び利用
者負担の導入等について検討する。
<廃止>
・児童給食費加算
・地域活動補助金
188,470 △ 40,565 ・施設整備資金利子補給金
<見直し>
・建物賃借料補助金
・退職手当共済掛金
-
923
平成27年度当初予算(案)
への反映内容
支給対象年齢を見直し
77歳 廃止
88歳 1万円
185,350 △ 144,130
99歳 5万円
※ 88歳への支給はH27末をもって廃
止
71,000
147,905
増減額
現行の負担水準を基本とした料金を
設定する。
-
588
335
新規借入分の助成を廃止する。
継続分は引き続き助成する。
1/2
② 【H21・22新規・拡充事業】
H21年度及び22年度の新規・拡充事業について効果検証を実施した結果、下記2事業について、見直しを行いました。
No
局名
事業名
現行の事業概要
課題
(単位:千円)
サマーレビューで決定した
見直しの方向性
H27予算
(案)
H26予算
疾病の早期発見及び医療費抑制の
ため、各種がん検診(肺・胃・大腸等)
を実施。
1
2
保健福祉局
こども未来局
がん検診
職場探検
受診券送付対象者の拡充後も受診
【H22年度拡充】
検診を受けやすい環境づくりや、対象
率が低い状況が続いていることから、
1,696,545
※
検診登録者に加え、節目年齢者 に 更なる受診率向上策の検討が必要。 者への周知策について、改善する。
受診券を送付。
※節目年齢者
35歳以上5歳ごと及び65歳以上
(女性は20歳、30歳も)
実効性の高い類似事業(ワークショッ
【H22年度新規】
1日完結型で、改善策等の検討時間 プ※)に整理統合する。
こどもの参画によるまちづくりを実現
が不足しており、実効性な参画につな ※ワークショップ
するため、市の施設見学を通じ、課題
がりにくい。
こども自身で設定したテーマにより、
発見や改善策等を提案してもらう。
数日間の意見交換を通じて市へ提言
0
1,620,785
増減額
平成27年度当初予算(案)
への反映内容
・乳がん・子宮がん検診会場における
子どもの見守りについて、従来の保
健所会場に加え、各区保健福祉セン
75,760 ター会場で実施
・年度途中転入者に対し、転入時に
随時検診案内を送付する。
442
△ 442 ワークショップに整理統合する。
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