結 1 果 の 概 要 結果の要約 (1)出生数は減少 出生数は 5,697 人で、前年の 6,104 人から 407 人減少し、出生率(人 口千対)は 7.7 で、前年の 8.2 を下回った(全国第 38 位)。 合計特殊出生率は 1.40 で全国第 9 位(昨年は第 6 位)であった。1 位 は沖縄県(1.71)、2 位は福井県(1.47)、3 位は福島県(1.46)である。 (2)死亡数は増加 死亡数は 8,556 人で、前年の 8,212 人から 344 人増加した。死亡率(人 口千対)は 11.6 で前年の 11.0 を上回った(全国第 1 位)。 死因別にみると、死因順位の第 1 位は悪性新生物、第 2 位は心疾患、 第 3 位は脳血管疾患となっている。全死亡に占める割合はそれぞれ 28.8%、 16.1%、11.7%であり、前年に引き続き死亡者のおよそ3人に1人は悪 性新生物で死亡したことになる。 死因別死亡率を各都道府県と比べると、老衰及び悪性新生物による死 亡率が全国第2位となっている。 (3)自然増加数は減少 出生と死亡の差である自然増加数は-2,859 で、前年の-2,108 人から 751 人減少し、自然増加率(人口千対)は-3.9 で、前年の-2.8 から下降した (全国第 3 位) 。本県は平成4年以降、死亡数が出生数を上回る自然減と なっている。 (4)死産数は減少 死産数は 170 胎で、前年の 191 胎から 21 胎減少し、死産率(出産(出 生+死産)千対)は、29.0 で前年の 30.3 を下回った。 (5)婚姻件数は減少 婚姻件数は、3,345 組で、前年の 3,441 組から 96 組減少し、婚姻率(人 口千対)は、4.5 で前年の 4.6 から下降した(全国第 45 位) 。全国におい ても前年と比較して婚姻件数は減少している。 平均初婚年齢は夫 29.1 歳、妻 27.4 歳で、前年に比べ、夫は 0.1 歳、 妻は 0.2 歳上昇した。 (全国平均は夫 29.8 歳、妻 28.0 歳) (6)離婚件数は減少 離婚件数は 1,124 組で、前年の 1,235 組から 111 組減少し、離婚率は (人口千対)1.52 で前年の 1.66 を下回った(全国第 46 位) 。 表1 人口動態総覧 実数 平成17年 率 平成16年 対前年増減 平成17年 平均発生間隔 平成16年 出生 5,697 6,104 407 7.7 8.1 死亡 8,556 8,212 △ 344 11.6 10.7 18 18 0 3.2 7 10 3 △ 2,859 △ 2,108 170 自 然 死 産 人 工 死 産 平成17年 平成16年 1時間32分16秒 1時間26分6秒 1時間1分26秒 1時間4分 3.4 20日6時間40分 20日6時間40分 1.2 1.5 52日3時間25分43秒 36日12時間 751 △ 3.9 △ 2.6 191 21 29.0 28.4 2日3時間31分46秒 1日21時間51分50秒 62 68 6 10.6 10.2 5日21時間17分25秒 5日8時間49分25秒 108 123 15 18.4 18.2 3日9時間6分40秒 2日23時間13分10秒 周産期死亡 31 24 △ 7 5.4 4.7 11日18時間34分50秒 15日5時間 妊娠22周以後の死産 24 18 △ 6 4.2 3.8 15日5時間 20日6時間40分 7 6 △ 1 1.2 1.0 52日3時間25分43秒 60日20時間 婚姻 3,345 3,441 96 4.5 4.8 2時間37分8秒 2時間32分45秒 離婚 1,124 1,235 111 1.52 1.71 7時間47分37秒 7時間5分35秒 乳児死亡 新生児死亡 自然増加 死産 早期新生児死亡 合計特殊出生率* 平成17年 平成16年 1.40 1.48 … … *分母に用いた人口 総人口(総務省推計) 注:出生・死亡・自然増加・婚姻・離婚率は人口千対。乳児・新生児・早期新生児死亡率 は出生千対。死産率は出産(出生+死産)千対。周産期死亡・妊娠満 22 週以後の死産 率は出産(出生+妊娠満 22 週以後の死産)千対である。
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