演習1 以下のようなフィードバック制御系を考える.次 ページの問いに答えよ. 𝐺(𝑠) 𝑅(𝑠) + − 1 𝑠 3 + 4𝑠 2 + 12𝑠 + 27 𝐾 𝐶(𝑠) 𝐻(𝑠) (𝐾 は比例要素(定数)で,𝐾 > 0) システム制御工学Ⅰ演習 第10回 1 演習1(続き) 1. 開ループ伝達関数 𝐺𝑜 (𝑠) を求めよ. 2. 閉ループ伝達関数 𝐺𝑐 (𝑠) を求めよ. 3. ナイキストの方法を用いて閉ループ伝達関 数 𝐺𝑐 (𝑠) が安定かつゲイン余裕GMが6dBと なるような比例要素 𝐾 の値を求めよ. (注) ナイキストの方法で安定性を判別する場 合,閉ループではなく開ループのナイキス ト線図を描くことに注意する システム制御工学Ⅰ演習 第10回 2 演習2 むだ時間要素を持つ以下の開ループ伝達関数を考える. − 𝜋 𝑠 10 10𝑒 𝐺 𝑠 𝐻 𝑠 = 1+𝑠 1. 開ループ伝達関数のボード線図を描け.比例要素, 1次要素の部分は折れ線近似で描き,むだ時間要 素の部分は教科書115ページの図5・27を参考にす ること. 2. ボード線図から閉ループシステムの安定性を判別 せよ. (注) ボード線図では,ゲイン余裕 GM および位相余 裕 PM が正であることが安定性の条件になる. システム制御工学Ⅰ演習 第10回 3
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