Vol.2

平成25年5月
◆弘前圏域定住自立圏
「豪雪に伴う りんご樹等への雪害に対する支援」を県に要望
平成24年度の豪雪に伴うりんご樹等の雪害被害額は、県全体で約107億円。このうち弘前
圏域8市町村の被害額は約85億円となっており、また、農業用パイプハウスの倒壊も多発して
いることから、5月30日に葛西憲之弘前市長をはじめ、鳴海広道黒石市長、大川喜代治平川市
長、平田博幸藤崎町長、舘岡一郎板柳町長、山田年伸大鰐町長、鈴木孝雄田舎館村長、関和典西
目屋村長の弘前圏域定住自立圏を構成する全8市町村の首長が、県庁を訪れ青山祐治副知事へ標
記要望書を手渡しました。
その内容は、
① 雪害を受けたりんご等果樹園地の復旧のための補植用苗木及び支柱等資材の購入に対し支援するこ
と。また、将来の雪害等に備え、補植用苗木確保について対策を講ずること。
② 雪害を含む全ての自然災害に対応する果樹共済制度「総合一般方式」の加入率向上を目指すととも
に、生産者が加入しやすく充実した補償となるよう補償水準の見直し等を国に働きかけること。
③ 雪害により損壊したパイプハウス等生産施設の復旧に対し支援すること。
の3点です。
この要望に対し、県では「高品質なリンゴ生産に向けた技術的指導に努めるほか、果樹共済や改植制
度の柔軟な運用を国に要請している。」などの説明がありました。