“飛ぶ前に見ること”の重要性 生命環境科学研究科 環境バイオマス共生学専攻 1 年 町田峻太郎 課題における記事のケネディ大使のメッセージ「飛ぶ前に見よ」とは、物事 を行う前に事前に学ぶ必要があるということだと解釈した。日本のことわざで いえば、「転ばぬ先の杖」あるいは「石橋を叩いて渡れ」である。 記事中には「失敗を恐れずに自分に自信を持つこと」が成功を収めるために 最も大事であるとケネディ大使は発言している。このように失敗を恐れないよ うにするためにはあらかじめ学んでおく必要がある。 「飛ぶ前に見る」ことで失 敗を恐れずに様々な経験を積むことができ、これは「飛ぶ前に見なかった」場 合に経験できる量の比でないと予測される。 文化という観点では、私はこれまで海外への渡航経験がないため、日本以外 の文化に実際に触れるということは初である。マレーシアは華人、インド系、 マレー系といった三つの主要民族が存在し、地域の歴史が複雑に入り混じった 多民族国家である。また、地域によっては先住民がそれぞれの文化、風習、宗 教を残したまま暮らしている。これは世界的に見ても複雑であり、このような 文化の多様性は我々が日本で生活し続けた場合、知りえないことである。今回 の渡航では、食文化をはじめとして、言語、宗教及び建造物に触れることで、 異文化を大いに実感できることに期待している。さらに、このような経験は今 後グローバル化が進むと考えられる現代社会において、これから社会に出で立 たんとする、我々学生にとって非常に貴重で有意義なものになると予測される。 「日本では当たり前のことが、海外では当たり前ではない。」これに関して実際 に身を持って体験し認識することが、異文化を知るということであり、我々が 渡航する意義もそこにあると考えられる。 本課題を通して予習することが大事であることを理解することが大事である ことを学ぶことができた。
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