ニュースリリース 2 0 1 5 年 2 月 2 6 日 株式会社日本政策金融公庫 総 合 研 究 所 中小企業景況調査(2015 中小企業景況調査(2015年 2015年2月) 要約版 [概況] 中小企業の売上げDIは、プラスに 売上げ見通しDIは、9カ月連続でプラス 1 売上げ 2015年2月の売上げDIは、前月(▲1.5)から上昇し、2.1となった。 今後3カ月(2月~4月)の売上げ見通しDIは、前月(0.2)から上昇し、0.3となった。プラスとなるのは9カ月連続である。 2 利 益 利益額DIは、前月(0.3)から上昇し、3.0となった。 3 価格、 価格、雇用、 雇用、生産設備 販売価格DIは、前月(3.0)から低下し、1.7となった。仕入価格DIは、前月(15.0)から低下し、12.6となった。 従業員判断DIは、前月(4.3)から上昇し、6.6となった。上昇は3カ月ぶりである。 生産設備判断DIは、前月(▲5.0)から低下し、▲10.4となった。低下は3カ月ぶりである。 ※調査の全文につきましては、こちらをご覧ください。 <調査の要領> 調 査 時 点 調 査 対 象 有効回答企業数 回 答 率 2015年2月中旬 三大都市圏の当公庫取引先900社(首都圏454社、中京圏142社、近畿圏304社) 656社 72.9% <お問い合わせ先> 日本政策金融公庫 総合研究所 中小企業研究第一グループ Tel:03-3270-1704(担当:江連、神谷) 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-4 大手町フィナンシャルシティ ノースタワー 本資料は日本銀行内金融記者クラブ、経済研究会(内閣府)、経済産業記者会に同時配布しております。 ○売上げDI(「増加」-「減少」)は、2.1と、前月から3.6ポイント上昇した。 ○売上げ見通しDI(「増加」-「減少」)は、0.3と、前月から0.1ポイント上昇した。 ○利益額DI(「増加」-「減少」)は、3.0と、前月から2.7ポイント上昇した。 ○黒字企業割合-赤字企業割合は、29.5と、前月から6.1ポイント上昇した。 図-1 (DI) 売上げ及び売上げ見通しの動向 (08/2) △ 図-2 (12/4)(12/11) ▼ △ (09/3) ▼ (DI,%) 利益の動向 (08/2) △ (12/4) (12/11) △ ▼ (09/3) ▼ 40 50 黒字企業割合 -赤字企業割合(%) 今後3カ月の 売上げ見通しDI 30 40 32.7 (07/06) 31.2 (14/10) 20.0 (13/12) 19.4 (07/02) 27.4 (12/01) 30 2月:29.5 (前月:23.4) 20 14.2 (11/02) 11.5 (14/03) 20 売上げDI 12.6 (14/02) 10 2.1 (12/04) 2月:2.1 (前月:▲1.5) 5.9 (12/04) 10 2.7 (07/02) 売上げ見通しDI 0 2月:0.3 (前月:0.2) 9.3 (13/02) -10 ▲ 17.6 (11/05) -20 ▲12.2 (14/04) 2月:3.0 (前月:0.3) 0 ▲ 3.8 (14/04) ▲ 10.6 (14/04) -10 ▲ 10.5 (13/01) 利益額DI ▲ 16.2 (11/05) -20 ▲ 22.5 (11/04) 売上げDI -30 -30 ▲ 32.4 (09/06) -40 -40 ▲ 43.3 ▲ 41.7 (09/01) (09/02) ▲ 47.2 (09/03) -50 -50 └ 0 7 ┘ └ 0 8 ┘ └ 0 9 ┘ └ 1 0 ┘ └ 1 1 ┘ └ 1 2 ┘ └ 1 3 ┘ └ 1 4 ┘ └ 15 └ 0 7 ┘ └ 0 8 ┘ └ 0 9 ┘ └ 1 0 ┘ └ 1 1 ┘ └ 1 2 ┘ └ 1 3 ┘ └ 1 4 ┘ └ 15 (年月) (年月) (注)1 2 3 4 売上げDIは前月比で「増加」-「減少」企業割合(季節調整値)。 (注)1 利益額DIは前月比で「増加」-「減少」企業割合(季節調整値)。 今後3カ月の売上げ見通しDIは過去3カ月の実績比で「増加」-「減少」企業割合(季節調整値)。 2 黒字および赤字の判断については最近3カ月の実績による(季節調整値)。 △は景気の山、▼は景気の谷、シャドー部分は景気後退期を示す(以下同じ)。 今月調査において、季節調整値の改訂を実施した(以下同じ)。 -1- ○販売価格DI(「上昇」-「低下」)は、1.7と、前月から1.3ポイント低下した。 ○仕入価格DI(「上昇」-「低下」)は、 12.6と、前月から2.4ポイント低下した。 ○従業員判断DI(「不足」-「過剰」)は、6.6と、前月から2.3ポイント上昇した。 ○生産設備判断DI(「不足」-「過剰」)は、▲10.4と、前月から5.4ポイント低下した。 図-3 (DI) 販売価格、仕入価格の推移 (08/2) △ 図-4 従業員状況 、生産設備の判断 (12/11) (12/4) ▼ △ (09/3) ▼ (DI) 20 60 54.4 (08/07) (08/2) △ (09/3) ▼ (12/11) (12/4) ▼ △ 12.8 (07/03) 従業員判断DI 50 10 5.3 (14/03) 4.3 (07/04) 2月:6.6 (前月:4.3) 40 仕入価格DI 32.9 (11/04) 0 ▲ 3.8 (14/03) ▲ 4.6 (11/02) 29.0 (13/05) 30 ▲ 18.8 (13/01) -10 15.9 (08/07) 20 2月:▲10.4 (前月:▲5.0) ▲ 12.0 (12/05) 15.7 (07/01) -20 2月:12.6 (前月:15.0) 6.5 (14/02) 10 生産設備判断DI ▲ 25.2 (13/03) 0.2 (11/05) -30 2月:1.7 (前月:3.0) 0 -40 -10 ▲ 2.8 (12/07) -20 ▲ 11.1 (12/11) 販売価格DI ▲ 47.6 (09/03) -50 ▲ 17.3 (09/03) ▲ 50.0 (09/03) ▲ 21.2 (09/04) -60 -30 └ 0 7 ┘ └ 0 8 ┘ └ 0 9 ┘ └ 1 0 ┘ └ 1 1 ┘ └ 1 2 ┘ └ 1 3 ┘ └ 1 4 ┘ └ 15 (年月) └ 0 7 ┘ └ 0 8 ┘ └ 0 9 ┘ └ 1 0 ┘ └ 1 1 ┘ └ 1 2 ┘ └ 1 3 ┘ └ 1 4 ┘ └ 15 (年月) (注)1 販売価格DIは前月比で「上昇」-「低下」企業割合。 2 仕入価格DIは前月比で「上昇」-「低下」企業割合。 (注)1 製造業の数値。 2 従業員判断DIは「不足」-「過剰」企業割合(季節調整値)。 3 生産設備判断DIは「不足」-「過剰」企業割合(季節調整値)。 -2- ○資金繰りDI(「余裕」-「窮屈」)は、4.3と、前月から3.5ポイント上昇した。 ○金融機関貸出態度DI(「緩和」-「厳しい」)は、43.7と、前月から1.5ポイント上昇した。 図-5 資金繰り状況と金融機関貸出態度 (DI) (08/2) △ (09/3) ▼ (12/11) (12/4) ▼ △ 60 48.5 (07/03) 50 41.0 (14/05) 2月:43.7 (前月:42.2) 40 30 金融機関 貸出態度DI 20 10 4.7 (14/06) 4.4 (12/04) 2.9 (07/01) 2月:4.3 (前月:0.8) 0 1.3 (09/02) -10 資金繰りDI -20 ▲ 20.0 (09/01) -30 └ 0 7 ┘ └ 0 8 ┘ └ 0 9 ┘ └ 1 0 ┘ └ 1 1 ┘ └ 1 2 ┘ └ 1 3 ┘ └ 1 4 ┘ └15 (年月) (注)1 資金繰りDIは「余裕」-「窮屈」企業割合(季節調整値)。 2 金融機関貸出態度DIは「緩和」-「厳しい」企業割合。 -3-
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