ニュースリリース 2 0 1 6 年 6 月 2 8 日 株式会社日本政策金融公庫 総 合 研 究 所 中小企業景況調査(2016 中小企業景況調査(2016年 2016年6月) 要約版 [概況] 中小企業の売上げDIは、4カ月連続でマイナス 売上げ見通しDIは、5カ月連続でマイナス 1 売上げ 2016年6月の売上げDIは、前月(▲7.3)から2.9ポイント上昇し、▲4.4となった。マイナスは4カ月連続である。 今後3カ月(6月~8月)の売上げ見通しDIは、前月(▲4.4)から0.9ポイント上昇し、▲3.5となった。マイナスは5カ月連続である。 2 利 益 利益額DIは、前月(▲0.9)から1.1ポイント低下し、▲2.0となった。 3 価格、 価格、雇用、 雇用、生産設備 販売価格DIは、前月(▲5.5)から0.6ポイント低下し、▲6.1となった。 仕入価格DIは、前月(1.9)から0.9ポイント低下し、1.0となった。 従業員判断DIは、前月(10.2)から3.7ポイント低下し、6.5となった。 生産設備判断DIは、前月(▲7.5)から横ばいとなり、▲7.5となった。 ※調査の全文につきましては、こちらをご覧ください。 <調査の要領> 調 査 時 点 調 査 対 象 有効回答企業数 回 答 率 2016年6月中旬 三大都市圏の当公庫取引先900社(首都圏454社、中京圏142社、近畿圏304社) 602社 66.9% <お問い合わせ先> 日本政策金融公庫 総合研究所 中小企業研究第一グループ Tel:03-3270-1704(担当:江連、神谷) 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-4 大手町フィナンシャルシティ ノースタワー 本資料は日本銀行内金融記者クラブ、経済研究会(内閣府)に同時配布しております。 ○ 売上げDI(「増加」-「減少」)は、▲4.4と、前月(▲7.3)から2.9ポイント上昇した。 ○ 売上げ見通しDI(「増加」-「減少」)は、▲3.5と、前月(▲4.4)から0.9ポイント上昇した。 ○ 利益額DI(「増加」-「減少」)は、▲2.0と、前月(▲0.9)から1.1ポイント低下した。 ○ 黒字企業割合-赤字企業割合は、28.6と、前月(33.4)から4.8ポイント低下した。 図-1 売上げ及び売上げ見通しの動向 図-2 利益の動向 (DI) (08/2) △ (12/3)(12/11) △ ▼ (09/3) ▼ (DI,%) (12/3)(12/11) ▼ △ (08/2) (09/3) ▼ △ 40 50 黒字企業割合 -赤字企業割合(%) 今後3カ月の 売上げ見通しDI 30 40 21.8 (14/01) 36.3 (16/04) 28.0 (12/01) 30 6月:28.6 (前月:33.4) 20 14.2 (11/02) 10.0 (14/03) 9.4 (16/01) 20 4.9 (16/02) 10 2.1 (12/04) 11.3 (14/02) 7.2 (16/04) 6.6 (12/04) 10 売上げ見通しDI 9.5 (13/02) 0 6月:▲3.5 (前月:▲4.4) 0 売上げDI -10 ▲11.8 (14/04) ▲ 10.7 (14/04) 6月:▲4.4 (前月:▲7.3) ▲ 3.0 (14/12) -10 ▲ 10.4 (13/01) ▲ 17.6 (11/05) -20 6月:▲2.0 (前月:▲0.9) ▲ 16.1 (11/05) -20 ▲ 22.4 (11/04) 利益額DI 売上げDI -30 -30 ▲ 32.3 (09/06) -40 -40 ▲ 43.3 (09/01) ▲ 41.7 (09/02) ▲ 47.6 (09/03) -50 -50 └ 0 8 ┘ └ 0 9 ┘ └ 1 0 ┘ └ 1 1 ┘ └ 1 2 ┘ └ 1 3 ┘ └ 1 4 ┘ └ 1 5 ┘ └ 1 6 └ 0 8 ┘ └ 0 9 ┘ └ 1 0 ┘ └ 1 1 ┘ └ 1 2 ┘ └ 1 3 ┘ └ 1 4 ┘ └ 1 5 ┘ └ 1 6 (年月) (年月) (注)1 2 3 4 売上げDIは前月比で「増加」-「減少」企業割合(季節調整値)。 (注)1 利益額DIは前月比で「増加」-「減少」企業割合(季節調整値)。 今後3カ月の売上げ見通しDIは過去3カ月の実績比で「増加」-「減少」企業割合(季節調整値)。 2 黒字および赤字の判断については最近3カ月の実績による(季節調整値)。 △は景気の山、▼は景気の谷、シャドー部分は景気後退期を示す(以下同じ)。 今月調査において、季節調整値の改訂を実施した(以下同じ)。 -1- ○ 販売価格DI(「上昇」-「低下」)は、▲6.1と、前月(▲5.5)から0.6ポイント低下した。 ○ 仕入価格DI(「上昇」-「低下」)は、 1.0と、前月(1.9)から0.9ポイント低下した。 ○ 従業員判断DI(「不足」-「過剰」)は、6.5と、前月(10.2)から3.7ポイント低下した。 ○ 生産設備判断DI(「不足」-「過剰」)は、▲7.5と、前月(▲7.5)から横ばいとなった。 図-3 販売価格、仕入価格の推移 (12/3)(12/11) ▼ △ (DI) (08/2) (09/3) △ 図-4 従業員状況、生産設備の判断 ▼ (DI) (08/2) △ 60 (12/3)(12/11) ▼ △ (09/3) ▼ 30 54.4 (08/07) 50 20 14.4 (16/02) 従業員判断DI 40 10 仕入価格DI 32.9 (11/04) 6月:6.5 (前月:10.2) 29.0 (13/05) 30 0 ▲ 2.8 (14/03) ▲ 4.7 (11/02) 20 15.9 (08/07) ▲ 12.0 (12/05) 6.5 (14/02) 10 -20 生産設備判断DI 0.2 (11/05) ▲ 24.4 (13/03) 6月:1.0 (前月:1.9) 0 ▲ 6.7 (16/02) -10 ▲ 2.8 (12/07) -30 6月:▲6.1 (前月:▲5.5) -40 ▲ 11.1 (12/11) ▲ 47.6 (09/03) 販売価格DI -20 6月:▲7.5 (前月:▲7.5) ▲ 18.9 (13/01) -10 ▲ 17.3 (09/03) ▲ 21.2 -50 ▲ 49.7 (09/03) (09/04) -60 -30 └ 0 8 ┘ └ 0 9 ┘ └ 1 0 ┘ └ 1 1 ┘ └ 1 2 ┘ └ 1 3 ┘ └ 1 4 ┘ └ 1 5 ┘ └ 1 6 └ 0 8 ┘ └ 0 9 ┘ └ 1 0 ┘ └ 1 1 ┘ └ 1 2 ┘ └ 1 3 ┘ └ 1 4 ┘ └ 1 5 ┘ └ 1 6 (年月) (年月) (注)1 販売価格DIは前月比で「上昇」-「低下」企業割合。 2 仕入価格DIは前月比で「上昇」-「低下」企業割合。 (注)1 製造業の数値。 2 従業員判断DIは「不足」-「過剰」企業割合(季節調整値)。 3 生産設備判断DIは「不足」-「過剰」企業割合(季節調整値)。 -2- ○ 資金繰りDI(「余裕」-「窮屈」)は、8.6と、前月(2.4)から6.2ポイント上昇した。 ○ 金融機関貸出態度DI(「緩和」-「厳しい」)は、48.4と、前月(48.0)から0.4ポイント上昇した。 図-5 資金繰り状況と金融機関貸出態度 (DI)(08/2) (09/3) △ ▼ (12/11) (12/3) ▼ △ 60 50.8 (16/03) 50 6月:48.4 (前月:48.0) 40 30 金融機関 貸出態度DI 20 10 6月:8.6 (前月:2.4) 0 1.3 (09/02) ▲ 2.8 (15/08) -10 資金繰りDI -20 ▲ 20.0 (09/01) -30 └ 0 8 ┘ └ 0 9 ┘ └ 1 0 ┘ └ 1 1 ┘ └ 1 2 ┘ └ 1 3 ┘ └ 1 4 ┘ └ 1 5 ┘ └ 1 6 (年月) (注)1 資金繰りDIは「余裕」-「窮屈」企業割合(季節調整値)。 2 金融機関貸出態度DIは「緩和」-「厳しい」企業割合。 -3-
© Copyright 2024 ExpyDoc