中小企業景況調査 - 日本政策金融公庫;pdf

ニュースリリース
2 0 1 5 年 3 月 2 6 日
株式会社日本政策金融公庫
総
合
研
究
所
中小企業景況調査(2015
中小企業景況調査(2015年
2015年3月) 要約版
[概況] 中小企業の売上げDIは、プラス
売上げ見通しDIは、10カ月連続でプラス
1 売上げ
2015年3月の売上げDIは、前月(2.1)から上昇し、3.4となった。
今後3カ月(3月~5月)の売上げ見通しDIは、前月(0.3)から上昇し、5.8となった。プラスとなるのは10カ月連続である。
2 利 益
利益額DIは、前月(3.0)から上昇し、3.3となった。
3 価格、
価格、雇用、
雇用、生産設備
販売価格DIは、前月(1.7)から上昇し、3.9となった。仕入価格DIは、前月(12.6)から上昇し、14.7となった。
従業員判断DIは、前月(6.6)から低下し、3.7となった。
生産設備判断DIは、前月(▲10.4)から低下し、▲10.5となった。
※調査の全文につきましては、こちらをご覧ください。
<調査の要領>
調 査 時 点
調 査 対 象
有効回答企業数
回
答
率
2015年3月中旬
三大都市圏の当公庫取引先900社(首都圏454社、中京圏142社、近畿圏304社)
601社
66.8%
<お問い合わせ先>
日本政策金融公庫 総合研究所 中小企業研究第一グループ Tel:03-3270-1704(担当:江連、神谷)
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-4 大手町フィナンシャルシティ ノースタワー
本資料は日本銀行内金融記者クラブ、経済研究会(内閣府)、経済産業記者会に同時配布しております。
○売上げDI(「増加」-「減少」)は、3.4と、前月から1.3ポイント上昇した。
○売上げ見通しDI(「増加」-「減少」)は、5.8と、前月から5.5ポイント上昇した。
○利益額DI(「増加」-「減少」)は、3.3と、前月から0.3ポイント上昇した。
○黒字企業割合-赤字企業割合は、29.2と、前月から0.3ポイント低下した。
図-1
(DI)
売上げ及び売上げ見通しの動向
(08/2)
△
図-2
(12/4)(12/11)
▼
△
(09/3)
▼
(DI,%)
利益の動向
(08/2)
△
(12/4)
(12/11)
△
▼
(09/3)
▼
40
50
黒字企業割合
-赤字企業割合(%)
今後3カ月の
売上げ見通しDI
30
40
32.7
(07/06)
31.2
(14/10)
20.0
(13/12)
19.4
(07/02)
27.4
(12/01)
30
3月:29.2
(前月:29.5)
20
14.2
(11/02)
11.5
(14/03)
売上げ見通しDI
10
20
12.6
(14/02)
3月:5.8
(前月:0.3)
2.1
(12/04)
5.9
(12/04)
10
売上げDI
0
2.7
(07/02)
3月:3.4
(前月:2.1)
9.3
(13/02)
3月:3.3
(前月:3.0)
0
-10
▲ 17.6
(11/05)
-20
▲12.2
(14/04)
▲ 3.8
(14/04)
▲ 10.6
(14/04)
-10
▲ 10.5
(13/01)
利益額DI
▲ 16.2
(11/05)
-20
▲ 22.5
(11/04)
売上げDI
-30
-30
▲ 32.4
(09/06)
-40
-40
▲ 43.3 ▲ 41.7
(09/01) (09/02)
▲ 47.2
(09/03)
-50
-50
└ 0 7 ┘
└ 0 8 ┘
└ 0 9 ┘
└ 1 0 ┘
└ 1 1 ┘
└ 1 2 ┘
└ 1 3 ┘
└ 1 4 ┘
└1 5
└ 0 7 ┘
└ 0 8 ┘
└ 0 9 ┘
└ 1 0 ┘
└ 1 1 ┘
└ 1 2 ┘
└ 1 3 ┘
└ 1 4 ┘
└1 5
(年月)
(年月)
(注)1
2
3
4
売上げDIは前月比で「増加」-「減少」企業割合(季節調整値)。
(注)1 利益額DIは前月比で「増加」-「減少」企業割合(季節調整値)。
今後3カ月の売上げ見通しDIは過去3カ月の実績比で「増加」-「減少」企業割合(季節調整値)。
2 黒字および赤字の判断については最近3カ月の実績による(季節調整値)。
△は景気の山、▼は景気の谷、シャドー部分は景気後退期を示す(以下同じ)。
今月調査において、季節調整値の改訂を実施した(以下同じ)。
-1-
○販売価格DI(「上昇」-「低下」)は、3.9と、前月から2.2ポイント上昇した。
○仕入価格DI(「上昇」-「低下」)は、 14.7と、前月から2.1ポイント上昇した。
○従業員判断DI(「不足」-「過剰」)は、3.7と、前月から2.9ポイント低下した。
○生産設備判断DI(「不足」-「過剰」)は、▲10.5と、前月から0.1ポイント低下した。
図-3
(DI)
販売価格、仕入価格の推移
(08/2)
△
図-4 従業員状況 、生産設備の判断
(12/4)
(12/11)
▼
△
(09/3)
▼
(DI)
20
60
54.4
(08/07)
(08/2)
△
(09/3)
▼
(12/11)
(12/4)
▼
△
12.8
(07/03)
従業員判断DI
50
6.6
(14/11)
10
4.3
(07/04)
3月:3.7
(前月:6.6)
40
仕入価格DI
32.9
(11/04)
0
▲ 3.8
(14/03)
▲ 4.6
(11/02)
29.0
(13/05)
30
▲ 18.8
(13/01)
-10
15.9
(08/07)
20
▲ 12.0
(12/05)
3月:14.7
(前月:12.6)
15.7
(07/01)
-20
6.5
(14/02)
10
0.2
(11/05)
3月:▲10.5
(前月:▲10.4)
生産設備判断DI
▲ 25.2
(13/03)
3月:3.9
(前月:1.7)
-30
0
-40
-10
▲ 2.8
(12/07)
販売価格DI
▲ 11.1
(12/11)
▲ 47.6
(09/03)
-50
-20
▲ 17.3
(09/03)
▲ 50.0
(09/03)
▲ 21.2
(09/04)
-60
-30
└ 0 7 ┘
└ 0 8 ┘
└ 0 9 ┘
└ 1 0 ┘
└ 1 1 ┘
└ 1 2 ┘
└ 1 3 ┘
└ 1 4 ┘
└1 5
(年月)
└ 0 7 ┘
└ 0 8 ┘
└ 0 9 ┘
└ 1 0 ┘
└ 1 1 ┘
└ 1 2 ┘
└ 1 3 ┘
└ 1 4 ┘
└1 5
(年月)
(注)1 販売価格DIは前月比で「上昇」-「低下」企業割合。
2 仕入価格DIは前月比で「上昇」-「低下」企業割合。
(注)1 製造業の数値。
2 従業員判断DIは「不足」-「過剰」企業割合(季節調整値)。
3 生産設備判断DIは「不足」-「過剰」企業割合(季節調整値)。
-2-
○資金繰りDI(「余裕」-「窮屈」)は、4.2と、前月から0.1ポイント低下した。
○金融機関貸出態度DI(「緩和」-「厳しい」)は、44.2と、前月から0.5ポイント上昇した。
図-5 資金繰り状況と金融機関貸出態度
(DI)
(08/2)
△
(09/3)
▼
(12/11)
(12/4)
▼
△
60
48.5
(07/03)
50
3月:44.2
(前月:43.7)
40
30
金融機関
貸出態度DI
20
10
4.7
(14/06)
4.4
(12/04)
2.9
(07/01)
3月:4.2
(前月:4.3)
0
1.3
(09/02)
-10
資金繰りDI
-20
▲ 20.0
(09/01)
-30
└ 0 7 ┘
└ 0 8 ┘
└ 0 9 ┘
└ 1 0 ┘
└ 1 1 ┘
└ 1 2 ┘
└ 1 3 ┘
└ 1 4 ┘
└1 5
(年月)
(注)1 資金繰りDIは「余裕」-「窮屈」企業割合(季節調整値)。
2 金融機関貸出態度DIは「緩和」-「厳しい」企業割合。
-3-