中小企業景況調査 - 日本政策金融公庫

ニュースリリース
2 0 1 7 年 2 月 2 3 日
株式会社日本政策金融公庫
総
合
研
究
所
中小企業景況調査(2017
中小企業景況調査(2017年
2017年2月) 要約版
[概況] 中小企業の売上げDIは、3カ月ぶりにマイナス
売上げ見通しDIは、3カ月連続でプラス
1 売上げ
2017年2月の売上げDIは、前月(1.1)から2.5ポイント低下し、▲1.4となった。
今後3カ月(2月~4月)の売上げ見通しDIは、前月(5.0)から0.2ポイント低下し、4.8となった。
2 利 益
利益額DIは、前月(4.7)から2.6ポイント上昇し、7.3となった。
3 価格、
価格、雇用、
雇用、生産設備
販売価格DIは、前月(1.1)から0.8ポイント低下し、0.3となった。
仕入価格DIは、前月(18.6)から2.3ポイント低下し、16.3となった。
従業員判断DIは、前月(18.3)から4.4ポイント低下し、13.9となった。
生産設備判断DIは、前月(▲0.8)から4.5ポイント低下し、▲5.3となった。
※調査の全文につきましては、こちらをご覧ください。
<調査の要領>
調 査 時 点
調 査 対 象
有効回答企業数
回
答
率
2017年2月中旬
三大都市圏の当公庫取引先900社(首都圏450社、中京圏143社、近畿圏307社)
617社
68.6%
<お問い合わせ先>
日本政策金融公庫 総合研究所 中小企業研究第一グループ Tel:03-3270-1704 (担当:江連、神谷)
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-4 大手町フィナンシャルシティ ノースタワー
本資料は日本銀行内金融記者クラブ、経済研究会(内閣府)に同時配布しております。
○ 売上げDI(「増加」-「減少」)は、▲1.4と、前月(1.1)から2.5ポイント低下した。
○ 売上げ見通しDI(「増加」-「減少」)は、4.8と、前月(5.0)から0.2ポイント低下した。
○ 利益額DI(「増加」-「減少」)は、7.3と、前月(4.7)から2.6ポイント上昇した。
○ 黒字企業割合-赤字企業割合は、34.3と、前月(39.6)から5.3ポイント低下した。
図-1
売上げ及び売上げ見通しの動向
図-2
利益の動向
(DI)
(08/2)
△
(12/3)(12/11)
▼
△
(09/3)
▼
(DI,%)
(12/3)(12/11)
▼
△
(08/2) (09/3)
▼
△
30
黒字企業割合
-赤字企業割合(%)
50
20.5
(14/01)
今後3カ月の
売上げ見通しDI
36.8
(15/06)
40
20
14.2
(11/02)
2月:34.3
(前月:39.6)
28.1
(12/01)
9.7
(14/03)
30
10
2.1
(12/04)
売上げ見通しDI
20
利益額DI
2月:4.8
(前月:5.0)
11.2
(14/02)
6.4
(12/04)
10
0
2月:▲1.4
(前月:1.1)
2月:7.3
(前月:4.7)
9.1
(13/02)
売上げDI
0
-10
▲ 10.8
▲11.4 (14/04)
売上げDI
▲ 4.8
(14/12)
-10
(14/04)
▲ 10.7
(13/01)
▲ 17.5
(11/05)
-20
▲ 16.1
(11/05)
-20
▲ 22.5
(11/04)
-30
-30
▲ 32.3
(09/06)
-40
-40
-50
▲ 47.5
(09/03)
▲ 41.8
▲ 43.3
(09/02)
(09/01)
-60
-50
└ 0 8 ┘
└ 0 9 ┘
└ 1 0 ┘
└ 1 1 ┘
└ 1 2 ┘
└ 1 3 ┘
└ 1 4 ┘
└ 1 5 ┘
└ 1 6 ┘
└1 7
(年月)
(注)1
2
3
4
└ 0 8 ┘
└ 0 9 ┘
└ 1 0 ┘
└ 1 1 ┘
└ 1 2 ┘
└ 1 3 ┘
└ 1 4 ┘
└ 1 5 ┘
└ 1 6 ┘
└1 7
(年月)
売上げDIは前月比で「増加」-「減少」企業割合(季節調整値)。
(注)1 利益額DIは前月比で「増加」-「減少」企業割合(季節調整値)。
今後3カ月の売上げ見通しDIは過去3カ月の実績比で「増加」-「減少」企業割合(季節調整値)。
2 黒字および赤字の判断については最近3カ月の実績による(季節調整値)。
△は景気の山、▼は景気の谷、シャドー部分は景気後退期を示す(以下同じ)。
今月調査において、季節調整値の改訂を実施した(以下同じ)。
-1-
○ 販売価格DI(「上昇」-「低下」)は、0.3と、前月(1.1)から0.8ポイント低下した。
○ 仕入価格DI(「上昇」-「低下」)は、 16.3と、前月(18.6)から2.3ポイント低下した。
○ 従業員判断DI(「不足」-「過剰」)は、13.9と、前月(18.3)から4.4ポイント低下した。
○ 生産設備判断DI(「不足」-「過剰」)は、▲5.3と、前月(▲0.8)から4.5ポイント低下した。
図-3
販売価格、仕入価格の推移
(12/3)(12/11)
▼
△
(DI) (08/2) (09/3)
△
図-4 従業員状況、生産設備の判断
▼
(12/11)
(12/3)
▼
△
(DI)
(08/2) (09/3)
▼
△
60
30
54.4
(08/07)
従業員判断DI
50
20
2月:13.9
(前月:18.3)
40
10
32.9
(11/04)
仕入価格DI
29.0
(13/05)
30
0
▲ 2.6
(14/03)
▲ 4.5
(11/02)
20
15.9
(08/07)
-10
2月:16.3
(前月:18.6)
6.5
(14/02)
10
▲ 12.0
(12/05)
-20
生産設備判断DI
0.2
(11/05)
▲ 24.2
(13/03)
2月:0.3
(前月:1.1)
0
▲ 6.7
(16/02)
-10
▲ 2.8
(12/07) ▲ 11.1
-30
▲ 7.1
(16/04)
-40
(12/11)
▲ 47.5
(09/03)
販売価格DI
-20
2月:▲5.3
(前月:▲0.8)
▲ 18.9
(13/01)
▲ 17.3
(09/03)
-50
▲ 49.7
(09/03)
▲ 21.2
(09/04)
-60
-30
└ 0 8 ┘
└ 0 9 ┘
└ 1 0 ┘
└ 1 1 ┘
└ 1 2 ┘
└ 1 3 ┘
└ 1 4 ┘
└ 1 5 ┘
└ 1 6 ┘
└1 7
└ 0 8 ┘
└ 0 9 ┘
└ 1 0 ┘
└ 1 1 ┘
└ 1 2 ┘
└ 1 3 ┘
└ 1 4 ┘
└ 1 5 ┘
└ 1 6 ┘
└1 7
(年月)
(年月)
(注)1 販売価格DIは前月比で「上昇」-「低下」企業割合。
2 仕入価格DIは前月比で「上昇」-「低下」企業割合。
(注)1 製造業の数値。
2 従業員判断DIは「不足」-「過剰」企業割合(季節調整値)。
3 生産設備判断DIは「不足」-「過剰」企業割合(季節調整値)。
-2-
○ 資金繰りDI(「余裕」-「窮屈」)は、12.2と、前月(6.4)から5.8ポイント上昇した。
○ 金融機関貸出態度DI(「緩和」-「厳しい」)は、48.8と、前月(46.2)から2.6ポイント上昇した。
図-5 資金繰り状況と金融機関貸出態度
(DI)(08/2) (09/3)
▼
60 △
(12/11)
(12/3)
▼
△
50.8
(16/03)
2月:48.8
(前月:46.2)
50
40
30
金融機関
貸出態度DI
20
2月:12.2
(前月:6.4)
10
0
1.3
(09/02)
▲ 2.6
(15/08)
-10
資金繰りDI
-20
▲ 20.0
(09/01)
-30
└ 0 8 ┘
└ 0 9 ┘
└ 1 0 ┘
└ 1 1 ┘
└ 1 2 ┘
└ 1 3 ┘
└ 1 4 ┘
└ 1 5 ┘
└ 1 6 ┘
└1 7
(年月)
(注)1 資金繰りDIは「余裕」-「窮屈」企業割合(季節調整値)。
2 金融機関貸出態度DIは「緩和」-「厳しい」企業割合。
-3-