ニュースリリース 2 0 1 4 年 1 2 月 2 5 日 株式会社日本政策金融公庫 総 合 研 究 所 中小企業景況調査(2014 中小企業景況調査(2014年 2014年12月) 12月) 要約版 [概況] 中小企業の売上げDIは、4カ月連続でプラス 売上げ見通しDIは、6カ月連続でプラス 1 売上げ 2014年12月の売上げDIは、前月(2.2)から上昇し、5.2となった。プラスとなるのは4カ月連続である。 今後3カ月(12月~2月)の売上げ見通しDIは、前月(12.3)から低下し、8.6となった。プラスとなるのは6カ月連続である。 2 利 益 利益額DIは、前月(3.5)から低下し、▲3.1となった。マイナスとなるのは5カ月ぶりである。 3 価格、 価格、雇用、 雇用、生産設備 販売価格DIは、前月(0.0)から上昇し、2.4となった。仕入価格DIは、前月(19.0)から上昇し、23.2となった。 従業員判断DIは、前月(7.2)から低下し、4.8となった。 生産設備判断DIは、前月(▲9.5)から上昇し、▲8.2となった。上昇は5カ月ぶりである。 ※調査の全文につきましては、こちらをご覧ください。 <調査の要領> 調 査 時 点 調 査 対 象 有効回答企業数 回 答 率 2014年12月中旬 三大都市圏の当公庫取引先900社(首都圏454社、中京圏142社、近畿圏304社) 598社 66.4% <お問い合わせ先> 日本政策金融公庫 総合研究所 中小企業研究第一グループ Tel:03-3270-1704(担当:江連、神谷) 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-9-4 大手町フィナンシャルシティ ノースタワー 本資料は日本銀行内金融記者クラブ、経済産業記者会に同時配布しております。 ○売上げDI(「増加」-「減少」)は、5.2と、前月から3.0ポイント上昇した。 ○売上げ見通しDI(「増加」-「減少」)は、8.6と、前月から3.7ポイント低下した。 ○利益額DI(「増加」-「減少」)は、▲3.1と、前月から6.6ポイント低下した。 ○黒字-赤字企業割合は、23.8と、前月から7.8ポイント低下した。 図-1 (DI) 売上げ及び売上げ見通しの動向 (08/2) △ 図-2 (12/11) (12/4) ▼ △ (09/3) ▼ (DI,%) 利益の動向 (08/2) △ (09/3) ▼ (12/4) (12/11) △ ▼ 40 50 今後3カ月の 売上げ見通しDI 30 黒字企業割合 -赤字企業割合(%) 40 36.0 (06/01) 22.6 (13/12) 19.8 (06/01) 30 20 14.7 (11/02) 11.9 (14/03) 3.6 (06/03) 12月:23.8 (前月:31.6) 売上げ見通しDI 12月:8.6 (前月:12.3) 10 30.7 (14/04) 27.4 (12/01) 1.2 (12/04) 20 13.9 (14/02) 売上げDI 0 5.9 (12/04) 5.0 (06/03) 10 12月:5.2 (前月:2.2) 9.9 (13/02) 0 -10 ▲ 3.5 (14/04) ▲ 11.3 12月:▲3.1 (前月:3.5) -10 ▲ 18.0 (11/05) -20 ▲13.0 (14/04) (14/04) ▲ 11.4 (13/01) -20 ▲ 23.0 (11/04) 利益額DI ▲ 16.8 (11/05) 売上げDI -30 -30 ▲ 32.4 (09/06) -40 -40 ▲ 41.7 ▲ 43.1 (09/02) (09/01) ▲ 47.0 (09/03) -50 -50 └ 0 6 ┘ └ 0 7 ┘ └ 0 8 ┘ └ 0 9 ┘ └ 1 0 ┘ └ 1 1 ┘ └ 1 2 ┘ └ 1 3 ┘ └ 1 4 ┘ └ └ 0 6 ┘ └ 0 7 ┘ └ 0 8 ┘ └ 0 9 ┘ └ 1 0 ┘ └ 1 1 ┘ └ 1 2 ┘ └ 1 3 ┘ └ 1 4 ┘ └ (年月) (年月) (注)1 2 3 4 売上げDIは前月比で「増加」-「減少」企業割合(季節調整値)。 (注)1 利益額DIは前月比で「増加」-「減少」企業割合(季節調整値)。 今後3カ月の売上げ見通しDIは過去3カ月の実績比で「増加」-「減少」企業割合(季節調整値)。 2 黒字および赤字の判断については最近3カ月の実績による(季節調整値)。 △は景気の山、▼は景気の谷、シャドー部分は景気後退期を示す(以下同じ)。 今月調査において、季節調整値の改訂を実施した(以下同じ)。 -1- ○販売価格DI(「上昇」-「低下」)は、2.4と、前月から2.4ポイント上昇した。 ○仕入価格DI(「上昇」-「低下」)は、 23.2と、前月から4.2ポイント上昇した。 ○従業員判断DI(「不足」-「過剰」)は、4.8と、前月から2.4ポイント低下した。 ○生産設備判断DI(「不足」-「過剰」)は、▲8.2と、前月から1.3ポイント上昇した。 図-3 販売価格、仕入価格の推移 (08/2) △ (DI) (09/3) ▼ 図-4 従業員状況 、生産設備の判断 (12/11) (12/4) ▼ △ (08/2) △ (DI) 20 60 54.4 (08/07) (09/3) ▼ (12/11) (12/4) ▼ △ 15.0 (06/12) 従業員判断DI 50 10 8.3 (14/03) 6.1 (06/03) 40 12月:4.8 (前月:7.2) 仕入価格DI 32.9 (11/04) 32.6 (06/09) 0 ▲ 4.0 (11/03) 29.0 (13/05) ▲ 3.7 (14/03) 30 15.9 (08/07) 20 12月:▲8.2 (前月:▲9.5) ▲ 19.1 (13/01) -10 12月:23.2 (前月:19.0) ▲ 11.6 (12/05) -20 15.7 6.7 (07/01) 6.5 (14/02) 10 (06/09) ▲ 25.0 (13/03) 0.2 (11/05) 12月:2.4 (前月:0.0) 0 生産設備判断DI -30 -40 -10 ▲ 2.8 (12/07) 販売価格DI ▲ 11.1 (12/11) ▲ 47.6 (09/03) -50 -20 ▲ 17.3 (09/03) ▲ 49.0 (09/03) ▲ 21.2 (09/04) -60 -30 └ 0 6 ┘ └ 0 7 ┘ └ 0 8 ┘ └ 0 9 ┘ └ 1 0 ┘ └ 1 1 ┘ └ 1 2 ┘ └ 1 3 ┘ └ 1 4 ┘ └ └ 0 6 ┘ └ 0 7 ┘ └ 0 8 ┘ └ 0 9 ┘ └ 1 0 ┘ └ 1 1 ┘ └ 1 2 ┘ └ 1 3 ┘ └ 1 4 ┘ └ (年月) (年月) (注)1 販売価格DIは前月比で「上昇」-「低下」企業割合。 2 仕入価格DIは前月比で「上昇」-「低下」企業割合。 (注)1 製造業の数値。 2 従業員判断DIは「不足」-「過剰」企業割合(季節調整値)。 3 生産設備判断DIは「不足」-「過剰」企業割合(季節調整値)。 -2- ○資金繰りDI(「余裕」-「窮屈」)は、▲0.4と、前月から1.6ポイント低下した。 ○貸出態度DI(「緩和」-「厳しい」)は、39.8と、前月から2.2ポイント上昇した。 図-5 資金繰り状況と金融機関貸出態度 (08/2) △ (DI) (09/3) ▼ (12/4) (12/11) △ ▼ 60 49.5 (06/07) 50 41.0 (14/05) 12月:39.8 (前月:37.6) 40 30 金融機関 貸出態度DI 20 10 5.0 (14/06) 4.2 (12/04) 2.9 (07/01) 0 12月:▲0.4 (前月:1.2) 1.3 (09/02) -10 資金繰りDI -20 ▲ 20.0 (09/01) -30 └ 0 6 ┘ └ 0 7 ┘ └ 0 8 ┘ └ 0 9 ┘ └ 1 0 ┘ └ 1 1 ┘ └ 1 2 ┘ └ 1 3 ┘ └ 1 4 ┘ └ (年月) (注)1 資金繰りDIは「余裕」-「窮屈」企業割合(季節調整値)。 2 金融機関貸出態度DIは「緩和」-「厳しい」企業割合。 -3-
© Copyright 2025 ExpyDoc