平成26年度 青少年のネット非行・被害対策情報<第54号> 差出人:福井県安全環境部県民安全課 送信日:2015/2/16 情報セキュリティー会社「デジタルアーツ」が発表した、未成年者の携帯電話・スマホ利 用実態調査によると、女子高生が携帯電話やスマートフォンを使用する時間は、1日平均7 時間で、4人に1人が深夜に使用しています。 調査は、今年1月中にインターネットで実施し、携帯やスマホを持つ全国の小学4年~高 校生の、計618人と0~9歳の子どものいる保護者595人から回答を得ました。 調査によると、スマートフォンの使用率は、小学生は39.3%、中 学生は59.7%で高校生は96.1%に上り、女子高生では98.1 %になります。 また、携帯電話・スマートフォンの1日の平均使用時間は、中学生ま では1時間台ですが、高校生男子で4.1時間、高校生女子では7時間 でした。女子の使用時間は、前回の調査(平成26年7月)では6.2時間でしたが、さら に増えました。しかも、女子高生の24.3%が深夜午前0時~3時に使用しています。 調査を監修した大学准教授によると、「スマホやネットに依存するとコミュニケーション がうまく取れず、自立できなくなる危険がある。子どもに絵本の読み聞かせの代わりにスマ ホなどで動画を見せる親もいる。特に幼い子どもをスマホで子守しないようにしてほしい」 と注意を呼びかけています。 【本情報は、2月10日付、毎日新聞記事を引用しています。】 敦賀市粟野地区の区長会や小中学校などで構成する「あわの子育てネットワーク」におい て、インターネットの犯罪やトラブルなどから子どもを守ろうと合同会議が開催されました。 粟野中学校の教諭が「子ども達のネット社会」と題し、「ネットは生活に必要なもの。使 わせないのではなく、大人が一緒に利用して知識やモラルを高めたり、家庭内でルールを作 る必要がある」ことについて講演を行いました。 福井県内でも、地区単位や学校単位で子どもを取り巻くネット環境整備についての取組み が積極的に行われています。 【本情報は、2月15日付、福井新聞記事等を引用しています。】 【本情報の作成】福井県安全環境部県民安全課 「家庭の日」推進テーマ 2 月「わが家の歴史を語り合い、寒さに負けない体力をつくろう」 「青少年育成の日」推進テーマ 2 月「手をかけず、目をかけて自立を助けよう」
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