静止対象を錯覚的に変形させる光投影技術 革新技術 R-7 A Light Projection Technique to Produce Illusory Movements of Static Objects 変幻灯−動きを投影して止まった対象をぐにゃぐにゃに HenGenTou: Animating a Static Object by Projecting a Motion Flow Field 止まっている対象に動き情報を投影することで、その対象があたかも動いたり変形したりしているように見せることのできるプロジェクション マッピング技術です。投影する動き情報を工夫することで、印刷物・写真・絵画、さらには壁や床などに、リアルな動きや、液体や気体など の質感を与えることができます。人間の視覚特性の科学的理解に基づいて生まれた映像技術です。 特 「変幻灯」の構成 止まっている対象に 動き情報を 重ねて投影すると 対象が動いたり 変形したりして見えます 徴 ■ 止まっている印刷画像などに動きや変形の印象を付与して、 動いていようにみせることが可能 ■ 色 や 形 の 情報と動き情報を統合する脳の特性を利用 し た 錯覚ディスプレイ ■ 投影する動き情報は簡便な画像情報処理で作成可能 ■ 同じ原理で3次元物体を揺らすことも可能 利用シーン 投影 画像化 別の構成では、 写真の顔に表情 や動きを与えるこ とができます。 画像処理で 動的に変形 動き成分のみ を抽出 また、3次元物体に動 きを与えることもでき ます。 ■ 壁/床などのインテリアの質感を変えて空間の雰囲気を演出 ■ 既存のアナログ媒体を活用した新しいサイネージの提案 プロジェクタ ■ エンターテイメント分野での応用:舞台上の大道具小道具に動 きや質感印象を追加 ■ 芸術分野での利用:静止画のテーマに合わせた動きを追加 ■ 止まっているはずの対象を動かして注目度の向上 〈問い合わせ先〉[email protected] Copyright © 2015 NTT. All Rights Reserved.
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