AP間干渉を制御することで無線LANのスループットを向上

コンバージェンス
ネットワーク
Wi-Fiプラットフォーム
N-1
NW制御により干渉を低減する協調無線LAN技術
Cooperative WLAN that mitigates interference among APs through network control
AP間干渉を制御することで無線LANのスループットを向上
High-throughput WLAN by Interference Management
無線アクセスポイント(AP)が高密度に設置された環境において、ネットワークからAPを制御することで一定エリアあたりの収容トラヒックを増
大する技術です。ネットワーク上の無線リソース制御エンジンが、周辺のチャネル利用状況を含む無線環境情報をAP及び無線LAN端末から
収集し、無線リソースの利用効率を改善するチャネルや帯域幅の設定パタンを算出して各APのパラメータ設定を行います。
特
(3)最適な利用チャネルや
帯域幅の算出
(4)APの利用チャネルや
帯域幅を設定
スイッチ/
コントローラ
無線リソース
制御エンジン
(2)無線環境情報の通知
徴
■ ネットワーク上の無線リソース制御エンジンにより複数APの無線
リソースを集中制御しています。
■ 開発したRATOP*アルゴリズムにより、スループットが低下した無
線LANの特性向上を重視しつつ、全体スループットも向上させて
います。
■ 最新無線LAN規格IEEE 802.11acで規定される複数チャネル帯
域幅伝送(20、40、80 MHz幅)に対応し、適切なチャネル帯域
幅の設定を行います。
■ 将来のモバイルトラヒック増大に対応するため、次世代の高効
率無線LAN標準化と対応する無線リソース制御技術の研究開
発にも取り組んでいます。
利用シーン
■ APが高密度に設置されたスタジアムなどのエリアにおいて、
スマートフォンやタブレット端末をAPに接続し、高品質な動画像
の視聴や快適なwebブラウジングを行うことが可能です。
(1)APや端末周辺の
(1)APや端末での周辺の
無線環境情報を観測
* RATOP: Resource allocation based on Area Throughput Optimization Policy
Co-Innovation
高密度環境に適した無線LANを実現するため、IEEE 802.11
において、協調無線LANシステムの無線アクセス部の標準化
に取り組んでいます。
〈問い合わせ先〉[email protected]
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