VOL.60 平成27年1月号 (年6回発行) 一般社団法人 三重中小企業経営者協会 〒510-0001 四日市市八田1丁目13-17 TEL : 059-334-7807 FAX : 059-334-7808 ホームページ: http://www.mie-keikyo.jp/ E-MAIL: info@mie-keikyo.jp 新年の御挨拶 一般社団法人三重中小企業経営者協会 会 長 羽 田 清 志 新年明けましておめでとうございます。 また、旧年中は、会務の運営にご理解を賜り厚く御礼申し上げます。 昨年は多くの自然災害にみまわれ、御嶽山の噴火による災害、広島県における集中豪雨に よる土石流災害と多くの自然災害に対し防災対策の難しさと自然災害に対する人間の無力さ を感じさせる 1 年でした。 経済の方では、民主党・自民党・公明党が合意した「社会保障と税の一体改革」の第一歩 とも言うべき消費税増税が4月に実施されました。増税前の駆け込み需要もあって消費は一 時的に拡大しましたが、8月の天候不順によると見られる影響などによりマインドが冷え込 み景気の減速が顕著になりました。 GDPは第4四半期が前期比マイナス 0.5%と厳しい現実となり、安倍政権は平成 27 年 10 月に予定していた消費税 10%増税の予定も平成 29 年 4 月に延期するという決断をすることと なり、経済の立て直しになお苦戦を強いられています。 株価は平成 23 年頃に比べ 1.5 倍から 2 倍ほどに回復していますが、景気の地方への波及効 果はまだまだ及んでいない状況で、今後の課題として「地方創生」が大きなテーマとなって きています。 三重県においては、伊勢神宮式年遷宮の影響を受け観光産業は一定の潤いを享受すること ができ、昨年においても多くの観光客が訪れ伊勢市を中心にその波及効果があったと思われ ます。 本年は国政において地方創生を大きな旗印に掲げていますが、三重県こそ地方創生の先頭 を取るようにしなければなりません。 産・学・住の充実こそ三重県において充実されるべきで、その一端を担うべく、会員の皆 様にも奮闘をお願いするところです。 本年取り組む(一社)三重中小企業経営者協会の運営方針について申し上げます。 基本的には、従来通り①労働保険事務組合の事業、②研修事業、③その他の事業で運営し ていきたいと思っています。 ①について、会員増加目標件数 10 件を年末において既に達成し、順調に運営されているこ とをまずご報告いたします。 ②、③についても益々充実をしていきたいと思っていますので、今後ともご支援の方をよ ろしくお願いします。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 平成27年 1月
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