おおしまだより1月号

新年明けましておめでとうございます
新年明けましておめでとうございます。皆様方におかれましては健やかに新しい年をお迎えの事とお
慶び申し上げます。また、日頃より当法人の運営につきまして、ご理解ご協力を賜りましてありがとう
ございます。
今年は、当法人の念願でありました新施設を、4月に 2 施設開設いたします。現在、建設工事も順調
に進み、外部足場も外れ施設の概観を見ることができるようになりました。建物が見えてまいりますと、
設計から地鎮祭、起工式などの日々を思い出し感慨深いものもあります。これからは、皆様の期待にお
応えすることができるよう、職員研修を通しての人材の育成に万全を期していかなくてはと改めて気の
引き締まる思いです。
さて、国の政策に目を向けますと、毎年この時期から来年度の予算編成が行われます。日本は戦後の
高度経済成長を経て、世界有数の経済大国となりましたが、この発展は今まさに介護保険制度をご利用
になっている世代の方の時代でありました。
また現在に目を戻しますと、国家財政を健全化しなくてはならないと叫ばれて久しくなりますが、年
金・医療・介護・子育て支援等の社会保障費の増大、増え続けていく国の借金をどのように減らしてい
くか限られた財源の中での調整が行われています。この増大する社会保障費の中、年金・医療・介護・
子育て支援をどのように拡充をしていくかが大きな問題となっております。介護保険制度は今後もその
時代のニーズに合わせた形に変化をしていきます。私達はその変化の中で法人理念である「その人らし
く~明るく健康で豊かな高齢期の生活作り~」を常に念頭に置き、陽翔会をご利用くださる皆様にサー
ビスを提供していかなくてはならないと考えています。
皆様にとって今年が良い年となりますようご祈念を申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
社会福祉法人陽翔会 理事長 熊谷辰之
年明けの風習
皆さんのご家庭では、年の瀬に大掃除をし、しめ飾りや鏡餅をお供えして新年をお迎えの事と思いま
す。年末年始は色々な習慣や風習があります。
新年ですと、1月7日にはおせち料理で疲れた胃を休めるための七草粥、1月15日には一年の邪気
を祓うために小豆粥を食べる風習があります。いずれも先人達の知恵の中から生まれ、おせち料理と同
様にそれぞれが意味合いを持ち現在に伝わっているものです。
最近余り見られなくなった習慣に「どんど焼き」があります。地域によっては「どんどん焼き」であ
ったり、違う名称で呼ばれていますが、いずれもお正月飾りや書初めなどを持ち寄って燃やし、無病息
災・五穀豊穣を願って行われるものだそうです。その火にあたったり、焼いたお餅を食べると、一年間
健康で過ごすことができると言われているものです。
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