【学 校 教 育 目 標】 <平成 28 年度 1月号> 学校 TEL911-6281 FAX912-489 豊かなかかわりを通して 学校だより 横浜市立新石川小学校 学校 URL ともに高め合い 主体的に取り組む子 学校 TEL911-6281 FAX912-4892 http://www.edu.city.yokohama.jp/sch/es/shinishikawa/ 明けましておめでとうございます ~今年も人との関わりを大切に~ 校長 片山博文 新年明けましておめでとうございます。平成29年を迎えました。今年の干支は丁酉(ひのととり)で す。酉(とり)という漢字には、成長や成熟をあらわす意味があり、今まで頑張ってきた結果が実るとい う意味があるので、今年は縁起のよい年なのだそうです。本年もみなさんにとってよい年になりますよう お祈り申し上げます。 さて、1月は旧暦で睦月(むつき)といいますが、睦月の語源は親類や知人が互いに往来し、仲睦まじ くすることからくるという説が有力だそうです。確かに1月は実家に帰省して親族と共に新年を祝った り、正月行事などで隣近所が顔を合わせたりして「本年もどうぞよろしくお願いいたします。」と年始の 挨拶を交わすことが多い月といえます。新しい1年を人と人とが仲睦まじくしスタートし、お互いにこの 1年がよい年になるよう、気持ちよく過ごせるようにと願うのは日本の昔からの素敵な風習だと思いま す。 さて、本校は「豊かな関わりを通して共に高め合う」ことを学校目標としています。まさに睦月のよう に人と人とが関わりながら学んで育つ学校です。同じ学級・学年どうし、異学年で、親や兄弟と、先生方 と、地域の方と、外国の子どもと… 小学校生活6年間の多感なこの時期に、様々な人と影響し合いなが ら、たくさんのことを考え、感じて、生きる力を身につけていって欲しいと願います。 学校では暮れの12月に、5年生が、米をテーマにした総合学習で地 域の方々に「縄ない」の技を教えていただきました。米作りの過程でで きるわらを捨てることなく、生活用品として利用するために先人が生み 出した「縄ない」の技。両手と足を使って巧みに編んで縄にしていくそ の見事な技を子どもたちは体験させていただきました。初体験なので、 たどたどしい手つきではありましたが、それでも子どもたちは見よう見 まねで両手を動かし、一生懸命 に縄をないました。できばえはそれぞれでしたが、何とかなうこ とができた縄を子どもたちはうれしそうに持ち帰っていました。 中にはクリスマスのリースや正月飾りにする子どももいたことで しょう。子どもたちは、この体験を通してまた一つ学習を深める ことができました。このような地域の方との関わりの中での学習 は、まさに学校目標に直結する教育活動の一つであり、この先大 切にし続けていきたいことの一つです。 新年を迎え、それぞれの学年がまとめの時期に入ります。特に6年生は6年間のまとめとして、卒業に 向けての活動が本格化します。教職員一同全力で子どもたちの指導に当たってまいりますので、保護者の 皆様、地域の皆様には本年もますますのご理解、ご協力をお願い申し上げます。
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