食品表示検定 初級 試験問題例 (第10回試験問題より抜粋) 2015 年 3 月 食品表示検定協会 【出題範囲】認定テキスト・初級からの基礎知識と、それを理解した上での応用力を問います。 【問題例 1】 次の文章の[ ア ]の部分にあてはまる最も適切な語句を1つ選んでください。 アレルギー物質の特定原材料に準ずるものに、「カシューナッツ」と「[ ア ]」が平成25年9月に 追加され20品目となった。 ① 小豆 ② 昆布 ③ ごま ④ しいたけ 【問題例 2】 次のレトルトパウチ食品の表示について、[ イ ]の部分にあてはまる最も適切な語句を次の①~ ④の中から1つ選んでください。 1人前 名称 カレー 原材料名 野菜(じゃがいも、玉ねぎ、にんじん)、牛肉、小麦粉、 砂糖、食塩、牛脂、カレーパウダー、ビーフエキス、トマ トペースト、香辛料、植物油脂、野菜エキス、ポークブイ ヨン、でんぷん分解物、調味料(アミノ酸等)、カラメル 色素、乳化剤、酸味料、香料、(原材料の一部に大豆、 りんごを含む) 殺菌方法 [ 内容量 210g 賞味期限 2015.11 保存方法 直射日光を避け常温で保存してください。 製造者 ○○食品株式会社 ○○県○○市○○町○-○-○ イ ] この製品はレトルトパウチ食品です。 ① 65℃ 30分殺菌 ② 120℃ 2秒殺菌 ③ 気密性容器に密封し、加圧加熱殺菌 ④ 気密性容器に脱気包装し、低温殺菌 1 【問題例 3】 スーパーの畜産物売り場での無包装品の表示として、最も不適切なものを1つ選んでください。 ① ② ③ ④ 骨付きロースラム肉 豚ロース肉 ヒレ肉 若鶏むね肉 オーストラリア産 米国産 国 産 ブラジル産 100g当たり○○円 100g当たり○○円 100g当たり○○円 100g当たり○○円 【問題例 4】 「製造者等の表示についての説明」として、その内容が最も不適切なものを次の①~④の記述の 中から1つ選んでください。 ① 加工者を表示する場合は、加工者の氏名と加工所の所在地を表示する。 ② 販売者として表示を行うときは製造者の名称を併せて表示するが、この場合、製造者の所 在地は省略することができる。 ③ 製造所の名称・所在地を「製造所固有記号」により表す場合、原則として販売者名の次に表 示する。 ④ 輸入品の場合は、輸入者名と営業所所在地(法人の場合は本社所在地)を表示する。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・≪正答と解説≫・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【問題例 1】正答:③ 解説:平成25年9月にごまとカシューナッツが特定原材料に準ずるものとして追加指定されました。 出所:認定テキスト P71 「3-3-2 原材料名<アレルギー表示について>」 【問題例 2】正答:③ 解説:容器包装詰加圧加熱殺菌食品では、気密性のある容器包装に入れ、密封した後、加圧加熱 殺菌した旨が表示されます。 出所:認定テキスト P148 「4-15 レトルトパウチ食品」 【問題例 3】正答:③ 解説:食肉には「牛肉」「豚肉」「鶏肉」等と食肉の種類を表示します。 出所:認定テキスト P47 「2-3-1 畜産物 食肉 1.表示事項 ③名称」 【問題例 4】正答:② 解説:販売者として表示を行うときは、製造者の名称及び所在地を併記します。 出所:認定テキスト P97 「3-9 製造者等の表示について」 2
© Copyright 2024 ExpyDoc