食物資源(生ごみ)たい肥試験ほ場観察記録 №5

食物資源(生ごみ)たい肥試験ほ場観察記録 №5
(11 月 9 日)
天気はくもり。少しずつ肌寒くなってきました。それでも、ブロッコリーはすくすくと
育っているようです。今日は農家さんのご協力のもと、防虫ネットをはがして、殺虫剤を
撒く作業をします。
茎も葉もずいぶんと大きくなったため、ネットが少しきゅうくつそうになっていたので
すが、ネットをはずすと解放されたようで気持良さそうでした。
ネットをはずしていきます
ネットをはずした後は、殺虫剤を撒いていきます。
殺虫剤を撒いても、葉の裏側に
ついている虫を死滅させるのは難
しいそうです。
左:殺虫剤「アファーム乳剤」 (コナガ、ヨトウムシ予防)
右:殺菌剤「カスミンボルドー」(黒腐病予防)
実際に虫に食べられた葉っぱはというと・・・
小さい穴
大きい穴
虫を発見
穴が小さいものは最近食べられたもの、大きいものは葉っぱが小さい頃に食べられてし
まい、葉っぱが大きくなるにつれて穴も大きくなったものです。
ほんの一部、茶色に変色している葉っぱ
もありました。これは、葉っぱが防虫
ネットに擦れて焼けてしまったためのよ
うです。
一部、焼けてしまった葉
さてさて、肝心の花蕾(からい)はどうなっているのでしょう。
こうなります
花蕾(からい)とは?
ブロッコリーの食べる部分です。
※詳しくは、№4参照
花蕾(からい)
花蕾のつぶつぶが見えるようになってきました。大きさは、まだ直径1cm~2cm 程度
です。手触りは一個一個の粒が分かるくらいにざらざらしていました。
苗を植えてから約2カ月、やっとブロッコリーの食べる部分の原型が見えてきました。
これが約1カ月後には、15cm~20cm くらいの大きさになり、そして収穫になります。
ほ場全体が、すくすく育っているようなのでうれしいかぎりです。