日本産新種のラン科トンボソウ属の詳細説明

新種のラン科トンボソウ属の詳細 15/07/17 18:27 新種のトンボソウの仲間の形態(ニイジマトンボに似る) 1. 最下の葉は9cm 3cm 長楕円形、先端は鈍頭、基部は茎を抱く。中脈は凹む。 2. 第二葉は10cm 2cm 長楕円形で先端はやや尖る。基部は茎を抱く。 3. 第 3 葉は細い苞葉となり2cm 4mm の狭楕円形で先端は鋭頭。 4. 花茎は15cm 20cm、最下の花までの8cm 15cm に狭い鱗片状の苞葉5枚
7枚互生に付き苞葉の基部は茎を抱き被針形。反曲しない。 5. 花柄と子房は180 捩じれて付き長さ7mm 8mm 苞葉は花と同長かやや長い。 6. 15 花 20 花を互生に付ける。 7. 側裂片は卵円形で先端に微細な鋸歯があり、裂片は後方に反曲し左右平開する。 8. 距は下方に垂れ下がりやや湾曲する。長さ7mm 程度。 9. 唇弁は基部で側裂弁はやや上方に伸び、中裂片はほぼ水平に前方に伸び、先端は
上方に曲がっている。唇弁の先端は浅く4裂し唇弁下部に4本の脈と小突起があ
る。 10. 各裂片の内面には微細な伏毛が密生する。 11. 葉の両面に微細な腺がある。 12. 茎に5本の稜があり、稜の外面は透明で微細な膜となる。 13. 距の先端付近の内面に稀に気泡がある。 15/07/17 18:27 15/07/17 18:27