EWE ウェブニュース No.211( 2015-5)

EWE ウ ェ ブ ニ ュ ー ス No.211( 2015-5) 2015-2-20
北 沢 幸 浩 様 ( 1960 年 電 気 通 信 学 科 卒 ) に 寄 稿 し て い た だ い
た随想の第 2 話です。
「 銚 子 TV 中 継 局 建 設 の 思 い 出 」
第
界
渡
島
丁
海
間
る
物
の
苦
陸
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す
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で
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レ
り
、
て
登
ナ
天
が
話 で の 新 島 T V 局 の 後 、電
度測定のために三宅島に
、測定が終わってから新
帰ろうとしていましたが、
台風が来て海が荒れ、東
船の船は来ません。1 週
りで東京への直行便に乗
とが出来ました。我が荷
新島に置いたまま台風後
れた海を船底で船酔いに
みながら、竹芝桟橋に上
来ました。所が其処に古
工の車が待機しており、
に銚子局建設現場に直行
。
T V 中 継 局 は 、写 真 の よ う に 鉄 塔 を N H K と 東 京 民 放 5
用し、アンテナは別々で 2 本腕を上げて持っている
形状をしております。この形状をろうそくに見立て
ン デ ラ ブ ラ ー と 呼 ん で い ま す が 、 以 後 NHK と 民 放 5
共同建設の先駆けとなった歴史的なアンテナです。
共用できるのは大変有利ですが、それぞれのアンテ
いためにお互いに電波が干渉するため、ある程度の
6m 程 ) を 保 っ て 建 て ら れ て い ま す 。 以 後 民 放 5 社 と
建 設 は 前 橋 、秩 父 T V 中 継 局 な ど 大 き な 局 の 建 設 が 続
。
ビ電波は空間波ですので、見通しの良いことが必要
、通常、近くの小高い山などに送信所が建設されま
銚 子 TV は 近 く に 適 当 な 山 が な く 、 60m の 高 い 鉄 塔 を
サ ー ビ ス し て い ま す 。 銚 子 局 の 検 査 は 大 変 で 60m 鉄
り 、 45 度 位 の 鉄 橋 を 這 っ て 渡 り 、 や っ と の 思 い で ア
に 辿 り 着 き ま し た 。 船 酔 い が 覚 め る 暇 な く 地 上 70m
空で工事長とただ 2 人アンテナの検査点検をした思
あ り ま す 。( 第 2 話 完 )
社
よ
て
社
鉄
ナ
距
の
き
で
す
立
塔
ン
程
い