負 け て 勝 つ !! JR 東日本が行っている重層架橋の差し止め訴訟は私共(原告)の請求棄却となりました。 今回、アリは象に勝てませんでした。 藤森益三・元最高裁判所長官著の『法律家の知恵』の中に結論が先で、 「論理はあと」の 項目がありますが、正にその典型であったと考えます。この結論に 5 年 2 ヶ月を費やした 事に大きな怒りを覚えます。そして裁判官の人となりで結論は違う、判決に不服であれば 高等裁判所へもっていける。違う人の判断を待つのだと書かれています。 そこで控訴に踏み切りました。 個別に見ますと、 確 認 書 被告は法的拘束力を持たせる意図はなく、と裁判所は解釈している。 これは立派な詐欺である。神田地域住民にあたかも公文書と思わせる数々の行為をし、 裁判になっても云いわけのできる書類を作成したとしたら、詐欺である。人との約束はた とえ口約束でも守らなければならないと考えている神田の住民を騙したのである。 騙された人が馬鹿だとの判決に納得できるわけがない。 危 険 全面的に被告の調査結果を信用し、信用性を疑わせる事情は特段見当たらない、として いる。東日本大震災において液状化した京葉線新浦安において高架橋が液状化しなかった から安全性に問題はないとしているが、基礎杭自体 30m から 60m 程の深さに打ち込まれ ている。神田とは全く違っているのにそれにはふれず、学識経験者の安全証言もなく、被 告の書類のみで判断している。その中には大きなミスもある。 環 境 環境アセスメントにおける被告の主張を全面的に認めている。誰が考えても 700 本の車 両が多く通過するのに騒音値が現在より低くなると主張する被告の言葉を認め、原告側の 主張を一切認めないのは、先に結論ありき判決だと思われる。 以上の如く、今回の判決は矛盾に満ちている。アリはネバリ強く戦います。 勝算あり(アリ)と考えます。この不当判決に一矢を報いるための戦いにぜひ皆様のご支 援をお願い致します。 大学前学長、名誉教授の方々、マスコミ関係者など多くのご支援、ご鞭撻に深く感謝致 しております。 神田の環境を守る会 FAX 03-3252-4157 戦う為には、軍資金が足りません。皆様のカンパのご協力を上記連絡先迄よろしくお願 い致します。 以上
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