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保育園
公
図書館
民 館
道
1
2m
歩 道
路
歩 道
広
集
消
4
0m
域
敷
歩
道
地
道 路
防
歩
道
合
住
宅
署
12m
50m
N
公共駐車場
敷地周辺図
〔本施設の運営方針〕
市が本施設の運営方針について決定している内容は
利用形態は自由に設定の上
次のとおりである。提案室の利用時間及び
企画及び設計に反映させること。
1
.本施設は市が運営・管理する。
2
.特に配慮すべき利用者として
乳幼児
子育て世代
小中高生
高齢者の各地域住民を想定
する。
3
.自動車で来所する利用者は南側の公共駐車場を使用する。公共駐車場と敷地との出入口は自
由に設定してよい。
4
.市役所支所の窓口は
午前8時半から午後5時半まで開庁し
土日祝日及び年末年始は閉庁
する。
5
.児童センターは午前9時から午後5時まで開館し
夏休み期間中は
月曜日及び年末年始は休館する。ただし,
開館時間を午後9時まで延長する。
〔要求条件〕
1
.計画建物は地上2階建てとし 構造形式は自由とするが 環境負荷低減及び耐久性に配慮する。
2
.床面積の合計は
企画で提案した室又はスペースの床面積も含め
3
.外部動線を含め
バリアフリーに配慮した設計とする。
20
00m워以下とする。
4.指定する所要室等の条件は次のとおりである。ここに指定された室等は必ず設計に含めること。
室
名
面
等
利用者の満足度を上げるた
積
慮
事
項
等
計 10
0m워 ・室又はスペースを二つ以上設ける。
以上
めに必要な室又はスペース
約 300m워 ・窓口ロビーとの間にカウンターを設ける。
支所事務室
市
・所長室を含むが
役
窓口ロビー
所
支 会議室
記入しなくてよい。
約 150m워
約5
0m워
所 職員休憩室
部
門
書庫
児
童
セ
ン
タ
ー
部
門
配
約3
0m워 ・支所事務室から窓口ロビーを通らずに入れるよ
うにする。
約5
0m워
遊戯室
約2
0
0m워 ・スパン 1
2m 以上の無柱空間とする。
事務室
約 30m워 ・遊戯室に隣接させる。
適
器具庫
宜
・遊戯室に隣接させる。
図書室
約 30m워
機械室
約 70m워 ・搬出入
適
共 トイレ
宜
ダクトスペース(
DS)
を
・各階に男女別トイレ
用
・便器
部 エレベーター
・1基以上設ける。
門 風除室
湯沸室
玄関スロープ,
倉庫
適
宜
慮する。
多目的トイレを設ける。
洗面台及びブースは記入しなくてよい。
・適切な箇所にそれぞれ設ける。
等
5.指定する屋外施設の条件は次のとおりである。ここに指定された屋外施設は必ず設計に含め
ること。
施 設 名 等
配
慮
事
項
等
屋外プレイヤード
・敷地内又は1階の屋上に設け 一輪車や竹馬などで遊べる空間とする。
駐車場
・敷地内に
管理用として普通乗用車2台分及び身体障害者用2台分の
駐車スペースを設ける。一般の利用者は南側の公共駐車場を利用す
る。
駐輪場
・利用者用及び職員用として
計2
0台分(1台当たり 2m× 0.
5m)
の
駐輪スペースを設ける。1台ごとの区画線は記入しなくてよい。
その他
・企画内容に関連するスペースや
なるものを適宜設ける。
植栽
舗装
フェンスなど
必要と
〔要求図書〕
1
.企画
本施設を企画する上で配慮した事項として
次の 1
)∼4
)についてそれぞれ記述せよ。
1)市域全体や周辺施設との関係においてふさわしい本施設の在り方について
2)利用者の満足度を上げるために提案する機能
3)児童センターに必要な機能
空間及びそれらの利用形態について
空間及びそれらの利用形態について
4)施設全体の管理・運営方法について(市役所支所と児童センターの開庁時間・開館時間の
違いによるセキュリティについて言及すること)
2.設計の
え方(赤色及び青色を用いてもよい)
上記 1.で企画した内容を具体化し
設計を行う上で配慮した事項として
次の 1
) 2
) 3
)
についてそれぞれ文章及び概念図を用いて説明せよ。
なお
概念図については
答案用紙の方眼部分を用い
大まかな平面図
断面図又はこれに
類するものを分かりやすく描くこと。
1)外部空間:配置計画
動線計画
2)内部空間:ゾーニング
3)建物全体の構造計画
企画内容から特に反映した事項について
動線計画
設備計画
企画内容から特に反映した事項について
環境負荷低減
耐久性等について
遊戯室のスパン 12m 以上を確保するための具体的な方法を説明すること。
3.図面(赤色及び青色を用いてもよい)
以下の表の内容に基づき
それぞれの設計図面等を作成せよ。必要であれば
答案用紙の枠
内に補足説明を書き込んでもよい。
00とする。
配置図兼1階平面図 ・縮尺は 1:2
2階平面図
・柱
壁
室名(
提案した室名を含む) 開口位置
主要寸法及び出
入口を記入する。
・2階平面図には
1階部分の屋根面の範囲(屋根がある場合)
を記
入する。
面積表
・各階床面積
延べ面積を記入する。
〔企画・設計上の留意事項〕
企画の段階で提案したものは
なお
設計において具体的に表現すること。
図面等の記入はフリーハンドでも構わない。
(答案用紙見本)
科目અ唖計測工学No.
3
(計測工学)
【No.
3】
他の標準に依存しないか又は依存度が小さく亜量子力学などの基本的物理現象に基づく
標準をイントリンシック標準と呼ぶこととする。イントリンシック標準を用いると亜他の標準から
独立して物理量を決定することができる。電気標準を前提として以下の設問に答えよ。必要に応じ亜
模式図や数式を用いて記述すること。
⑴
イントリンシック標準の具体例として亜電圧亜抵抗の標準はどのような量子現象を用いて実現
することが可能かについて具体的に述べよ。また亜それらについて亜電気素量 e(≒ 1.602 庵 10安19 C)亜
プランク定数 h(≒ 6.626 庵 10安34J茜s)などの基礎物理定数との関係式を記述せよ。必要な変数
があれば適切に定義して用いること。関係式中の無次元の係数は省略してよい。
⑵
⑴の電圧亜抵抗のイントリンシック標準を用いて亜電流標準を実現する方法を述べよ。
⑶
電流標準を⑴の電圧亜抵抗とは独立にイントリンシック標準として実現するためのアイデアを
数式や模式図などを用いて記述せよ。必要な物理量は定義して用いること。電気素量 e などの基
礎物理定数は定義値として利用してよい。
⑷
電圧亜抵抗亜電流の三つの量を独立にイントリンシック標準として実現した場合亜どのような
議論ができるか述べよ。
科目 5.情報工学(
ハードウェア)〔No. 5A 5B〕
(情報工学(ハードウェア))
【No.
A
5】 次のA Bいずれか一つのみに答えよ。
以下の設問に答えよ。
쑛
1 図Ⅰの回路は
ジュールは
a
∼jのモジュール
左端を入力
入力レジスタ
出力レジスタで構成されている。各モ
右端を出力とする組合せ回路であり
示された数値はそのモジュー
ルの入力から出力までのレイテンシ 
nsを表す。
ただし
入
力
レ
ジ
ス
タ
入力レジスタ
a
出力レジスタには同一のクロックが接続されているものとする。
b
5
c
3
d
4
e
3
h
2
i
1
j
5
f
g
8
7
出
力
レ
ジ
ス
タ
5
図Ⅰ
쑛
a 図Ⅰの回路が正しく動作する最高クロック周波数は何 MHzか
出力レジスタのセットアップ時間は
쑛
b 図
慮しないものとする。
のようにパイプラインレジスタを挿入したとき
は何 MHzか
整数値で示せ。ただし
入
力
レ
ジ
ス
タ
a
5
正しく動作する最高クロック周波数
パイプラインレジスタには
ジスタと同一のクロックが接続されており
トアップ時間は
整数値で示せ。ただし
入力レジスタ
出力レ
パイプラインレジスタ及び出力レジスタのセッ
慮しないものとする。
b
c
3
d
4
3
h
j
e
5
i
1
7
5
パイプラインレジスタ
図
f
2
g
8
出
力
レ
ジ
ス
タ
쑛
c 図
の回路で
であるとき
쑛
d 図
出力レジスタ
パイプラインレジスタのセットアップ時間がそれぞれ 1ns
正しく動作する最高クロック周波数は何 MHzか
整数値で示せ。
の回路をできる限り高いクロック周波数で動作させたい。図
を答案用紙に転記し
パイプラインレジスタの適切な挿入位置を示せ。パイプラインレジスタは
쑛
bでの表記にな
らって太線で示せ。性能上不要なパイプラインレジスタは挿入しないこと。また
インレジスタを挿入した後に正しく動作する最高クロック周波数は何 MHzか
せ。ただし,パイプラインレジスタ及び出力レジスタのセットアップ時間は
パイプラ
整数値で示
それぞれ 1ns
とする。
入
力
レ
ジ
ス
タ
a
5
b
c
3
d
4
3
h
j
e
5
i
1
7
f
2
g
8
出
力
レ
ジ
ス
タ
5
図
쑛
2 プロセッサのパイプライン処理におけるハザードの種類を挙げ,それぞれの特徴と解決方法,
性能との関係について合わせて 4
00字程度で説明せよ。
쑛
3 コンピュータとそれに接続された入出力装置との間でデータ転送を行う方法として DMA
(Di
)
がある。DMA の利点と動作の概要
r
ectMe
mor
y Acc
es
s
て
合わせて 300字程度で説明せよ。
動作時のオーバヘッドについ
科目 7.電磁気学・電気回路
〔No.
7〕
(電磁気学・電気回路)
【No.
7】 電磁気学・電気回路に関する以下の設問に答えよ。
쑛
1 電磁気学に関する以下の問いに答えよ。
쑛
a アンペールの法則について説明せよ。
쑛
b 図Ⅰのような
半径 の中心導体と
内半径 と外半径 の円筒状の外部導体から構成さ
れる無限に長い同軸ケーブルがある。同軸ケーブルの中心導体と外部導体の間は誘電率 εの
誘電体で満たされている。以下の問いに答えよ。
쑛
ⅰ
この同軸ケーブルの中心導体が外部導体よりも高電位となるように
の間に電位差  を印加したとき
中心導体と外部導体
誘電体内部の同軸ケーブルの中心軸から 
< < 
離れた点における電界強度を求めよ。
쑛
ⅱ この同軸ケーブルの単位長さ当たりの静電容量を求めよ。
쑛
ⅲ
この誘電体が耐えられる最大の電界強度を 윯율
융とするとき
同軸ケーブルの中心導体と
外部導体の間に印加することができる最大電圧 윯
율
융を求めよ。
쑛
c 図
のように
쑛
bの同軸ケーブルの中心導体と外部導体に
に流したときについて
える。以下の問いに答えよ。ただし
同じ大きさ の電流を逆向き
電流は中心導体と外部導体のそ
れぞれにおいて断面に一様に流れているものとする。
쑛
ⅰ
同軸ケーブルの中心軸から 
> 0
離れた点における磁界の強さ  を求めよ。
쑛
ⅱ
中心軸からの距離 
> 0と磁界の強さ  の関係を示すグラフを描け。ただし
を  縦軸を  とすること。

ε
 

 
ε


図Ⅰ
図
横軸
쑛
2 電気回路に関する以下の問いに答えよ。
쑛
a テブナンの定理及びノートンの定理に関
2욼
욼

する以下の問いに答えよ。
쑛
ⅰ
テブナンの定理について説明するとと
もに,図

2욼
욽
に示す回路において 욽に流
れる電流 をテブナンの定理を用いて
求めよ。
쑛
ⅱ
図
ノートンの定理について説明するとと
もに,図
に示す回路において 욽に流
れる電流 をノートンの定理を用いて
求めよ。
쑛
b 図
のように
抵抗値  の抵抗
インダクタンス のコイル
自己
静電容量 
のコンデンサ,起電力  の電源
S욽
スイッ
チ S욼及び S욽を有する回路がある。以下の


問いに答えよ。
ただし

S욼

スイッチ S욼及び S욽はいずれも
理想的なものとする。
쑛
ⅰ
スイッチ S욼のみを閉じてから
図
時間
が
욼経過したときにコンデンサに蓄積
されている電荷を    
욼を用いて表せ。
ただし
쑛
ⅱ
スイッチ S욼を閉じる前において
コンデンサに蓄積されている電荷は0とする。
スイッチ S욼のみを閉じてから十分な時間が経過し
定常状態になったとする。その後
スイッチ S욼を開いた後にスイッチ S욽を閉じる。スイッチ S욽を閉じた時刻を0とするとき,
時刻 
> 0において抵抗に流れる電流 
が減衰振動する条件を示せ。
쑛
ⅲ
쑛
が減衰振動しているとき
ⅱの条件において 

を     を用いて表せ。
科目 13.材料力学
[機械系]
〔No. 13〕
本科目の選択者は
科目 18 (
構造力学(土木))
を同時に選択することはできません。
(材料力学(機械系))
【No. 13 】 材料力学に関する以下の設問に答えよ。
쑛
1 図Ⅰのように
とき
平面上において
長さ の
質な単純支持梁に集中荷重 を加えた。この
以下の問いに答えよ。
ただし
この梁の曲げ剛性を とし
自重は無視できるものとする。
2

3
O

1

3

A

図Ⅰ
쑛

= 0
 웭
= をそれぞれ求めよ。
a 支点から梁の両端に作用する反力 윱
쑛
b せん断力図(SFD)及び曲げモーメント図(BMD)の概形を描け。
쑛
c 軸正方向の梁のたわみ δは
d워
δ
 =
d워
点 Oからの距離 の関数であり
次式が成立する。
ア
⃝
2
2
0≦ ≦    ≦ ≦ のそれぞれの場合において
3
3
쑛
= 0における梁のたわみ角 θを求めよ。
d 点 O
ア に当てはまる数式を示せ。
空欄⃝
쑛
2 図
のように
剛性の天井に長さ  縦弾性係
数 ,単位体積当たりの重さ γの
下げ
質な棒をつり
さらに,棒の最下端に鉛直荷重 を作用さ
σ′
욍+ d욍
せた。このとき,以下の問いに答えよ。
ただし
d
욍
棒の最下端から鉛直上向き方向の距離
σ

が ,+ dである横断面の面積をそれぞれ 욍
,
욍+ d욍とし,棒の最下端における横断面の面積

웅
を 웅とする。
쑛
a 棒の最下端から鉛直上向き方向の距離が ,

+ dである横断面に作用する応力をそれぞれ
図
σ,σ′とする。この横断面に挟まれた微小体積要
素(図の斜線部)に作用する力の釣合いの式を,γ d 욍 d욍 σ σ′を用いて表せ。
쑛
b 棒の任意の位置における応力が等しい(平等強さの棒である)とき
쑛
ⅰ
욍を
쑛
ⅱ
棒に蓄えられるひずみエネルギーを
以下の問いに答えよ。
γ   웅を用いて表せ。
  γ  웅を用いて表せ。
なお
縦弾性係数  の微小体積要素に作用する引張応力を σとすると
σ워
のひずみエネルギーは 
である。
2
쑛
3 図
のように
長さ  縦弾性係数 の部材
AB ACからなるトラス構造の点 A に鉛直荷重 
を作用させた。このとき
ただし
し
単位体積当たり
B

以下の問いに答えよ。
AB ACの断面積をそれぞれ  2
と
A

自重は無視できるものとする。
쑛
a この系に蓄えられるひずみエネルギーが
3워

 = 
であることを示せ。
4
쑛
b カスティリアーノの定理を用いて 点 A の鉛
C



直方向の変位を求めよ。
쑛
c 次に
図
のように
のほか
点 A に水平
荷重  を作用させたと仮定する。このとき
図
こ
の系に蓄えられるひずみエネルギーを求めよ。
쑛
d 次に
いて
点 A に のみを作用させたときを
点 A の水平方向の変位を求めよ。
える。このとき
カスティリアーノの定理を用
科目 18.構造力学(
土木)
〔No. 18〕
本科目の選択者は
科目 13 (
材料力学[機械系]
)を同時に選択することはできません。
(構造力学(土木))
【No. 18】 構造力学に関する以下の設問に答えよ。
ただし
解答は
その導出過程も記述すること。
쑛
と軸圧縮力 を受ける梁−柱が
1 分布荷重 
き
図Ⅰのような梁−柱の微小部分を
ただし
軸方向にたわみ  を生じている。このと
えることにより
以下の問いに答えよ。
梁−柱の自重は無視できるものとする。
쑛
a 曲げによる曲率 φとたわみ  の関係を示す微分方程式を表せ。
쑛
b 曲げモーメント  とたわみ  の関係を示す微分方程式を表せ。ただし
梁−柱の曲げ剛性
を とする。
쑛
c 微小部分の変形後の状態で釣合いを
せん断力を  とし
쑛
d 쑛
cと同様に
え
쑛
e 쑛
cと쑛
dを用いて
쑛
f 以上より
える。モーメントに関する釣合い式を求めよ。ただし,
2次以上の微小項は無視してよい。
方向の力の釣合い式を求めよ。
分布荷重 
 軸圧縮力  たわみ  の関係を示す微分方程式を求めよ。
梁−柱の釣合い式である


たわみ  の4階の微分方程式を求めよ。


 + d



+ d

+ d

d
,
図Ⅰ
쑛
2 図
に示すように
一端固定・他端単純支持した柱を
える。この柱の座屈時におけるたわみ
形状の一般解を  = co
s+ si
n+ +  とする。

ただし 柱の曲げ剛性を とし 워= 
とする。また 柱の自重は無視できるものとす

る。
쑛
a 柱の境界条件を示せ。
쑛
b たわみ形状の一般解に쑛
aの境界条件を代入し
쑛
c 쑛
bの連立方程式の解が
    に関する連立方程式を導け。
 =  =  =  = 0以外の解を持つ条件が t
an
= 
であるこ
とを示せ。
쑛
an= 
を満たす最小の解は
d t
 1.43
πで与えられる。このときの座屈荷重 욂
욥を求
めよ。
쑛
욄を求めよ。
e このときの有効座屈長 
쑛
f このときの座屈形状の概形を描け。

剛体
B



A
욼

図
に示すような
ただし



쑛
3 図
C

욽
図
構造系の座屈に関して
ばね定数を とし
える。
部材 BCの曲げ剛性を とする。また
この構造系の自重は無
視できるものとする。
쑛
a が一定のとき
ばね定数 の値によって二つの座屈形状が
形状の概形を描け。
쑛
b 쑛
aのそれぞれの座屈形状に対する座屈荷重の大きさを求めよ。
쑛
c 二つの座屈形状の境界となるばね定数 の値を求めよ。
えられる。この二つの座屈
(土木計画)
B
以下の設問に答えよ。
⑴ 河川の基本高水の決定は亜一般に亜その対象とする河川の特性に応じて亜適切な洪水流出モ
デルを用いて対象降雨を流量に変換することにより行う。一般的に用いられる洪水流出モデル
を三つ挙げ亜それぞれの特徴について説明せよ。
⑵ 洪水防御計画の立案に当たっては亜基本高水を合理的に河道亜洪水調節施設に配分して亜主
要地点の河道亜ダム等の計画の基本となる計画高水流量を決定することとなるが亜基本高水を
河道と洪水調節施設に配分する際に検討すべき事項を三つ挙げよ。
⑶
洪水は自然現象であり亜計画高水を上回る洪水(超過洪水)が発生する可能性がある。超過洪
水に対する具体的な対策として考えられるものを三つ挙げよ。
⑷ 以下の施設について亜施設を設置する目的及び設置茜運用に際しての留意事項をそれぞれ簡
潔に説明せよ。
排水機場
⒝
砂防えん堤
⑸
⒜
日本の河川には多数の河川構造物(樋門茜樋管亜堰等)が存在し亜近年亜これら施設の老朽化
が進んでおり亜より効率的な河川管理が求められているところである。それに伴い亜河川構造
物の長寿命化及び更新に関する様々な取組がなされているが亜この取組に際して特に考慮すべ
き事項について説明せよ。
科目23唖材料工学材料科学No.23A亜23B
(材料工学(材料科学))
【No.
23】
A
次のA亜Bいずれか一つのみに答えよ。
結晶構造及び酸化鉄に関する以下の設問に答えよ。
⑴ 塩化ナトリウム型構造及びスピネル型構造は亜陰イオンが作る面心立方配列の間隙中に亜陽
イオンが入った構造とみなせる。陰イオンの面心立方格子を二つ図示し亜それぞれの面心立方
格子に陰イオンで囲まれた八面体間隙亜四面体間隙を示せ。その際亜単位格子の端にある位置
も示すこと。また亜面心立方格子の単位格子中に含まれる陰イオン亜八面体間隙及び四面体間
隙の数を求めよ。
⑵
図は亜FeO-Fe 2O 3 系の平衡相と温度の
関係を示している。点 x の組成の融液を亜
1600
気相中の酸素分圧が 10 安8 atm(10 安3 Pa)の
1400
もとで平衡を保ちながら冷却し亜破線のよ
化について説明せよ。その際亜生じる固相
中の Fe-O 比 がどのように変化するかに
ついても説明せよ。
温度 ℃
うに相を変化させる。この過程で起きる変
1200
x
a
b
c
FeO相
d
e
f
1000
800
600
400
200
FeO
⑶
10 20 30 40 50 60
80 90
wt %
ウスタイトは亜塩化ナトリウム型構造をもつ不定比化合物である。ウスタイトに関する以下
の問いに答えよ。
⒜ ウスタイトが定比化合物(Fe:O 暗:)であると仮定したときのウスタイトの理論密
度を求めよ。
ただし亜アボガドロ定数は 6.0 庵 10 23 mol 安1亜ウスタイトの格子定数は 0.43 nm とし亜O
及び Fe の原子量はそれぞれ 16亜56 とする。
⒝
ウスタイトの実測密度は亜5.7 g/cm 3 であった。どのような格子欠陥があると予想される
か説明せよ。
⑷ スピネル型構造の酸化物は亜A の陽イオン亜B の陽イオン及び酸化物イオンからなる複合酸
化物で亜組成式 AB 2O 4 で表される。スピネル型酸化物に関する以下の問いに答えよ。
⒜
MgAl 2O 4 は正スピネルであり亜イオンの配置を考慮した化学式を用いると亜MgUAl 2VO 4
と表される。正スピネルと逆スピネルの違いを説明せよ。
⒝ Fe 3O 4 は陽イオンとして Fe 2袷 と Fe 3袷 を含み亜スピネル型構造をとる。Fe 3O 4 は亜正ス
ピネルか逆スピネルか答えよ。また亜⒜の例に倣って亜イオンの配置を考慮した化学式を示
せ。
⑸
スピネル型構造の酸化物の磁性に関する以下の問いに答えよ。
⒜ 常磁性体亜強磁性体亜反強磁性体亜フェリ磁性体のスピン配列を亜適宜亜図を用いて説明
せよ。
⒝ γ-Fe 2O 3 には亜スピネル型構造の八面体位置に高濃度の原子空孔が存在する。原子空孔を
Δ として亜⑷の例に倣って亜イオン配置を考慮に入れた化学式を示せ。
⒞ 絶対零度での Fe 3O 4 と γ-Fe 2O 3 の化学式当たりの磁気モーメントを mμ B としたとき亜こ
の m の値をそれぞれ見積もれ。
ただし亜μ B はボーア磁子であり亜鉄イオンの不対電子の数が n 個のとき亜イオン一個当
たりの磁気モーメントを nμ B とする。すなわち亜高スピン状態の Fe 3袷 イオン(3d 5)一個当
たりの磁気モーメントを 5 μ B とする。
(原子力工学(原子炉・核燃料サイクル))
B
以下の設問に答えよ。
쑛
1 以下の基本的事項に関する問いに答えよ。
쑛
a 쓕核分裂」とはいかなる現象であるか簡潔に述べよ。また
쓕
核分裂連鎖反応」について説明
せよ。
쑛
b 軽水炉で
使用済燃料を再処理し
ウランとプルトニウムを再利用する際の核燃料サイク
ルのフローシートを描け。
쑛
2 ウラン濃縮に関する以下の問いに答えよ。
쑛
a 我が国の原子力発電において
쑛
b ウラン濃縮には
ウラン濃縮が必要となる理由を説明せよ。
主に쓕ガス拡散法」 쓕遠心分離法」 쓕レーザー法」 쓕化学交換法」
がある。
これらのうち単一の分離操作における分離能力が最も高いものを選び
その原理及び選んだ
理由を説明せよ。
쑛
3 使用済燃料の再処理に関する以下の問いに答えよ。
쑛
a 再処理工場の設計では
一般の化学プラントとは異なる配慮が必要となる。再処理プラン
トの設計で特に配慮が必要な事項のうち重要なものを二つ選び説明せよ。
쑛
法について
b 現在の再処理工場で採用されているピューレックス(PUREX)
物質名を含む処理のフローを簡潔に説明せよ。
その原理及び
(船舶海洋工学(構造))
B
船舶の構造設計等に関する以下の設問に答えよ。
쑛
1 図Ⅰは
油タンカーの横断面の模式図の一部である。クロスタイ(矢印で示された部材)の役
割について説明せよ。
クロスタイ
図Ⅰ
쑛
2 クロスタイを設計する際は
座屈強度を
もつ長さ の細長い梁について
ただし
慮する必要がある。図
のような一様な横断面を
以下の問いに答えよ。
は  と比べて十分小さいものとする。



2


中立軸


2

図
쑛
a 横断面の中立軸に関する断面二次モーメント を求めよ。
쑛
b この梁に軸圧縮荷重を作用させ
その大きさを徐々に大きくしたところ座屈が生じた。こ
のときの荷重を求めよ。
ただし
縦弾性係数を  とし
梁の両端は単純支持されているものとする。
쑛
3 座礁又は衝突による油タンカーからの貨物油の流出を防止するための構造の特徴について
関連する国際条約に触れつつ
図を交えて示せ。
쑛
4 2012年に多数の死者を出す旅客船の座礁事故が発生し
が折損する事故が発生した。これらを踏まえ
のようにその専門知識を活用し
きるかについて
20
13年にはインド洋でコンテナ船
船舶海洋工学の専門知識を有する行政官が
ど
どのように安全・安心な生活又は豊かな社会の実現に貢献で
1
0行程度で説明せよ。