◆ 内容についてのお問い合わせ 独立行政法人 国際協力機構(JICA) 東北支部担当:鎌田 TEL: 022-223-5775 FAX: 022-227-3090 E-mail:[email protected] 2015 年 2 月 10 日 JICA の招きで来日する途上国の新聞記者ら 石巻・南三陸で東日本大震災の経験や教訓を取材 開発途上国の新聞記者ら17名は、JICA(国際協力機構)の招きで、2月15日から2月28日まで来日し、 東日本大震災や阪神・淡路大震災の経験をふまえた教訓や課題について取材します。一行は、2 月 22 日 から 26 日まで宮城県に滞在し、石巻市雄勝地区在住で、教職員に小学校生徒の避難を働きかけて児童の 命を救った佐藤真紀さんや、震災後に 5 か月間避難所を運営して住民を受け入れた南三陸ホテル観洋の 女将の阿部憲子さんを取材します。また、南三陸町では、戸倉中学校仮設団地を訪問し、住民との意見交 換を行うほか、宮城県漁業協同組合志津川支所戸倉出張所を訪問し、牡蠣養殖の現場を取材します。 これは、JICA が毎年実施している「海外メディア本邦招聘プログラム」の一環です。今年は、阪神淡路大 震災から 20 年、東日本大震災から 4 年の節目であり、また第三回国連防災世界会議(3 月 14 日~18 日、 仙台)の開催を目前に控え、日本の被災地における復興の状況や日本が開発途上国で行う災害復興・防 災分野の支援活動に世界が注目するタイミングに合わせ、「防災・災害復興」をテーマに実施します。地震 や風水害などの自然災害が多く、防災や災害復興への関心が高いアジアや中南米各国の新聞記者らが 参加予定です。 以下、取材可能なプログラムをご覧の上、取材をご検討ください(なお、取材時には通訳が付き添いま す)。 1. 取材可能なプログラム 日 時間 2/24 (火) 10:00-12: 00 石巻市雄勝地区 佐藤真紀さんの案内で、佐藤さんご自宅、雄勝小学校跡地、雄 勝病院、佐藤さんが避難した高台等を回りながら、震災時の経 験を紹介 14:40-16:00 南三陸町内 南三陸ホテル観洋従業員による町内視察 16:00-17:30 南三陸ホテル観洋 阿部憲子女将が、東日本大震災時および震災後の避難所運営 の経験などについて講演 9:00-11:00 南三陸町立戸倉中 学校 同学校の仮設団地住民のラジオ体操見学、住民との意見交換 13:00-16:00 宮城県漁業協同組 合志津川支所戸倉 出張所 牡蠣養殖の現場視察、漁業関係者との意見交換 2/25 (水) 訪問先 内容 2. プログラム参加者 インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナム、ミャンマー、フィジー、バングラデシュ、パキスタン、スリランカ、 エルサルバドル、ホンジュラス、ブラジル、ペルー、ニカラグア、チリ、コロンビア、イラン(17 か国)の新聞 記者ら 17 名
© Copyright 2025 ExpyDoc