JICAが報道機関に配布した資料 PRESS RELEASE 独立行政法人国際協力機構中小企業支援調査課 2016 年 2 月 21 日タイ国地方道路局職員が日本の最先端道路陥没予防技術を研修！国際協力機構（JICA）の中小企業海外展開支援事業によりタイ国で「日本の道路陥没リスク診断技術を活用した道路ネットワークのレジリエンス強化に係る案件化調査」を実施しているジオ・サーチ株式会社（東京都大田区、冨田洋代表取締役社長）は、タイ国地方道路局職員を招聘し、道路陥没リスク診断にかかる関連技術を見学します。主な訪問先は、ジオ・サーチ株式会社本社、東京大学、福岡市です。ジオ・サーチ株式会社は、自走式探査車「スケルカ」を用い、地中レーダ装置により最高速度 60km/h で走行しながら路面下の空洞を探査し道路の安全性を診断するサービスを提供しています。これは、2015 年国連防災世界会議の併催イベント「ジャパン・レジリエンス・アワード」で「特別顧問賞古屋圭司(初代国土強靭化担当大臣)賞」を受賞するなど、注目を集めている技術です。今月はじめに、５日間にわたってタイ現地で「スケルカ」による 200km の計測を終え、現在はデータ解析による診断を進めています。 ■事業概要本案件化調査では、タイでの陥没診断サービスのニーズと該当技術の適用性を評価し、自走式探査車「スケルカ」を用いた先進的な路面陥没対策の立案を目指す計画です。タイ現地での自走式探査車「スケルカ」計測状況タイ国地方道路局本部「スケルカ」説明会 ■視察日程 2/23(火) ジオ・サーチ本社訪問、東京大学生産技術研究所空洞実験施設見学・ディスカッション 2/24(水) ジオ・サーチ本社での技術研修・ディスカッション 2/25(木) 福岡市における先進的な陥没防止事業の取組み講義聴講・市内関連施設見学 ■研修参加者タイ国地方道路局職員 3 名【本件に関する問い合わせ先】独立行政法人国際協力機構国内事業部中小企業支援調査課担当：舛岡 TEL (03)5226-9283（代表） e-mail: [email protected]