平成27年度「ふくしまの農育」推進事業について

平成27年度「ふくしまの農育」推進事業について
平成27年2月 福島県農村振興課
≪背景・目的≫
・本県農村地域の過疎化・高齢化
東日本大震災の影響
→地域力の低下
・地域の未来を担う子どもたち
→農村の環境とのふれあい
・学びの機会減少
農村地域を学びの場として活用し
・農地、土地改良施設の役割
・農業・農村地域の大切さ
・自然環境の大切さ
・食・命の大切さ
への理解を促進
・豊かな感性と深い見識
・農業・農村への興味・関心
を持った子どもたちの育成
県モデル事業の更なる推進
小学校等との連携による協力体制・農地確保推進
1 「田んぼの学校・畑の学校」
実践モデル事業(継続)
2 「田んぼの学校・畑の学校」
交流促進事業(新規)
事業主体: 県(農林事務所)
地元農家等の協力を得ながら、「田んぼの学
校」又は「畑の学校」のいずれかを実施する小
学校について、県が経費の一部を支出し、農業
の専門的知識に係る指導・助言を受けることが
できる。
学
校
事業主体: 小学校、土地改良区、農協、
地域住民活動団体等
学校周辺の農地確保が困難な小学校が、近
隣の「田んぼ(畑)の学校」実施校等と連携して
農作業体験を行う場合に経費の補助を受けるこ
とができる。
協適
力当
農な近
家農隣
が地に
いが
なな
いい
連携
県
経費の一部を支出
人的・物的支援の実施
農業の専門的知識に係る指導・
助言の実施等
農家
等
※各方部1校、7方部
で実施
学
校
連携
県
受入
体制
田んぼの学校・畑の学校を実施している
小学校、土地改良区、農協、地域住民活
動団体等、農作業体験の実施を受け入れ
ることのできる体制を有する地域
※避難による仮
設校舎等の多
い4方部を想定
年間スケジュールの一例(田んぼの学校の場合)
4月:開校式 5月:田植え 7月:生きもの調査 10月:稲刈り 11月:施設見学 12月:収穫祭 1月:発表会・閉校式 等
※各学校の状況や教育方針に合わせたスケジュール設定も可能です。
≪期待される効果≫
(子ども達にとって)
○農業の大切さや農作業の楽しさ、大変さ、収穫の喜びを知ることにより、地域の応援団など多くの人たちとの強い繋がり
を形成
○農村地域の役割や多面的機能、重要性の理解促進
(地域にとって)
○農村の自然環境に対する豊かな完成や見識を持つ住民等の広がりによる、地域環境の見直しや活性化のきっかけづ
くり
ふくしまの農業・農村の
○学校、農家、地域住民の交流促進による地域づくりの発展
(本県農業にとって)
持続的な発展へ
○本県の農業・農村振興に係るPR・情報発信
本事業に関するお問い合せはこちらまで
福島県農林水産部農村振興課 TEL:024-521-7416