学校だより第10号

学校だより
平成24年9月21日(金)
発行者:新宿区立
第10号
命の大切さ
≪道徳授業地区公開講座≫
新宿西戸山中学校
≪感じること・考えること・行動すること≫
講演を聞いて感じ
たことは、自分が
9月8日(土)に道徳授業地区公開講座を開催
「感じ・考え・行動
いたしました。道徳授業地区公開講座は、東京都
する」ことの大切さ
教育委員会の主催で平成10年度から始まり、道
でした。『命が大切
徳の授業の充実、家庭・学校・地域が一体となっ
である』ことは、だ
て子供たちの心の教育の推進を目指しています。
れもが知っていることです。しかし、毎日、平穏
今年度、本校では『命の大切さ』をテーマとし、
に生活しているときには、生きていることのあり
全学年で「生命尊重」や「自他の尊重」を主題と
がたさや一日一日を大切にする気持ちはつい忘れ
した道徳の授業を行いました。また、講師の先生
がちになります。今回の道徳授業地区公開講座で
をお招きし、『命の大切さを考える』というテー
は、大変つらいご経験をされた鷲尾先生をお招き
マで講演会を設定しました。
し、生徒の皆さんに『命の大切さ』について感じ・
道徳の授業および講演会には、保護者の方々に
もご参観いただきました。
考えてほしいと思いました。この講演が命のこと
を考える機会となり、自分自身の生き方や行動に
何か良い影響が得られればと願っています。
≪講演の要約≫ 講師:鷲 尾 洋 子 先生
≪生徒の感想文から≫
(公益社団法人被害者支援都民センター相談員)
一つの事件や事故で命を失うと多くの人が悲しむ。命の大切
3年生 早川 和希 さん
さについて自分で感じて考えてほしい。ニュースで事件や事故
講演を聞いて一番心に残ったのは、
「私たちは生きているの
の報道があるが、他人のこととして聞き流していることが多い
ではなく、生かされている。
」ということだ。
(中略)考えてみ
と思う。事件や事故は突然襲ってくる。交通事故に遭うとはみ
ると、確かに僕は一人で生きているわけじゃない。家族がいる。
んな思っていないはず。しかし、事故は突然襲ってきた。
僕は家族の一員として生活している。友達もいる。友達のいな
数年前、家族三人で車に乗って出かけたとき、突然中央分離
い生活など考えられない。
帯を越えて車が突っ込み、乗っている車は大破。運転手の主人
は心停止、息子も大けが、私は歩けたので、驚くほどに冷静に
2年生 銘苅 心愛 さん
子供を救出し、主人の脈をとり、救急車の要請、実家への連絡
今回の「命の大切さを考える」鷲尾先生のお話で、命を大切
などをした。病院に搬送されて、落ち着いたところで自分も意
にしようと何度も思いました。
「人によって傷つき、人に助け
識を失い、2週間入院した。
られる。
」という言葉は話の中で一番、私の心に残った言葉で
主人を亡くして1年間は事故のことなどは考えられなかっ
たが、ようやく最近になって、家族を失うようなつらいことは
す。人とのかかわりの大切にし、命も大事にしたいとこの教室
で改めて学ぶことができてよかったです。
だれにも感じてほしくないと願い、講演活動を行うようになっ
た。だれも被害者にしたくないし、加害者にもなってほしくな
い。人生はうまくいかないことのほうが多い。苦しみや悩みは
1年生 田中 智恵 さん
この授業を通して私は、
「いつかは生きたくても限界がくる。
たくさんある。それに負けるのではなく、そこから這い上がる
差最後の最後まで生きたいと思っても叶えられない命の重さ
力を持ってほしい。自分が死と直面して自分は「生かされてい
がある。
」ということを実感しました。このことから、命を大
るのだ。
」とつくづく感じ、命を大切にしたい。人は人によっ
事にし、命を無駄にしないようにして、生きるため精一杯前に
て傷つけられ、人によって救われる。自分自身を大切にし、結
進んでいきたいと思います。
果を恐れずチャレンジするたくましさをもってください。
※
これらの他にも素晴らしい作文がたくさんありました。
自然災害からも命を守る
今年度の本校の安全指導では、実際の災害に備
夏休み中の生徒の活動
≪生き生きとした発表・・・英語学芸発表会≫
えた実践的な訓練を目指しています。その取り組
8月21日(火)に
みの一つが小学校との合同引取り訓練でありま
四谷区民館において
す。また、今学期には、実際の災害発生時に近い
新宿区英語学芸発表
状況での避難訓練を計画中です。
会が行われ、本校か
≪引取り訓練のご協力ありがとうございました≫
らESS部の生徒が出
場しました。
“Funny
8 月 31 日の引取り
訓練には多くの保護
Story 2012”を見事に演じ Nice Performance 賞を受
者の皆様にご協力い
賞しました。すべてのセリフが英語であることは
ただきました。当日
当然ですが、その発音やイントネーション、表情
は、大地震発生を想
までもが中学生とは思えない表現でした。夏休み
定し、安全確保・校
中の練習の中で、自分たちでいろいろ工夫し、細
庭への避難・保護者
<小学校との合同引取り訓練>
かな演技を作り上げた努力はとても評価できると
への引き渡しという流れの訓練となりました。実
思います。あとわずかなポイントで 3 位に入賞で
際に震災が発生した場合は、保護者の方が引取り
きた堂々たる演技でした。学芸発表会でも演じま
に来るまで、かなりの時間を要することが想定さ
すので、皆さんもぜひごらんください。
れますが、お見えになるまで学校で保護します。
≪保健給食委員会による淀橋市場見学会≫
保健給食委員のメンバーが8月7日(火)朝5時
≪タタメットズキン貸与≫
地震発生時の生徒の安全確保のため、新宿区で
45分に学校に集合して、淀橋市場の見学に行き
は、生徒用折り畳み式ヘルメットが貸与され、各
ました。地域の方のご紹介いただき、市場の関係
<折り畳み式ヘルメット>
教室に配備されま
者の方々のご協力をいた
した。震災時に活用
だいて実現しました。市
できるよう着装訓
場内では、野菜の流通に
練や避難訓練時の
関する説明を受けた後
使用を進めます。
に、実際の競りの場面を
ご家庭でも家庭
見学しました。新鮮でお
用備蓄品を確認する
など、震災への十分な備えをお願いします。
いしい野菜や果物を各家庭に流通させるために、
生産者や流通に関わる方々が色々と苦労されてい
ることがわかりました。食育としても大変良い経
験をさせていただきました。
また、安全指導とは直接関係がありませんが、
≪理科部の水ロケットの実験≫
9月9日(日)には、本校を避難所とする地元町
理科部の生徒が、夏
会・自治会の方々と避難所運営管理協議会を開き
休み中の活動として、
ました。大規模震災に備え防災用備蓄品の確認や
水ロケットの製作にチ
避難スペースの確認、避難所運営方法などの協議
ャレンジしました。セ
を行いました。10 月 14 日(日)に避難所開設訓
ッティングがうまくい
練を実施する予定です。各ご家庭でお住まいの地
くと50m以上の飛行距離になりました。この他
域ごとに避難所が指定されておりますので、お子
に国立科学博物館・上野動物園の見学、結晶作り
様と避難所の場所の確認などもお願いします。
(住
の実験、地層と磯の生物の観察、高尾山の自然観
所によって、本校が避難所に指定されていないご
察(プラナリアの観察)、葛西臨海水族館の見学な
家庭もあります。
)
ど活発な活動を行いました。